久しぶりに新しい作品をサイトにアップしました.
こちらよりご覧下さい >>[これまでの作品]

RIVERHOUSE(N邸・浦安市)昨年9月竣工 
 敷地18坪/川辺の変形地に建つ家
FILTER(U邸・練馬区)昨年12月竣工
 敷地22坪/高い天井と大開口を持つ都市住宅

※おしらせ※
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11. 07 / 26

MyHOME+ Vol.25

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sekimoto

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> メディア
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MyHOME+ VOL.25(エクスナレッジ社)に『ひなたハウス』を取材して頂きました.
取材当日はこれ以上ないというほどの晴天.おかげで写真が,合成写真じゃないかと思うくらい鮮やかな発色になっています(笑).

ひなたハウスは既存住宅を全面改装した住宅です.最近この手の計画を手がけることが大変多くなってきました.現在もさいたま市で全面改装工事が進行中です.

ひなたハウスは,広い母屋の敷地内に建てられているため,プライバシーをあまり気にせず,大らかで開放的なテラスを作ることができました.施主のOさんのお人柄そのままに,住宅は竣工時のすました表情よりも,このくらい生活感が出てきた方が魅力的に映る気がします.こちらも書店で見かけたら,是非手に取ってみてください.

MyHOME+(マイホームプラス)Vol.25 (エクスナレッジ)


11. 07 / 25

川のとりこ

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sekimoto

category
> 子ども
> 思うこと



休日時間ができると,よく子どもを連れて川に行く.釣りをすることもあるけれど,多くは子どもを適当に遊ばせて,僕は岸辺からぼーっとそれを眺めていることが多い.

海のない埼玉県で生まれ育ったこともあるけれど,僕は海よりも川の方が好きだ.
家から近いこともあるけれど,アメリカ大陸まで繋がっているような遠大なスケールの海よりも,手をのばせば届くその安心感と,寄せては返す波のリズムよりは絶えず流れてゆく川のせせらぎが耳に優しく心地よい.

川を眺めていると心が癒される.よく相手を許すことを”水に流す”というけれど,水を眺めているといろんなことに対して大らかな気持ちになれる.子どもと一緒になって川遊びをするのも嫌いじゃないけれど,僕はやはりぼーっと川を眺めているときが一番好きだ.

川に行くと子どもは基本的にほったらかしである.一応視界の先で捉えているけれど,少しばかり危ないことをしていても何も言わない.子どもには一応ライフジャケットを着用させているし,子どもの頃は僕も川で危険な遊びもした.我が子にも,せいぜい死なない程度に怪我をさせて怖い思いをさせてやれればとも思う.

僕の好きな映画に「A River Runs Through It (1992) 」というのがある.
モンタナ州の川が舞台となっていて(主演ブラッドピット),僕はもう5回以上も観ているのだけれど,その圧倒的な映像美には毎回泣ける.美しさに泣ける映画というのは僕はこの映画のほかに知らない.

" I'm hunted by water.(私は川のとりこだ)"というモノローグが胸にぐっと迫る.
そして僕も,川は人生そのもの(through it)だといつも思うのだ.

11. 07 / 22

大詰め

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sekimoto

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> 仕事
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川風の家(K邸)の実施設計もいよいよ大詰め。
詰めるべき検討や図面作業はほとんど終えて、今日は実施設計最後の打ち合わせ。

陽気なKさんとの打ち合わせはいつも和やかで笑いが絶えない。
たまに僕が席を立つと、後ろでスタッフの三浦との話がどっと盛り上がっている声が聞こえる。おやおや何の話だろうと、僕が席に戻るととたんに静かになる。

なんか大学でもこんな光景を目にすることがあるわけですが(今どきの学生ですか)。

Kさんも心底家づくりを楽しんでおられるようで、基本お任せ下さっているものの、気がつくといつもKさんのペースに乗せられている。最後はお互いの息もぴったり合って、ようやく理想的な着地点が見えてきた。

Kさんとは、元はといえば息子の幼稚園つながり。なので今でも家族ぐるみのお付き合い。近所にお住まいなので、打ち合わせにはいつも自転車に乗ってやってくる。

今回はいつも以上のノリに勢いも加わり、おかげでこれはなかなかの”傑作”と言えそうな住宅ができそうな予感。現場にはやっぱり自転車かなと思ったり。久しぶりの地元の仕事、スタッフとともに気合が入っています。

11. 07 / 20

ゴーヤ,その後

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sekimoto

category
> 生活
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事務所のグリーンカーテン計画.
ここにきてゴーヤがぐんぐん伸びて,ようやくネットの上まで届きました.

ところが5月に種から植えたのですが,その多くが虫にやられてしまい,生き残ったのはわずか数株.でもさすがその生存競争を生き抜いただけあって,そのたくましさたるや特筆に値するのですが,実際ほとんどひとり勝ち状態で全然グリーンカーテンになっていきません.

まるで団体競技なのに個人プレーばかりしたがるやつみたいです.
なでしこジャパンを見習えと言いたいところです.

スカスカ(一部ひとり勝ち)状態のグリーンカーテンに強力な助っ人,鉢植えのアサガオを満を持して投入することになりました.ゲームに例えれば後半30分,2-0の劣勢からのスーパーサブ.いや遅すぎでしょう,と国民の総ツッコミを背中に感じながらの采配ですが,今となってはもうなりふりなど構っていられません.

日差しが強い日は,ハイ,普通にロールスクリーンを下げております.
意味ないじゃーん,と国民の総ツッコミを背中に感じながら.