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sekimoto

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OZONEの住宅コンペで選ばれ、2015年に竣工した「紫陽花の家」について、OZONEさんの事例紹介ページに掲載して頂きました。コーディネーターの小川さんが、当時を回想しながらご紹介下さっています。

暮らしを豊かにする家
https://www.iedesign.ozone.co.jp/case/house/detail/hydrangeaHouse.html

紫陽花の家はシンプルな造りながら、年を追うごとに味わい深い佇まいに育ちつつあります。植栽やお子様の成長もまたそれを促しているのかもしれません。

リオタデザインサイトの「紫陽花の家」の紹介ページはこちらです。
https://www.riotadesign.com/works/15_ajisai/#wttl

写真家が変わると、また見え方も変わるものですね。また小川さんの回想と重ねて、私も当時の家づくりを思い出し懐かしく思いました。OZONEさま、素敵なご紹介をありがとうございました!


終わった〜!

オスモxベルックスセミナー、最初はコーディネーターなんて出来ないと固辞していたのに押し切られてお引受けした仕事でしたが、本当に多くの学びのある機会でした。伊礼さんとの仕事は相変わらず楽しいのですが、怖い?と脅されていた野池さんのお茶目な一面も知ることができました。

それにしても大阪ラウンド、先月の東京ラウンドを大幅に上回る動員(180名)、そしてパワー!大阪の底力を感じました。最後には松尾和也さんも合流していろいろ深イイ話も聞くことができました。松尾さんも私の仕事をよく見てくださっていて嬉しかったです。

お目にかかりたかった蝶ネクタイの居藏さんや小谷さんともお会いできて良かったです。居藏さんのナマ変顔も拝ませて頂きました笑



18. 03 / 10

案内状

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sekimoto

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> STAFF
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事務所のOBスタッフ、吉里くんよりオープンハウスの案内状が届く。普通はメールなのに郵送。しかも活版印刷!思わず結婚式の招待状かと思ってしまった。

この住宅は彼にとってはじめての住宅になる。しかもデビュー作にしては出来すぎた好条件の仕事でもあった。そんな彼に、私は工務店から構造家まで一流どころをすべて紹介した。この案内状からも、彼の「チャンスを必ずものにしてみせる!」という意気込みがひしひしと伝わってくる。

ちなみに、私にとってはじめての住宅ができたのは15年も前のこと。のちに知ったのだけれど、まだ20代前半だった彼は、実はこの時のオープンハウスにも来ていたのだという。彼がうちに入社するのはそれから10年後のことだ。

建築家にとってはじめての仕事は、今後を占うものになる。彼の覚悟を見てみたい。

私の自宅兼事務所のすぐ近くで住宅の現場が始まり、設計者を見たら高野保光さんの現場で、着工時からずっと興味深く観察させて頂いています。

これもしかしたら、高野さんともつながるのある荻野寿也さんが造園に入るんじゃないかと期待していたのですが、どうやらビンゴだったようで、そしてなぜかビルダーズの木藤さんから今日、高野さんの現場の帰りに荻野さんらと寄らせてもらいますとのご連絡。

高野さんに荻野さん、、。今日はちょうど私の造園を担当する耕水の湊さんと打合せがあったので、湊さんとちょっと緊張しながらお待ちしていました。

同業の仕事はめったに褒めない湊さんも認める荻野さんと湊さんとをようやく引き合わせることが出来て良かったです。湊さんも楽しそうだったな。その後は地元のお店にお連れして、高野さん荻野さんのお話をお伺いしながらの贅沢な夜でした。

それにしても、志木の片隅の狭い一角に、私の家はともかく高野さん設計の住宅ができて、その造園がトップランナーの荻野さん。そして私の家の造園は湊さん。あぁすごくいい感じ!

建物はもちろん、優れた外構植栽が通りに溶けだして、道行く人たちの意識を変え、そうして街並は変わってゆくのだなと思います。この一角から志木の街並みがドミノ倒しのように変わっていってもらいたい。

高野さんの「これからは庭の時代」という言葉が心に残りました。本当にそう思います。とても幸せな気分です。

出版社のエクスナレッジに「建築知識ビルダーズ」という建築専門誌があります(以下、ビルダーズ)。

おなじみの「建築知識」がどちらかというと設計事務所向けの内容なら、こちらは工務店(ビルダー)さん向けに編集された雑誌という位置付けになるのですが、なんとなく普通に考えると…

建築知識=設計者向け →ビジュアル系
ビルダーズ=工務店向け →ガテン系


こういう図式を思い浮かべてしまうのですが、なぜかこのビルダーズ、かなりのビジュアル系なんです。なんならこれ一般誌ですか?というくらい。(もしかしたら、むしろ「建築知識」の方がガテン系かもしれない!?)

どうもこのあたり、編集長(木藤さん)が女性であるということ、それも業界では(砂かけ○○とか?)いろんなあだ名で呼ばれている名物編集長であることにも起因しているかもしれません。


さて、ビルダーズには去年の5月頃にホテリアアルトについての記事を書かせて頂いたのですが、ちょうどその頃、木藤さんより私の設計した住宅も別の括りで取り上げたいというありがたいお話を頂き、昨年竣工したばかりの「TOPWATER」という住宅にご案内しました。

上の写真がその時の様子です。
もう一度書きますが、これが去年の5月ですね。

これが巡り巡ってようやく掲載して頂きました。これはもうお蔵入りするんじゃないかと思っていましたので、ほぼ奇跡みたいなもんです。良かった、忘れられていなくて!それがこちら。



待った甲斐がありました!
1年寝かしたら利子が付いたらしく、なんと10ページの特集記事になって返ってきました。新連載の「注目の住宅建築家」シリーズの第一弾とのこと。

わ、嬉しい。木藤さんありがとうございます!!

建築知識ビルダーズ VOL.32
http://amzn.asia/3wSfDOE


これはもう工務店向けの専門誌ではありませんね。一般の方が手に取って読んでも、十分楽しい記事にして下さっています。

ちなみにタイトルはこんな感じ。
ちゃんと”水玉”も入れて下さっています笑


一応専門誌ですから、詳細なディテール解説と設計アプローチについても触れて頂いています。

ディテールでは苦労して納めた部分は他にも色々あるのですが、ここでは主にキッチン周りについて。プランニングのスタディは、今回は建ぺい率50%、容積率80%、敷地面積23坪、車が2台というかなり極限的な条件だったのでトコトンやりました。



ちなみに、毎回98通りも駐車場をスタディするわけではないのであしからず…。木藤さんによると、私は「詰め将棋タイプ」とのこと。そうかもしれません…。


また今回は誌面全体では「構造特集」ということもあり、TOPWATERの構造についても、構造設計を担当した構造家の山田憲明さんによる解説記事もあります。

興味ある人は読んでください。この住宅の構造はめちゃくちゃマニアックなんですが、とっても理に適っていて私は大好きなんです。


私は意匠設計者なので、どちらかというと直感的なアプローチで設計をまとめているのですが、それが奇跡的に構造の合理性に寄り添っていたり、はたまた不合理なんだけど山田憲明さんの構造設計によって何事もなかったかのように成立させて下さっていたり。

実は構造家も聞かないとどうやって成立させたのか話してくれないことも多いので、正直この記事を読んで「そうだったのか!」とはじめて知る事実もありました笑。構造家との協働案件はいつも刺激を頂くことばかりです。


最後に私の著書についても広告を載せて下さいました。ありがとうございます!!

最近はAmazonランキングでも200位近くまで沈んでいた拙著ですが、ビルダーズ効果で再び売れているようです。皆さま、こちらもどうか(忘れず!)よろしくお願いします。

上質に暮らす おもてなし住宅のつくり方|関本竜太
http://amzn.asia/fyB33WZ