24. 09 / 04

muni 納品!

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sekimoto

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> muni
> 仕事



リオタデザインのスツールプロジェクトmuniのスツールが大量に完成して、長岡から藤沢木工所の藤沢さんが納品に来てくれました!

おかげさまで、すでに数人の方よりご注文頂いているので、これから椅子の生地張りも忙しくなりそうです。これは一体何屋さんなのだろう?

在庫が捌けるように、これから売りまくります!皆様も生地をお持ちくだされば、オリジナルスツール作りますので、どうかご注文下さい。

インスタページはこちらより
https://www.instagram.com/munistool


三鷹市に小さな住宅の建て替え計画を進めて参りました。延べ面積22坪のコンパクトな木造住宅です。ご夫婦二人のお住まいですが、それぞれの趣味を楽しむための様々な居場所を作りこんでいます。

竣工を迎えるにあたり、オープンハウス(内覧会)を開催させて頂きます。建築関係者、一般の方、家づくり検討中の方などどなたでもご見学頂けます。


「PTS」オープンハウス

2024年
9月14日(土) 10:00~16:00


場所:東京都三鷹市
最寄駅: 京王井の頭線「三鷹台」駅より徒歩、またはバス

見学希望の方は、メールよりご連絡下さい。折り返しご案内をお送りします。
info@riotadesign.com

皆さまのお越しをお待ちしております!


24. 08 / 28

現場の怪談

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sekimoto

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> 仕事
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その昔、たまたま現場に立ち寄ったお施主さんから「フローリングが現場に納品されていたけれど、スペックと違うラベルが貼ってあった」と連絡を頂いたことがあった。

現場に確認したところ、手違いからやはり違うフローリングが納品されていたことがわかった。その日お施主さんがたまたま見て指摘していなかったら、翌日から大工さんは一斉に床を張るところだった。僕らが行った頃にはきっと養生が終わっていて、次に見るのはクリーニングの時だったことだろう。このことを思い出すと今でも血の気が引く。

それに教訓を得て、その次の現場では納品されたフローリングを施工前に監督に開梱してもらった。幸いそのフローリングはスペック通りで間違いはなかったけれど、安いと思って飛びついたチークのユニジョイント品は酷い品質で、色違いも激しく、極端に短い端材の寄せ集めのような代物だった。

またしても血の気が引いた。写真を撮って施主に送ると、案の定思っていたのと違うとの回答。それは私も同感だった。拝み倒して返品してもらい、同じコストの別のフローリングに変更してことなきを得た。あのまま張られていたらどうなっていたのだろう、、?私は一度ならず二度も命拾いしたことになる。

今でも現場にフローリングが入荷すると開梱チェックをするようにしている。しかしそれ以来そのようなことは起きていない。この現場のフローリングも無事合格!

そんな「実際にあった恐ろしい話」は時に怪談よりも恐ろしく、また監督との立ち話ではすべらない鉄板のネタにもなる。

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sekimoto

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> 仕事
> 思うこと



かつて2020年~2022年頃にかけて、建築業界を覆った流行語大賞に「ウッドショック」というのがあった。すでに懐かしい。はたして今は何ショックなのだろう?

「ウッドショック」というワードが流行ったときは、実際に木材調達に難があって上棟が数ヶ月遅れた案件もあった。また当時はウッドショックに端を発した物価高騰を受けて、建築業界もパニックになっていた。着工時の請負金額が、想定を越える資材高騰によって赤字になり悲鳴を上げている工務店もあった。

そのあたりから、工事を重ねる度にどんどん単価が右肩上がりで上がってゆくという現象が起こり、それは今もなお続いている。「ウッドショック」と呼ばれていた現象はとっくに沈静化し、むしろ木材の市場価格は少し下がったくらい。けれどもそれはなかなか工事金額の減少にはつながらず、ここに来てまた木材が値上がりをはじめたとの報道。

ウッドショックは去ったけれど、それ以外の設備機器や建材は今もなおじわじわと値上げが続いている。それに職人さんの労務費も上がっている。我々も毎回頭を抱えて見積調整をしながら、これまで通りの価格を工務店にお願いしているのだけれど、交渉も難しく、一方では元請け企業が下請けからの価格転嫁を認めないという問題が報じられたりして、我々がやっていることは一体正義なのか悪なのかわからなくなるときもある。


すでにコロナ前の2019年頃から比べると、この5年で工事費は3割は確実に上がったと思う。これは私の事務所だけの話ではなく業界全体の話。3,000万の家なら3,900万、、ちょっと尋常じゃない。飲食関係の方から聞いた話では、この半年だけで食材が2~3割も値上がりしたそう。どの業界も似たり寄ったりのようだ。

我々も建て主さんのご予算感に寄り沿い、がんばってローコストにやりたいと思いながらも、そもそもうちはいつも基本はローコスト住宅。先日着工した住宅はかなりがんばったコストで着工できたけど、毎回できるかと言われるとなかなか、、いろんな条件が噛み合わないと難しい。

このままいくと、この先の展開は以下の二通りしかないかもしれない。

・このまま値上がりが続いて誰も家を建てられなくなり、巡り巡って工務店もメーカーも(もちろん我々も)みんな干上がってしまうというパターン

・値上がりによって建て主さんの企業の業績が右肩上がりとなり、年収もそれに伴い爆上がりして、結果値上がり分を吸収できるようになるというパターン

どちらも荒唐無稽のように見えて、あながち間違ってもいないような気もする。でも後者のパターンに着地するには、まだ時間がかかりそう。そのまえに我々が干上がってしまわないことを祈るばかりだ。
■募集は終了しました。
ご応募下さった方、どうもありがとうございました!(240825)



うちの事務所には現在私以外に2名のスタッフがいますが、うち1名のベテランスタッフがこの9月以降より産休に入ることになりました。育休も合わせると約1年ちょっとの戦線離脱になります。正直(かなり)ピンチです!

しばらくは残ったスタッフと事務所を守っていこうと思っていますが、今後新規案件が続けば建て主さんにも迷惑をかけてしまうかもしれません。そこで、良い人がいればもう一人くらいスタッフを補充したいと考えています。


■募集対象

新卒、または中途採用

中途の場合は、建築(住宅)設計実務の経験がある方は優遇します。設計事務所からの転職ではなくとも、スキルや適性によって柔軟に検討します。現スタッフには、工務店からの転職者もいます。

ただし我々は言われたことだけをこなす人ではなく、自ら考え柔軟な発想と行動力で建築を考えられる人を求めています。詳細は後半部分にも記載がありますので、どうかこちらもお読みください!

■採用時期

折り合いの付くタイミングで随時入社頂きます。転職の場合は、現職との引継ぎ期間も考慮します。

■雇用条件(正社員)

○給与:
社内規定によります(休日手当・交通費支給あり)+賞与(年2回)
/お給料の目安として「なんとか一人暮らしができるくらい」と思ってください。スタッフにもアパートを借りている者や結婚している者もいます。大企業のお給料には及びませんが、実力に応じて昇給があります。

○保険等:
健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険
/この辺はちゃんとしてます。

○就業時間:
9:30~18:30
/定時に帰るスタッフはあまりいませんが、「なるべく21時前には帰ろう」が合言葉です。徹夜をすることはありません。ちゃんと時間内で計画的に仕事をするのが我々のスタイルです。

○休日:
土日祝・年末年始・夏季休暇ほか
/ただし住宅設計は土日に建て主との打合せが多く入ります。担当案件の場合は当該日は出勤になります。ただしその場合は休日出勤手当は付きます。

休日出勤の頻度は個人差がありますが、だいたい0~3日/月くらいです。

○試用期間:
最長3ヶ月間を試用期間とします(有給です)


【ぶっちゃけ、こういう人がほしい!】

まずは 「リオタデザインの住宅が好き」
その上で 「リオタデザインで働きたい!」

という方、これが大前提です。
それがリオタデザインの、ほかの事務所にはないチームワークにつながっているとも感じています。

ですので「設計事務所であればどこでも良い」人でしたら、もっと待遇の良いほかの事務所へのご応募を優先されたほうが良いと思います。

次に、「明るい人」

性格が明るければ、大概のことはなんとかなると思っています。人と話すのが好きな人、一緒にいて楽しくなる人、人を喜ばせるのが好きな人。そんな人を求めています。

設計とはひとえに人とのコミュニケーションです。住宅設計は一種の「サービス業」のようなものかもしれません。私や他のスタッフ、現場の人たちや建て主さんと日々コミュニケーションが取れる人。それを楽しいと思える人。そんな人は設計がうまくなります。なにより、事務所に欠かせない人材になります。

そして、「図面を描くのが好きな人」

当たり前ですが、設計事務所は図面を描くのが仕事です。その中でもリオタデザインはキッチリと図面を描く事務所です。

新卒の方なら実務図面の描きかたを知らないのは当たり前ですので、そこは一から教えますが、図面を描くのが好きでなければやっていけないと思います。
逆に我が事務所で作図を学んだ者はその後どこの事務所に行っても通用します。そのまま独立する者が多いのもリオタデザインの特徴のひとつです。若い頃に身につけた技術は一生の宝になると思います。

最近では【muni】と名付けたスツール販売などもはじめました。スタッフにも手伝ってもらっていますので、家具にも興味がある人ならなお楽しいかもしれませんね。


こちらは過去にスタッフの日常ネタ(#staff)を含んだブログです。事務所の日常を知る手がかりにしてみてください!
https://www.riotadesign.com/blog/sekimoto/staff

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■連絡・お問合せはメールでお願いします。皆さまからのご応募お待ちしています!
関本竜太|info@riotadesign.com まで

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