14. 10 / 22
ユーミンがユーミンであるように
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sekimoto
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> 思うこと
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好きなアーティストの新譜を買って,がっかりすることがある.曲調がガラリと変わっている.人はそれを「発展」であるとか「革新的」であるとか,体の良い言葉を与えるけれど,本当はわかっている.最初のやつが一番良かったと.
創造を生業とする仕事は難しい.創造する側は常に自分の殻を脱ぎ捨て,新しい自分を発見したいと思う.それは時に勇気と称されることもあるけれど,実際には違う.退屈こそが最大の脅威.マンネリを避け,新しくなくてはいけないという強迫観念が我々を襲う.新しさこそが創造であると.
ところが社会の受け止め方は違うのだ.定まった価値をいかに持続させるか.それこそがロングセラーの秘訣である.子供の頃あって,今なお普通にあるもの.偉大なるマンネリズム.いや,それを私は普遍性と呼びたい.
プランニングをしていてふと気づく.またこのパターンかと.世に建築のスタイルは無数あれど,なぜ自分はこの枠の中に収斂してゆくのか,自分でも説明が付かない.気づけばこれなのだ.そして少し嫌になる.これは自分が小さな枠の中に囚われ,もっと大きな価値が見いだせていないのではないか.退屈こそが最大の脅威.新しくなくてはいけないという強迫観念が私を襲う.
ところが社会の受け止め方は違うのだ.定まった価値をいかに持続させるか.それこそがクライアントを満足させることのできる唯一の方法なのである.だって,クライアントは”リオタデザインのカタログ”を見て決めたのだから.開けたら違う商品が入っていたのでは,クレームになってしまうのである.
それを私は普遍性と呼びたい.
サザンがサザンであるように.ユーミンがユーミンであるように.
創造を生業とする仕事は難しい.創造する側は常に自分の殻を脱ぎ捨て,新しい自分を発見したいと思う.それは時に勇気と称されることもあるけれど,実際には違う.退屈こそが最大の脅威.マンネリを避け,新しくなくてはいけないという強迫観念が我々を襲う.新しさこそが創造であると.
ところが社会の受け止め方は違うのだ.定まった価値をいかに持続させるか.それこそがロングセラーの秘訣である.子供の頃あって,今なお普通にあるもの.偉大なるマンネリズム.いや,それを私は普遍性と呼びたい.
プランニングをしていてふと気づく.またこのパターンかと.世に建築のスタイルは無数あれど,なぜ自分はこの枠の中に収斂してゆくのか,自分でも説明が付かない.気づけばこれなのだ.そして少し嫌になる.これは自分が小さな枠の中に囚われ,もっと大きな価値が見いだせていないのではないか.退屈こそが最大の脅威.新しくなくてはいけないという強迫観念が私を襲う.
ところが社会の受け止め方は違うのだ.定まった価値をいかに持続させるか.それこそがクライアントを満足させることのできる唯一の方法なのである.だって,クライアントは”リオタデザインのカタログ”を見て決めたのだから.開けたら違う商品が入っていたのでは,クレームになってしまうのである.
それを私は普遍性と呼びたい.
サザンがサザンであるように.ユーミンがユーミンであるように.
14. 10 / 20
オブジェ
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sekimoto
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> 子ども
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研究者であるクライアントより「幸せ」についての調査協力を頼まれた。1日のうちで、幸せを感じた瞬間を5枚写真に撮って欲しいというもの。
そもそも、1日という限定された時間で「幸せ」を感じる瞬間なんて5回もあるだろうか。そんな疑問を感じつつ引き受けたのだけれど、面白いもので、意識していると意外と頻繁にその瞬間はやってくる。もちろんささやかなものだけれど。
これはその一枚。
昨日息子は幼稚園から通っている美術教室の行事で、横浜美術大学の学園祭に行ってきた。行く前は面倒くさそうな感じだったのに、帰ってきての第一声は「ちょー楽しかった!」
これはその学園祭で、彼のお小遣いで買ってきた品々。彼がそのどこに惹かれて買ったのか、想像しているだけでちょっと楽しい。で何より、スポーツも勉強も落ちこぼれの彼が唯一続けている美術の、美術だけを教える美術大学の学園祭に行って「ちょー楽しかった」と言ってくれたのがなんだか嬉しかった。
子供には好きなことだけをやっていてもらいたいなあ。彼が選んだこのキッチュなオブジェを眺めながらパチリ。
14. 10 / 19
【トンガリの家】オープンハウス終了!
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sekimoto
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> OPENHOUSE
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昨日,「トンガリの家」オープンハウスは無事終了しました.
秋晴れ,駅近,都内ということもあってか,いつもより多くの方に来て頂くことができました.いつもの常連さん,久しぶりに顔を合わせる方,初めましてな方,皆様足を運んで下さり,本当にありがとうございました!
今回の住宅は,三角形の変形地に建つ三角プランの家.その複雑な屋根形状とは裏腹に,内部構成は明快で見所のわかりやすい家だったかもしれません.
その大胆な屋根架構など,空間としての面白さもあったと思いますが,いらして下さった皆さんの様子を見ていると,空間全体のことに加えて,前日のブログに書いたビーンズコスモスや,ロフトの展望窓,エントランス脇にちょっと設けた光のニッチなど,ちょっとした遊びのスペースに,皆さん歓声を上げて面白がって下さいました.
この家の設計のために考えたことはもちろん山ほどあったのですが,今回は説明不要でしたね.
ただ今回のような困難山積みの家?というのは,そう毎回できるわけではありません.正直しんどいです・・
それを乗り越えるためには,構造家などの協力も不可欠ですが,心強く伴走して下さるクライアントのスタンスというのが,とても重要だということをあらためて感じます.私はそれを共犯関係と言っていますが,”危ない遊び”を一緒になって楽しんで下さるパートナーがいなくては成立しないのだと思います.
オープンハウス終了後には,クライアントが打ち上げの席を用意して下さいました.我々の”作戦”が成功裏に終わったことを,共犯者とアジトで喜び合う,そんなところでしょうか.
肩の力が抜けて,設計の打合せでは話さなかったような話がポンポンと飛び出します.我々以外にどんな建築家がご依頼の候補に挙がっていたのか,ファーストプランを正直どんな気持ちで受け止めたのかなど,根掘り葉掘り聞いてしまいました.
もう私はお腹が痛くなるほど笑いました!
オープンハウスの日に,終電で帰ったというのも初めてのことです笑
最後にビーンズコスモス.昼の光ではLEDの灯った様子をお見せできませんでしたが,夜のその光景は本当に幻想的でした.トンガリの家,実に壮大な作戦でした.ミッション終了.関係者の皆さま,お疲れさまでした!
14. 10 / 17
ビーンズコスモス
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sekimoto
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> 仕事
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本日「トンガリの家」の引渡しがありました.
通常引渡しといえば,修正箇所をチェックして,鍵を渡しておしまいなのですが,この家にはまだまだ大切な儀式が残っています.そう,アートピースの挿入です.
クライアントの知人であり,ミラノ在住の美術家・廣瀬智央さんとは計画段階で渋谷でお会いし,今回の住宅とコラボレーションできるとしたら,どのようなことが可能かについて話し合いました.
もちろんアートの制作には途方もないお金がかかることもあるので,そんな大それた事はできませんが,外部にも開かれたものであること,ご家族の生活の一部になる場所に設けることなどを確認し,トンガリ窓の脇に開口部と共に設けることにしました.
作品は「ビーンズコスモス」.豊穣のシンボルである豆(大豆や小豆など)をアクリルの中に閉じ込めた廣瀬さんの代表作品ですが,今回はこれに加えクライアントのご家族や,日野の場所性を暗示した情報をタイムカプセルのように封じ込めてあります.
◇
工務店さんとのお引き渡しが終わった後,厳かにそれは行われました.
そうっと取り出されたアートは静かに壁の中に・・
壁にぴったり!よかった.嵌まった瞬間,難解なパズルの最後の鍵(ピース)がやっと差し込まれたような気がしました.
隣家の緑が室内に飛び込んできます.とってもきれいです.不思議な視覚効果ですが,このキューブが壁を貫通して,向こうの景色が室内に滲み出してきたかのような錯覚を覚えます.この敷地の場所性,空間,そしてご家族がひとつになった瞬間でした.これにはクライアントも大喜び!
実はこの壁の中には小型LED照明も仕込まれています.これが夜になるとぼうっと光るのです.ただ,あまりに繊細なので昼にはわかりませんが.これを早く暗くなってから見たい!
この照明検討では照明器具メーカーのDAIKOさんや,照明デザイナーの梅田かおりさんにもご協力頂きました.たくさん,色んな人を巻き込んでこの家はできています.
明日はいよいよオープンハウスです.
クライアントは2012年暮れの「DONUT」オープンハウスに初めていらしてから,我が事務所のオープンハウスは一度も欠席なしの皆勤賞.リオタデザインの熱烈なファンと言い切って憚らない,こんなクライアントに恵まれ私も幸せ者です.
当然今回のオープンハウスにも気合い十分!
オープンハウスに向けて家具も全て揃えて下さり,明日はかなり完成度の高いお披露目になりそうです.どうかお楽しみに!
情報はこちらより.
https://www.riotadesign.com/blog/141007.html
こんなところも・・笑
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