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sekimoto

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昨日は浅野智史さんのご自邸の入居後の内覧会に。住戸は内井昭蔵氏の設計した名作、桜台コートビレッジの一住戸をリノベーションしたもの。

最近見た住宅の中でも印象に残る住まいだった。ご家族の丁寧な暮らしぶりに加え、浅野さんの内井建築に寄せるリスペクトや生活に注がれた眼差し、繊細なディテール、そして熱意が引き寄せたミラクルの積み重ねが、オリジナルで唯一無二な空間へとつなげていたように思う。

素材や色彩の選択の的確さもまた、浅野さんの建築家としてのポテンシャルを証明していた。山中祐一郎さんの事務所から独立され、これからきっと活躍されていかれる方に違いない。

ただこの満たされた静かな余韻の由来を思うと、生後半年の赤ちゃんを抱えながら、彼の熱弁を嬉しそうに聞いていた奥さんの姿がすべてだったような気がする。とても幸せな光景だった。若い夫婦の住まいにあるのはそれだけで良いのだ。

浅野さんおめでとうございます。どうかお幸せに。そしてこれからも期待しています!


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sekimoto

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> 仕事
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先月引渡したS/Yは、入間市に建つ小さなヘアサロンを併設した店舗併用住宅でした。

以前ブログにも書きましたが、サロンオーナーのIさん(奥様)は私の髪を以前より切って下さっている方で、ヘアサロンの設計ははじめてでしたが、設計依頼もある日髪を切って頂いていた時という、こちらも初めての体験でした笑

こちらのヘアサロンが、昨日ようやくオープンの日を迎えました。Iさんの5年越しの夢がいよいよ叶った瞬間です!私としてもとても感慨深くこの日を迎えました。私は記念すべき第1号のお客さんとして、昨日も足を運ばせて頂きました。

この日は開店に合わせて多くの方からお花などが届いていて足の踏み場もないほど。こうやって祝福されてお店がオープンするというのは、やっぱりいいですね!


サロンはわずか5坪程の極小空間なのですが、Iさんがひとりで営むにはちょうど良い大きさ。席もたったひとつしかありません。

席がたったひとつしかないということは、髪を切って頂いているときはお店が貸し切り状態になるということですよね。宿でも最近一棟貸しの宿などもありますが、これはなんと贅沢なことだろうと思います。


先月の引渡しまでは、私は設計者として関わっていましたので、随所の納まりや竣工までの段取りなどに気を配る日々でしたが、この日はあらためて”お客さん”として足を運んだことで、別の視点からの発見もたくさんありました。

空間は極小なのに天井高は5mもあるのと、視線の抜ける窓を随所に設けているので閉塞感はなく、髪を切って下さるスタイリストのIさんとの気詰まりな感じもありません。

また照明は髪の色がわかりやすいように色温度が変えられるスポットライトを設けていて、昼白色などにすると冷たい印象などにならないかなど懸念していましたが、実際にお使いの状況を見ると、外の光と同化していてまったく違和感がなく、窓から覗く植栽とあわせて、むしろ外で髪を切ってもらっているような気にすらなりました。


また髪を洗ってもらう時のお客さんの目線の泳ぎ方、その時に無意識に捉える空間のディテールや窓からの景色など、設計時には気がつかなかった部分も多々あり、設計の答え合わせをしているかのようでとっても興味深かったです。

なにより、隣にほかのお客さんもいないので大きめの声で話しても迷惑にならなかったり、聞かれたくない話を聞かれることがなかったり笑、なによりIさんもとってもリラックスしていて、なんだかIさんの家に遊びに来ているような感じでもありました。サロンの天井が家型になっていることも、この”おうち感”を高めているのかもしれませんね。

一日3組だけのサロンなので、終わった後もすぐにお会計をして帰るというより、この日も少し窓辺でおしゃべりをして帰りましたが、うちから片道1時間かけて行くという行為も含めて非日常感を楽しむような、特別な癒やし体験になっているような気もしました。

ご興味ある方は是非一度ご予約の上訪れてみて下さい。
私は、はやくも来月の予約まで入れてしまいました笑

すみれ美容室
(埼玉県入間市内・ご予約や詳細な場所はDM等でお問い合わせ下さい)
https://www.instagram.com/sumire.biyousitu/

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こちらはオープン前のものです

25. 04 / 18

送ってよ

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sekimoto

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> 思うこと
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保険証書はネットからダウンロードしてください、という文書の郵送。じゃあ、証書送ってよ!て思うのだけど。

メール送りました、て電話するみたいな。請求書をメールでもらったのに、郵送でも届いたみたいな。


杉並区の永福にてまもなく住宅が竣工します。こちらの内覧会を4月27日(日)に予定しております。

■永福の家|オープンハウス
4月27日(日) 10:00~16:00ごろまで
京王井の頭線「西永福駅」より、徒歩6分

今回は都内案件で、開催日も1日しか設けられず混乱も予想されますので、こちらのご案内のお申し込みは「一般の方(家づくり検討中の方)」を優先してお受けさせて頂きます。

見学ご希望の方は、以下までご連絡下さい。詳細情報をお送りさせて頂きます。
info@riotadesign.com

建築関係者の方でもしご覧になりたいという方は…
こっそり私宛にご連絡下さい。余裕がございましたらご案内させて頂きます m(__)m

現場は、、絶賛工事中です!汗




一昨日は今期副編集長を務めるJIA関東甲信越支部の広報誌Bulletinの「他人の流儀」取材で、六本木AXISビルにあるNUNOにて世界的なテキスタイルデザイナーの須藤玲子さんへのインタビュー取材がありました。

須藤玲子さんにはちょうど一ヶ月前、イベント「日本橋こいのぼりなう!」のギャラリートークに参加した際にはじめてお目にかかりました。年齢をまったく感じさせない溌剌とした話し方や、見たことも聞いたこともないような特殊な技法でつくられた布たちにすっかり魅了されてしまい、この人をもっと知りたい!と思ってしまいました。

勇気を出して話しかけ、その場で取材を申し込むという我ながら無謀な行動でしたが、朗らかに二つ返事で受けて下さり今回の取材となりました。

須藤さんの率いるNUNOは、40年前からAXISの同じお店で営業を続けているそうです。創業当時の破天荒な仕事のエピソードや、師事した新井淳一さんのこと、伊東豊雄さんをはじめとした建築家たちとの協働のこと、開発中の見たことないような特殊な布素材のことなど、目を輝かせながら語ってくださいました。

我々建築の仕事と親和性のあるお話もいっぱい聞くことができました。年号や人の名前もすっと出てくるのも須藤さんのすごいところです。

関東甲信越支部のJIA会員さんは、まだまだ先ですが7月15日発刊の夏号をどうかお楽しみに!会員外の方もウェブ版からご覧いただけます。バックナンバーはこちらから。

Bulletin 「他人の流儀」
https://www.jia-kanto.org/online/tanin/index.html