杉並区の永福にてまもなく住宅が竣工します。こちらの内覧会を4月27日(日)に予定しております。

■永福の家|オープンハウス
4月27日(日) 10:00~16:00ごろまで
京王井の頭線「西永福駅」より、徒歩6分

今回は都内案件で、開催日も1日しか設けられず混乱も予想されますので、こちらのご案内のお申し込みは「一般の方(家づくり検討中の方)」を優先してお受けさせて頂きます。

見学ご希望の方は、以下までご連絡下さい。詳細情報をお送りさせて頂きます。
info@riotadesign.com

建築関係者の方でもしご覧になりたいという方は…
こっそり私宛にご連絡下さい。余裕がございましたらご案内させて頂きます m(__)m

現場は、、絶賛工事中です!汗




一昨日は今期副編集長を務めるJIA関東甲信越支部の広報誌Bulletinの「他人の流儀」取材で、六本木AXISビルにあるNUNOにて世界的なテキスタイルデザイナーの須藤玲子さんへのインタビュー取材がありました。

須藤玲子さんにはちょうど一ヶ月前、イベント「日本橋こいのぼりなう!」のギャラリートークに参加した際にはじめてお目にかかりました。年齢をまったく感じさせない溌剌とした話し方や、見たことも聞いたこともないような特殊な技法でつくられた布たちにすっかり魅了されてしまい、この人をもっと知りたい!と思ってしまいました。

勇気を出して話しかけ、その場で取材を申し込むという我ながら無謀な行動でしたが、朗らかに二つ返事で受けて下さり今回の取材となりました。

須藤さんの率いるNUNOは、40年前からAXISの同じお店で営業を続けているそうです。創業当時の破天荒な仕事のエピソードや、師事した新井淳一さんのこと、伊東豊雄さんをはじめとした建築家たちとの協働のこと、開発中の見たことないような特殊な布素材のことなど、目を輝かせながら語ってくださいました。

我々建築の仕事と親和性のあるお話もいっぱい聞くことができました。年号や人の名前もすっと出てくるのも須藤さんのすごいところです。

関東甲信越支部のJIA会員さんは、まだまだ先ですが7月15日発刊の夏号をどうかお楽しみに!会員外の方もウェブ版からご覧いただけます。バックナンバーはこちらから。

Bulletin 「他人の流儀」
https://www.jia-kanto.org/online/tanin/index.html
私が日頃行っているインスタ運用のやり方などを話してほしいということで、JIA本部の建築家PR動画推進WG(公式インスタやYouTubeを管轄するセクション)にてミニレクチャーをさせて頂きました。

めちゃ緊張した、、。佐藤会長やプロのコンサルがいる前で私の素人投稿の話をするなど、畏れ多すぎる。平静を装っていましたが、口の中はカラッカラでずっと逃げ出したかったです汗

リオタデザインのインスタフォロワーは現在3.1万人(もうすぐ3.2万人)。業界には5万~10万フォロワーの建築家もざらにいるのでけして多い方ではないと思いますが、1万越えというのは普通にやっていたら行けない領域かもしれません。

■リオタデザイン|インスタグラム
https://www.instagram.com/riotadesign/

かくいう私も、ほんの3年前までは10年続けてもフォロワーが1,000人にも届きませんでした。その後ちょっとしたことからコツをつかみ、そこから現在に至ります。

運用はコンサルに頼んだことはなく、自己流で投稿もすべて自分でやっています。投稿では経験則から学んだいくつかの押さえるポイントがあって、今日はそんなことも含めてお話ししました。

人がフォローしたくなる心理って何だろう?を考えることは、住みたくなる家って何だろう?を考えることと似ているような気もします。飲み会などでインスタの話になると、いつもどうやっているの?という話になるので、これを機にまとめてみました。

同じ内容は先だって、飯塚豊さんの工務店設計塾でも少しお話しさせて頂きましたが、機会あればまたどこかでお話ししたいと思います。会田さん、今日はお声がけありがとうございました!


今日はスタッフ+オープンデスクの学生と、元スタッフの矢嶋くんも誘って地元の普光明寺まで。普光明寺は過去に寺務棟と庫裏を設計させて頂いたお寺で、矢嶋くんの担当案件。普光明寺は地味に1200年もの歴史があるのです。

今日はそんな普光明寺の33年に一度の秘仏ご開帳の日。この機会を逃すと次に見れるのは85才の歳、、生きてる自信ない、笑。秘仏は言い伝えによると源頼頼と頼家が運慶に命じてつくらせたという千体地蔵。事実かどうかはわかりませんが、とにかく感慨深いものがありました。(写真NG)

ともあれ、ようやくの快晴に土手沿いに束の間のお花見。ようやく春!!という感じです。矢嶋くんとも久しぶりに会えてよかった。良い1日でした!






今期副講師を務める新建新聞社の工務店設計塾にて、一昨日は北海道から山本亜耕さんをゲスト講師にお招きしての設計講評。亜耕さんとは長い付き合いのようでお目にかかるのは実は初めてという、これにはお互いびっくり。まさにSNS時代の既視感現象でしょうか。

亜耕さんがホームエリアとする北海道は、関東の人間からすると冬の気候はまさに異次元の領域で、以前北海道の計画が入りかけた時にはいろいろ相談に乗っていただいた事もありました。

難解な話をこともなげに語る独特の亜耕節は、理論やデータがすべて頭に入っていて、それが十分に体系化されているからこその揺るぎない語り口は説得力が半端ない。あの口調で「そーでしょ、わかる?」とたたみかけられれば、「うん、わかるわかる」しかありません笑。

パッシブ換気をはじめ、一種換気と三種換気のそれぞれのメリット、世界的な視点で見た日本の実情のことなど、なんだかコムズカシイあれこれが雪のように溶けていく夜でした。

亜耕さんって、話しているとつくづく北海道の方だなあ、と思うんですよね。スケールが大きくて、お人柄の向こう側に釧路湿原みたいな景色がばーっと浮かぶんです笑。楽しい夜でした。どうか気をつけてお帰りください!