あけましておめでとうございます!
本年もよろしくお願いします。

毎年、新年は家族と「ちょっと特別なところに泊まる」というのを続けているのですが、今年は年始ではなく暮れに前橋の白井屋ホテルにステイしてきました。

白井屋ホテル
https://www.shiroiya.com

白井屋ホテルは数年前にKMEWの藤田さん、衛藤さん、植村さんらと前橋建築ツアーで訪れていて、次は宿泊してみたい!とずっと思っていたのでした。年末にようやく叶いました。

ホテルはまさに美術館の中に泊まっているような感覚で、直島のベネッセに泊まった時のことを思い出しました。部屋ごとにアーティストや建築家が監修していて、我々の部屋は塩田千春さんの部屋でした。(ラッキー!)

ホスピタリティも素晴らしく、夜のラウンジはお酒もフリーになるので、街でのお酒はほどほどに、夜は色の変わるLEDの配管を見上げながら幻想的な時間を過ごしました。



翌日には前橋市内にあるフィンランドのUFOこと、FUTUROにも足を運べました。

この暮れは忙しく、目先の仕事をなんとか納めることに集中していたのですが、こういう非日常的な空間体験をすると、もうちょっとディテールを攻めてみようかなとか、照明の使い方を変えてみようかな、などヒントをいろいろ頂きます。充実した良い年の瀬でした。

お正月は少しゆっくりして、仕事はじめまでにいろいろ仕事を片付けようと思います!(いろいろ矛盾する表現、、でもそういう同業者はきっと多いですよね笑)


自分だけの唯一無二のオリジナルスツールを作るmuniプロジェクト。当初からずっとやりたかったワークショップを、ひたちなかのセレクトショップ、シンクラボさんの10周年イベントの一つとして、12月13日(土)にはじめて開催させて頂きました。

muniプロジェクトをはじめた理由はいくつかあるのですが、そのうちの一つには家づくりの擬似体験をして頂くということがありました。住宅を設計事務所に頼むのは敷居が高くても、自分だけのオリジナルスツールを作るのなら誰にでもできます。スツールはなくても困りませんが、あると何かと便利で置いてあるだけで生活をとても楽しいものにしてくれます。

この日も張りたい生地をひとつお持ちいただき、生地張りから製作を楽しんで頂きました。午後の組はシンクラボオリジナルのミナペルホネンのパッチワーク生地を使ってのワークショップ。これは使わなくなった生地サンプル帳の生地をパッチワーク状に縫い合わせたものなのですが、これがまたとってもチャーミングで、お客さんもお店のスタッフさんも大喜びでした。

この日も大好評でしたので、こちらは来年以降もできれば続けていければと思います。また機会あれば都内などでも企画していきたいと思います!

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■当日のイベント風景のリール動画はこちらより ↓↓
https://www.instagram.com/reel/DSRW3S_gdxU/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA%3D%3D
(シンクラボInstagramより)


muni stool
https://www.munistool.com
シンクラボ
https://shinc.co.jp/






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sekimoto

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北欧建築・デザイン協会SADI、年に一度の一大イベント「北欧クリスマスの集い」が、今年は自由学園明日館にて開催されました。去年まで私は実行委員としてこのクリスマスの集いをまとめてきましたが、今年は会長として、一歩引いた立場で実行メンバーの後方支援に徹しました。

今年の司会は藤木さん。去年のクリスマスに来ていた藤木さん、江田さんに声をかけご入会頂きましたが、今年はこの二人が協会でも大活躍!SADI新体制の原動力になってくれました。



また例年開催の工学院大学が改修工事のため、明日館で開催させて頂きましたが、空間も素晴らしく、アットホームでとても良い会になったと思います。昨年からはじめた「北欧蚤の市」企画も大盛況!

これは会員が持ち寄りで旅のお土産や所有品をご提供頂き、それを欲しい!という方に抽選でプレゼントするという企画です。こちらも今年もたくさんの提供品が並びました。



9月の北欧アールトの旅からも多くのご入会者があり、テーブルでは同窓会のように話が盛り上がっていたり、多くの出会いや再会もあちこちの場所であったり、会場こそ変わりましたが、いつもと変わらぬSADIクリスマスになったと思います。お越しくださった皆さま、本当にありがとうございました!

今年は後方支援と言いつつも、今日の日がずっと心配で、今月はまだまだ越えないといけない山がいっぱいあるのですが、もう半分くらい終わったような気がしています。ヤレヤレ、、。事務局の皆さま、企画委員会の実行メンバーの皆さま本当にお疲れさまでした!!




JSACA主催によるスウェーデンの建築家レヴェレンツの映画『LEWERENTZ DIVINE DARKNESS』の上映会へ行ってきました。

レヴェレンツはアスプルンドと協働した森の葬祭場近くにある聖マルコ教会には足を運びましたが、その鬼気迫る空間と、常軌を逸したディテールの数々に、ちょっとヤバいもの見てしまった感が半端なかったのですが、その人となりはほとんど知られておらず、このドキュメント映画がいかに貴重な映像であるかがわかります。

それもそのはずで、アスプルンドとは対照的に社交性ゼロ、取材やインタビューはすべて断るという偏屈ぶり。残っていた数少ないアーカイブ記録がスウェーデン南部の地下室から発見される、というところから映画がはじまります。

映画アールトでは「動くアールト」に感動しましたが、ここでは人前に姿を現さない幻のレヴェレンツの動く映像が衝撃的でした。現場での異常なこだわりぶりに、あの常軌を逸した空間の意味もわかった気がしました。

アスプルンドとの森の葬祭場では、彼が設計を担当した復活の礼拝堂で、そのあまりの完璧主義から設計変更が多すぎ、当局から更迭され、アスプルンドと仲違いしていく有名なエピソードもドキュメントベースで描かれています。

アスプルンドとの関係でいうと、まるでアールトとブリュッグマンの関係のようでもあって、ライバルはいつも太陽と月なんだなと関係ないことまでぐるぐると考えてしまいました。

JSACA(ジェイサカと読むそうです)は、日本スウェーデン建築文化協会という団体で、今年発足したばかりとのこと。代表の藤井亮介さんにもご挨拶させて頂きました。同じ北欧建築を啓蒙する団体として、SADIとも今後交流を温めさせて頂ければと思います。

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sekimoto

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整理をしていたら、ふと見慣れない古いアルミフレームが出てきました。中にはポスターが入っています。よく見るとムーミンの作家で有名なトーベ・ヤンソンさんのポスターでした。ムーミンは描かれていませんが、タッチでわかります。

はて?こんなポスター持っていたっけ。妻に聞いても彼女も知らないという。幸いフレームに入っていたので無傷で状態も良い。

我々も展覧会に行っても滅多なことではポスターは買いません。だとしたら、これは誰かにもらったものだろうか?大事にフレームに入れてあったから、もしかしたらそうなのかもしれません。記憶の片隅に、かすかに誰かにもらったような記憶もあるのだけれど、やはり思い出せません。下さった方がいらしたら、申し訳ありません、、。

興味を持ちこの絵について調べてみました。どうやらこちらは、トーベ・ヤンソンさんが1955年にヘルシンキのアウロラ小児病院の壁画制作コンペのために提出したスケッチの一つのようです。

彼女の提案「遊び (Lek)」はそのコンペで採用され、小児病棟の階段や診察室の壁などに描かれたそう。彼女がのちにムーミンで世界的ブレイクスルーを果たす直前の重要な時期の作品とのこと。

私は行けませんでしたが、この夏六本木の森アーツセンターギャラリーで開催されていた「トーベとムーミン展」でもこの絵が紹介されていたようです。
https://madream.jp/sp/yomimono/0461-tove-moomins/


さて気になるのはこのポスターです。

普通に売られているものなのか調べたのですがヒットしません。少なくとも、現在国内では入手できないもののようです。フィンランドでは昨年ヘルシンキ市立美術館(HAM)でトーベ・ヤンソン展があり、そこでは我が家のものよりもうひとまわり小さいポスター(W550xH420)がミュージアムグッズとして販売されていました。

ちなみにこの小ポスターは、国内の輸入ポスター販売サイトでなんと1万円以上の値を付けていました。高っ!(当時の現地販売価格は6EUR/日本円で1,000円)

そうしたらありました!こちらは海外のオークションサイトに出品されていました。我が家と同じ、W700xH500 のポスターサイズです。

それがいくらで落札されていたかというと、






なんと、171 EUR!(日本円で約30,000円)

ポスター1枚で3万円ですよ。びっくりでした!ある時期に(展覧会などで)限定的に売られて、それが今では激レアポスターになっているというパターンかもしれません。ますますこれを下さった方に感謝です!もしくは当時何気なく買って、それを大事にとっておいた自分を褒めたいと思います。

ちなみに我が家にはそんなお宝がいくつもあります。別にお宝のつもりではなく、フィンランド留学当時などに日用品として使っていたものたちが、今ではビンテージとしての価値を付け始めているというパターンです。

同じオークションサイトを見ていたら、古いムーミンマグカップなども一部のものは価値が上がっていてびっくり。


たとえば上のマグカップは、今でも普通に毎朝コーヒーを淹れている妻のお気に入りマグカップなのですが、オークション価格なんと96EUR!(日本円で17,000円)

びっくりですよ。洗うときに流しで手を滑らせたらと思うと、もう日常では使えないかもしれません(汗)

先ほどのヤンソンさんのポスターは、ちゃんとした額に入れて家の中の良い場所に飾ろうと思います。なんか良いことがありそう!