
昨日は「石神井台の家」に加藤雅康さんのアトリエの皆さんをご案内。オープンハウスではたくさんの方に見ていただきたいという思いに反して、いらした方に十分に対応できないという悩みがいつも発生します。先週末は手薄な対応で申し訳ありませんでした。
今回は個別案内だったので、じっくりとご案内できたのと、意見交換もできて有意義な時間でした。たくさんの方はご案内できませんが、お互い得るものは大きいような気がします。加藤さん、足をお運びくださりありがとうございました。今後も個別案内を希望される方はこっそりお申し出ください。(こちらのスケジュール次第ですが、、)
先週末にはまだまだだったアオダモも、ここ数日の陽気で一気に新緑が芽吹いてきました!


この土日で開催させて頂いた「石神井台の家」のオープンハウスは、無事終了させて頂きました。2日間に亘ってとても良い天気で、気温も小春日和を通り越してちょっと汗ばむほど。2階の角に設けたインナーテラスは大人気のスポットとなっていました。
石神井台の家は、ビルトインガレージを設けた三層構成の住宅です。南側に隣家が迫ることから、リビング空間は2階に持ち上げ、光をトップライトやインナーテラスから補っています。唯一の眺望の抜けが獲得出来る南西側の角に屋根と網戸のあるインナーテラスを設けました。これからの季節、このテラスは大活躍しそうです。
リビングダイニング空間は、けして広くはない空間ながら、可変収納によって各領域をゆるやかにつなぎ、実際の面積以上にひろがりや奥行きが感じられるような作りとしています。
この日は計画進行中の建て主さんや、いつも来て下さる同業の仲間たちに加え、私の目標とする建築家の先輩方にも多くお越し頂きコメントなどを頂けたことは、大いに励みになりました。皆さま、足をお運び下さいまして誠にありがとうございました!






22. 03 / 31
俺にもできる
author
sekimoto
category
> 仕事
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私のiPadには、過去に手合わせした板金職人たちの珠玉の板金ディテール写真が大量にストックされています。棟納まり、縦はぜ端部の折り仕舞い、トップライト周り、などなど。
私は板金職人に図面を渡して伝わった試しがありません。目には目を、板金には板金を。過去のレジェンド納まりをひとたび見せれば、彼らの目が変わります。
それをどうやって納めているのかは私には分かりません。手品を見せられてそのタネに想像が及ばないのと同じことです。しかし手品師には手品師の考えることが手に取るようにわかるようです。
「なるほど、ここで鋏入れているのか」「ここに捨てを入れるんだな」「これはすごいな!」ブツブツ独り言を言いながら。
職人はやったことないことは「できない」と言いますが、一度でもやれば「できる」になります。あともう一つ。人がやったのを見せると「俺にもできる!」と言う人種でもあるようです。

練馬区にて現場進行中だった「石神井台の家」がまもなく竣工を迎えます。
久しぶりの都内案件です。つきましては以下日程にて内覧会を行いますので、ご希望の方は以下までご連絡下さい。
■日時:2022年
4月 9日(土)10:00~16:00 ごろまで
4月10日(日)10:00~16:00 ごろまで
■所在地:
東京都練馬区石神井台(最寄駅:西武新宿線「上石神井駅」より徒歩約10分)
■対象:
一般の方(家づくりをご検討中の方)/専門家(建築関係者)/学生さん
ご希望の方は、以下アドレスまでご連絡下さい。
折返しご案内と予約フォームのリンクをお送りします。
info@riotadesign.com (担当:関本/岩田)
先行して一部の方には情報をお流ししておりますが、土曜日の午前中はすでに予約がほぼ埋まっている状況です。日曜日などは比較的余裕があります。
また引渡し前の住宅ですので、小さなお子様をお連れの方はご夫婦で交代でご覧になるか、抱っこひもなどをお使いになるなど十分ご注意の上ご覧下さい。



私の所属するJIA(日本建築家協会)関東甲信越支部・住宅部会において、毎年「住宅部会賞」というアワードを実施しています。これは住宅部会員相互の研鑽や交流を目的としたもので、特別選考委員に渡辺武信さん、選考委員には室伏次郎さんをお迎えし、今年で第4回を数えるアワードとなっています。
今年は2018年に竣工した「KOTI」を出展していたのですが、昨晩こちらのアワードの発表があり、「第4回住宅部会賞2021」部会賞を頂くことができました!(私を含めて5名の部会賞が選出されています)
私の案は選考委員票よりも、参加されていた部会員の皆さまの投票がほとんどで、ある意味今回は部会員の皆さまに選んで頂いたようなものかもしれません。投票下さった皆さま、どうもありがとうございました!昨日は受賞式の進行も私がやっていたので、「栄えある部会賞は…私です!」という非常に奇妙な発表となってしまいました。
実は…
プチ自慢が入ってしまうのですが、私は過去4回開かれているこの部会賞で、私は今回で通算3回目の部会賞受賞となります。もちろん、何度頂いても本当に嬉しいものです。
特別選考委員の渡辺武信さんからは、「関本さんは”メリル・ストリープ”。賞を取りすぎだから、もう引退しなさい!」とまさかの引退勧告。
引退はまだしませんが…実は来年度より、私は第43代住宅部会長をお引き受けする予定なので、来年の部会賞では私は審査委員長を務めることになっています。そのため来年の出展は結果としてお預けです。
来年度(4月~)の住宅部会でも様々なイベントを予定しています。
どうか我々住宅部会の活動にも、どうかご興味を持って頂けたら嬉しいです。そして住宅建築家の皆さま、是非一緒に活動しましょう!
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■ JIA関東甲信越支部・住宅部会
https://www.jia-kanto.org/jutaku/


