先日裏磐梯のホテリアアルトに、スタッフの研修も兼ねて、野地木材工業のYouTubeチャンネル「のじもく酒場」の収録に行ってきたことを書きました。
https://www.riotadesign.com/blog/221217.html

こちらの収録動画がアップされましたのでこちらでも共有させて頂きます。



https://youtu.be/H77QiKeN8iw

もうね、しみじみと素晴らしい回になったと思います。はじめて関係者が全員リアルに顔を合わせたのも良かったですし、何よりみんなとっても楽しそう。

益子先生のリラックスしたトークもとても良かったです。名言も数々飛び出しました。
建築関係者もそうでない方も、この年末年始に是非観て頂きたいと思います。

さてさて、今年のブログ更新もここまで。皆さま、どうか良いお年をお迎えください!

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sekimoto

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ふと思い立って本棚の整理をはじめた。

事務所の本棚はもはや仕舞いきれないほどの本で溢れかえり、本の上にも横向きになった本がどんどんたまる一方だ。本は自分で買ったものもあれば、出版社から(一方的に)送られてくるものもある。

なんでこの雑誌が送られてきたのだろう?と思ってパラパラめくっていると、取材協力した記事が出てきたり、私の顔写真の載った広告があったりする。昔は几帳面に掲載誌をスクラップしたりしていたけれど、今ではそのまま机の脇に横積みされてゆく一方だ。

自分とは関係ない本でも、SNSなどに良かったらコメントなど書いてもらえませんか?というレビュー依頼系も多い。はいはいわかりましたと心で呟き、やはり机の脇に積まれてゆく。

そんな本棚を改めて眺めていると、棚に納まったきり、おそらくはもう二度とその本を手に取ることもないだろうというものがほとんどであることに気づく。もう何年もその存在すら忘れていたものばかりだ。

年賀状を出すためにひらくアドレス帳もそうだ。何千人もの名前で埋め尽くされたデータも、ほとんどが人生のほんの一時期に自分の脇を通り過ぎていった方たちばかり。中には名前を見るだけで苦い思い出が蘇ってくる人もいる。

そんなデータなど消してしまえば良いのに、きっかけを掴めないまま、もはや消すにも消せない量になってしまった。その気になって選別すれば私の出すべき年賀状はきっと20枚くらいになるに違いない。

そんな本棚を眺め、ふと全部捨ててしまいたくなった。

スイッチの入ってしまった私は、あれもいらないこれもいらないと、どんどん床の上に放り出した。それを無心で紐でしばっていると頭の中でふいに「しがらみ」という言葉の無限リフレインがはじまった。しがらみ、しがらみ。あぁ自分は人生においてなんと無駄なしがらみに縛られていることだろう。

私はしがらみが大嫌いだ。予定調和を嫌い、自分が思うように自由に生きていきたいと思ってこの仕事を選んだ。一生フリーでいい。役職や肩書きなんてまっぴらゴメンだ。

それなのに気づいたら私は今やいろんな役職につき、無駄な肩書きがいっぱい出来てしまった。ずっとそういうものから距離を置いてきたというのに、なんてことだ。

私には過去はいらない。未来もいらない。今だけでいい。これまでの知識と経験はすべてこの心と体の中にあり、それは誰にも奪われることのないものだ。

そう思ったら、この事務所の備品もほとんど捨てていいんじゃないかと思えてきたけど、年明けにスタッフが困るのでそれは思いとどまった。

「しがらみ」と打ち込んで変換したら「柵」と出た。びっくりした。私にとって今年を象徴する漢字一文字が、今決まった。

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sekimoto

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> 仕事
> 思うこと


年末も押し迫ってきました。弊社も本日が仕事納めです。

年始は1月5日(水)から始動予定ですが、それはスタッフの話。私自身はきっとずっと仕事している…ということはさすがにありませんが、基本的に昔から公私の境界が曖昧な生活を送っていますので、メールチェックは毎日していますし、大晦日であってももしかしたら即レスで返信が返ってくるかもしれません笑

とはいっても、一応心のエンジンは安息モードにしてゆきますので、あまり心臓に悪い内容は緊急時以外はお控え頂けますようお願いします。(冗談です)

さて今年は暮れにかけて怒濤の竣工ラッシュがありましたが、均してみると今年は6件の住宅が竣工しました。弊社としては平均的な竣工数かと思いますが、どれも規模こそ大きくはありませんでしたが、一癖も二癖もある住宅ばかりで気の休まる暇がありませんでした。ただ、そもそも癖のない家はほとんど設計していないので、これも含めてどうやら”いつもどおり”の一年であったとも言えそうです。

来年は少しペースダウン。順調に行けば4件ほどが竣工しそうですが、こちらはどれも規模が大きく(60~90坪)普通の住宅の2~3件ぶんくらいの住宅ばかり。どれもこのコロナに入ってからのお仕事でしたが、設計だけで1年くらいかかったものもあり、それらもようやく来年には順次着地してゆきそうです。


一方で最近では設計相談の数が減ってきているのが気になっています。
コロナ禍に入ってからは、巣ごもり需要から住み替えを検討される方が多く、今年~来年にかけて進んでいる住宅の多くはそうした流れを受けてのものです。

その後席巻したウッドショックや資材インフレ、土地の高騰などによって、もしかしたら家づくりを一時的に控えている方もいらっしゃるのかもしれませんね。そんな方も来年にはアクションの年に移行される方も多いのではないでしょうか。

先日いらした方に言われたのですが、うちの事務所は大きな家を得意としていて、庶民的な小さな家はやらない(やってくれない)と思っている方もいらっしゃるようです。こちらはまったくそんなことはありません!

我々にとって住まいとは日常の生活を受け止める器のようなものです。小さな敷地に建つ住まいでも、規模の大きなものでも分け隔てなく設計をお受けしています。年明け以降は設計スケジュールにも余裕がありますので、この年末年始に家族会議をされましたらどうか気兼ねなくご相談頂けたらと思います。

と、最後にそんな営業アピールをしたところで。笑

皆さま、今年も一年お世話になりました!年明け以降もどうか変わりなくお付き合いの程お願い致します。新しい年が皆さまにとって希望に溢れる年となりますように!!



22. 12 / 23

書籍打合せ

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sekimoto

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来年5月に出る(かもしれない)書籍の打合せ。

エクスナレッジの敏腕編集者の別府さん、先日出た住宅デザイン学校本で手腕を発揮したフリー編集者の加藤さんというベテラン編集者の方々と議論しながらまとめる作業が楽しくて楽しくて。

原稿はまもなく書き終わるのですが、それと並行して構成案が水面下で粛々と進んでいます。ブックデザインやイラストレーターも夢のような方々にお願いすることができて、どんな本になるのか本当に楽しみです!

先日告知させて頂いたアンドフィーカさんでのYouTube Liveは無事終了しました。

配信は1時間でしたが前後の時間や、事前のZOOM打合せなども含めると一体何時間おしゃべりをしたのだろう?というくらい尽きない話で盛り上がりました。

アンドフィーカ代表の今泉さんは元編集者とのことで、どうりで相手から話を引き出すのがうまく、私も最後まで気持ちよくお話をさせて頂きました。

さすがだと思ったのは、私の著書を全て購入して下さっていて、さりげなくトークの中に書籍の内容を引用して下さったことや、また背景の書棚も今日の内容に合わせてアアルト関連書籍を並べて下さっていたことなど。これはなかなかできることではありません。

そんなホスピタリティに癒やされつつ、最近建築絡みのセミナーなどが続いていたこともあり、この日はリラックスして北欧のお話をさせて頂きました。

配信場所でもあったアンドフィーカは、目黒通りにお店とオフィスを構えています。最近はふげん社さんに配信イベントなどで行くことが多く、いつも隣におしゃれな北欧のお店があるなと思っていたのですが、なんと内装も設計者に頼んだわけではなく、今泉さん自ら手がけたとのことでさすがのセンスに脱帽でした。

本日の内容は、以下のYouTubeリンクからもご視聴頂けます。
https://youtu.be/0pNaPUiq-AE



実は今泉さんには、1月18日(水)にSADIのセミナー企画でもご講演頂く予定になっていて、こちらのMCは私が務めることになっています。なんだか代わりばんこにセミナーを企画し合っているみたいで、なんだか面白いのですが。ここのところメールも、私からのSADIセミナー内容確認のメールと、今泉さんからの配信内容確認のメールが交互に届くというシュールな日々でした。

以下は1月の今泉さんセミナー情報です!どうかこちらもご参加下さい。

■ SADIセミナー
『フィンレイソン:フィンランド最古のテキスタイルブランド 』
講師:今泉幸子氏(株式会社アンドフィーカ代表取締役)
日時2023年1月18日(水)19:00~
https://sadiinfo.exblog.jp/32650570/