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sekimoto

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昨日はタニタハウジングウェア主催の「屋根のある建築作品コンテスト2025(通称屋根コン)」の表彰式が日大芸術学部であり、我々は今回「越屋根の家」で住宅部門優秀賞を頂くことができました。

>> https://www.tanita-hw.co.jp/c2025_result1/

屋根コンは設計者のみならず、工務店、そして屋根を施工した板金職人さんも同時に表彰されるというアワードで、設計者のクレジットで表彰を受けるのが通例である中、とても健全で希有なアワードだと思います。これもひとえに谷田社長のお人柄や、社員の皆さんの顔の見える社風ならではという気がします。

我々の「越屋根の家」を施工下さった板金職人の新井勇司さんとは、このアワードの第1回目で山﨑壮一さんの住宅を施工された職人として出会い、そして今回はタッグを組むパートナーとして受賞できたことも大変感慨深かったことです。


今回は受賞者でありつつ、後半のトークセッションのモデレーターも務めさせて頂くことになり、「板金と建築」というテーマで超絶板金テクニックの板金職人、新井さん、箱守さん、内野さんを相手に「建築家x板金職人」のトークセッションも展開させて頂きました。

それぞれの板金職人からは、難しい仕事をさらに難易度を上げて最高の仕事に昇華させようという矜持や心意気もひしひしと感じて、心底シビれました。「プロフェッショナル」の世界、こういうの好きなんですよね!

板金職人の減少や継承が問題になるなか、お三方にはAIには代わることのできない職人の未来を見たような気がしました。

今回のアワードは産学連携による、「タニタx日芸」から生まれた学生デザインのトロフィーやロゴマークなど、こちらにもこの建築界の明るい未来を見ることができました。審査員の伊礼さん、若原さん、栃澤さんとのお話、受賞されたほかの若い設計者さんらとの対話もとても楽しかったです。

関係者の皆様、ありがとうございました。そしてご準備大変お疲れさまでした!




昨年9月、JIA住宅部会とSADI北欧建築・デザイン協会の仲間とともに、フィンランドにアールトの建築を訪ねる研修旅行に行って参りました。こちらは昨年のブログでもご報告したとおりですが、昨年末にこちらの旅行報告会をJIA住宅部会でひらかせて頂きました。

報告会は住宅部会のメンバー向けのものでしたが、この内容をこのたびYouTube動画として公開させて頂きましたのでお知らせします。動画編集は昨年末紅白歌合戦を見ながら自分でやりました笑

■JIA住宅部会|アールトツアー報告会YouTube動画 (案内役:関本)
https://youtu.be/qJjEPAProME?si=NHIVrC9XytixFG6g

内向きな旅行報告というより、フィンランドやアールトを知らない方にもその魅力が伝わるようにわかりやすく建物解説を交えてお話ししていますので、アールトのことをよく知らない方にも是非見て頂けると嬉しいです!

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若原一貴さんのマンションリノベ「武蔵小金井のアトリエ住居」へ。若原さんらしい、手数を抑えながらも効果的な空間操作で端正な空間に整えているところが印象的でした。特に窓の高さの押さえ方、窓手前の下り壁の在り方がよく効いています。

これは個人的な嗜好ではあるのですが、建築家の作例にはミニマルで作り込みを排した抽象的な空間の系譜もありますが、やはりこのくらいの作り込み感、手仕事感が感じられる仕事が私にはしっくり来ます。若原さんは勝手に同志だと思っているので、そうそうやっぱりそうだよね、と無言の確認をさせてもらいました。

ちなみにマンション前まで来て、あれここ前に来たことがある、、と思ったら2年前に小谷和也さんのリノベを見に来たのと同じマンションでした。こんな偶然もあるんですね。私の過去の経験でも、敷地を見に行ったらすぐ隣に著名建築家や知人設計の家が建っていたりということもよくあります。パワースポットのように、属性が似ている建て主同志もまた引かれ合うように同じエリアに住むのかもしれませんね。

この日もまた、引かれ合うように同じ時間帯に同志たちがぞろぞろと笑



minä perhonenによる「つぐ」展に足を運びました。

前回の「つづく」展から6年。前回は作家皆川明さんの個展的な印象が強かったのですが、数年前に代表の座を田中景子さんに譲り、今回展示のテキスタイルデザインも田中さんによるものも多く、今回の展覧会は「つぐ」という言葉からいろんな意味を重ねているようですが、私は「継ぐ」というメッセージを強く感じました。

ただこの田中景子さんのデザインがとにかく素晴らしいのです。マスキングテープを継ぎはぎしただけで図案を組み立てているstickyなど、皆川明さんのスピリットを受け継ぎながら、よりしなやかにminä perhonenの世界観を拡張して構築しているところが素晴らしい。それをおおらかに見守る皆川さん。

またデザインを多くの職人の手で作り上げる点も建築との類似点が多いように思います。クラフトマンシップ、やっぱり人が作るものづくりはいいですね。階を分けて人にフォーカスを置いたインタビュー展示や、愛着ある顧客の一着を劇的にリフォームした事例の紹介にも心を掴まれました。

仕事はじめの前に行けてよかった。おかげで仕事に向き合う心が整ったように思います。2月1日まで、世田谷美術館にて。

つぐ| minä perhonen
https://tsugu.exhibit.jp

あけましておめでとうございます!
本年もよろしくお願いします。

毎年、新年は家族と「ちょっと特別なところに泊まる」というのを続けているのですが、今年は年始ではなく暮れに前橋の白井屋ホテルにステイしてきました。

白井屋ホテル
https://www.shiroiya.com

白井屋ホテルは数年前にKMEWの藤田さん、衛藤さん、植村さんらと前橋建築ツアーで訪れていて、次は宿泊してみたい!とずっと思っていたのでした。年末にようやく叶いました。

ホテルはまさに美術館の中に泊まっているような感覚で、直島のベネッセに泊まった時のことを思い出しました。部屋ごとにアーティストや建築家が監修していて、我々の部屋は塩田千春さんの部屋でした。(ラッキー!)

ホスピタリティも素晴らしく、夜のラウンジはお酒もフリーになるので、街でのお酒はほどほどに、夜は色の変わるLEDの配管を見上げながら幻想的な時間を過ごしました。



翌日には前橋市内にあるフィンランドのUFOこと、FUTUROにも足を運べました。

この暮れは忙しく、目先の仕事をなんとか納めることに集中していたのですが、こういう非日常的な空間体験をすると、もうちょっとディテールを攻めてみようかなとか、照明の使い方を変えてみようかな、などヒントをいろいろ頂きます。充実した良い年の瀬でした。

お正月は少しゆっくりして、仕事はじめまでにいろいろ仕事を片付けようと思います!(いろいろ矛盾する表現、、でもそういう同業者はきっと多いですよね笑)