17. 04 / 14
編集者
author
sekimoto
category
> 仕事
Warning: Undefined array key 1 in /home/riotadesign/riotadesign.com/public_html/wp-content/themes/rd/blog/cat_sekimoto.html on line 48
住宅設計者と編集者は似ている。私は作品を生み出しているのではなく、生活者にインタビューをし、それを編集しているに過ぎない。だから住宅のヒアリングは取材みたいなものだといつも思う。
編集者が取材対象がないと誌面が作れないように、私もクライアントがいないと線が一本も引けない。わき上がるアイデアなどない。私は作家ではないのだとつくづく思う。
同様に自作を語るのは苦しい。人の作品を語るときは饒舌だ。いくらでも語れるし、掘り下げられる。同じ壇上に居ても、私の天職は司会者のほう。インタビューも、される方じゃなくてする方が合っている。
次号の建築知識ビルダーズでは、益子先生の設計によるホテリアアルトを掘り下げる。私が案内役となる。今から言葉が溢れて止まらない。さすが編集長の木藤さん、私の使い方をよく分かっておられるようだ。
17. 04 / 12
どんだけ
author
sekimoto
category
> 生活
Warning: Undefined array key 1 in /home/riotadesign/riotadesign.com/public_html/wp-content/themes/rd/blog/cat_sekimoto.html on line 48
まさか花見?と思いつつ、我が家は川原の騒ぎが聞こえるほどの距離ではない。耳を塞ぐほどの音量ではないが、確かに近くで誰かが歌っているような声が聞こえる。
翌日曜も、お昼頃に外に出ると前日と同じような異様な音が町内に響き渡っていた。でも音源が特定できない。こんな不気味なことってあるだろうか。
そして今日、驚愕の事実を知った。ももクロがコンサートをしていたらしい。しかも隣の富士見市で。直線距離だと4~5kmはあるだろうか。まるで200mくらいの距離のところでやっているかのような音だったのでびっくり。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170412-00000068-san-l11
しかもYahooニュースによると、20km離れた都内でも聞こえたとか。男塾の大鐘音か。苦情が87件というが、おそらく3万人くらいの人が音源を特定できず「?」と思っていたに違いない。
このニュースに思うことはひとつである。
埼玉どんだけ静かなんだということ。
◇
17. 04 / 11
ベルックス
author
sekimoto
category
> メディア
Warning: Undefined array key 1 in /home/riotadesign/riotadesign.com/public_html/wp-content/themes/rd/blog/cat_sekimoto.html on line 48
デンマークのトップライトメーカー、ベルックスさんのサイトに、我々の設計した「緩斜面の家」の実例を載せて頂きました。
○KOMFORT 実例集
http://www.velux.co.jp/cases/gallery-komfort2/case4
今ではかなりの頻度で、トップライトを設計に織り込むことが多くなってきました。思えばきっかけとなったのは、この緩斜面の家だったような気がします。
この住宅には3箇所のトップライトがあるのですが、それまでトップライトというと「夏暑いんじゃないか」とか「コストアップになる」「雨漏りが心配」といったネガティブな理由で、あえて避けていたところもあったのですが、この住宅での使用でそれらは吹き飛びました。
適所に設けると、夏も風を掴まえてくれて実に涼しいんですね。そりゃ何もしないよりはコストアップになりますが、この光の効果を考えると魅力は余りあります(もちろん設計によりけりですよ)。
というわけで、このブログでも思わず宣伝めいたことを書いてしまいましたが(広告料はもらってません笑)、どうかサイトの方はチェックしてみて下さい。
ちなみにベルックスの広告は一線で活躍されている著名建築家の事例が多く紹介されることでも有名。今回そんなベルックスさんのサイトに住宅を掲載して頂けたことを光栄に思います。
○ほかの住宅の実例集はこちら
http://www.velux.co.jp/cases/gallery-komfort
17. 04 / 09
ミュシャ展
author
sekimoto
category
> 生活
Warning: Undefined array key 1 in /home/riotadesign/riotadesign.com/public_html/wp-content/themes/rd/blog/cat_sekimoto.html on line 48
国立新美術館のミュシャ展に行ってきました。
高さ6mものスラブ叙事詩をテーマとした作品群をどのように描いたのかにも興味がありますが、その絵の背景にあるメッセージにも強く引き込まれました。風景画とも宗教画とも異なるそれらは、一種の”暗号”のようでもあり、スラブ民族が歩んできた歴史とその意味性とが幾重にも重ね合わせてあります。
国家の未来はその歴史を正しく理解し認識することからはじまるというミュシャ。我々は我が国の歴史を正しく認識しているでしょうか。厚い歴史書を紐解くのは骨の折れる作業ですが、その膨大な情報を一切の文字を使わず、キャンバスに表現したミュシャの作品は、まさしくチェコの宝と言うべきものかもしれません。またそれを可能にするのが芸術の力なのですね。
展覧会は6月までですが、行かれた際はどうかイアホン解説を借りられることをお勧めします。絵に描かれたモチーフの何気ない仕草や表情、構図に至るまですべてに意味があり、予備知識もなく眺めてもさっぱりわからないかもしれません。単に眺めて「きれいだな」とかいう絵ではないんですね。でもそこに封印された謎の一端に触れると、キャンバスの向こう側に連れて行ってもらえるかもしれません。
しかし大変な混雑でした。チケットはコンビニなどで事前購入し、アサイチでの来場をお勧めします。先に行った奥さんの助言でそうしたので、スムーズに入れました。また後日、同美術館で開催中の草間彌生展にも足を運びたいと思います。
週末は心の充電です。
17. 03 / 31
MBT-12
author
sekimoto
category
> 仕事
Warning: Undefined array key 1 in /home/riotadesign/riotadesign.com/public_html/wp-content/themes/rd/blog/cat_sekimoto.html on line 48
独立以来、定番の引手だったスガツネのMBT-12がとうとう廃番になってしまった。今月追い込みだった現場で言われてはじめて知り、ショックを受けた。
引手というのは設計者にとって”署名”のようなもので、何を選ぶかというのはとても大きな問題。おそらく多くの設計者は一度気にいって選んだ引手は、余程のことがない限り変えずに使い続けるのだろうと思う。
似たようなもので選べばと現場は言うけれど、微差にこだわる我々には似たようなものなど存在しない。その案件は今さら変更できず、ネットショップの在庫をあたりまくって、なんとか所定の7コを確保した。
そして昨日Amazonに1つあったのを発見して再び購入。こちらは過去案件で交換が必要になったときのための永久保存版となる予定。
category







