一昨日はうちのOBスタッフとの会でしたが、昨日は我が師である棚橋廣夫さんのご自宅に訪問。事務所の方は数年前に畳まれたので今は稼働していませんが、場所は仕事をしていた当時のまま時間が止まったようになっています。

今思えば生意気なスタッフでした。私は人の一生分この事務所で叱られたと思っていますが、よく口答えしていましたし、納得がいかないと反抗的な態度をとって所長を困らせたこともありました。まさに反抗期の息子そのもの。そんな息子も結婚(独立)して子供(スタッフ)を持つと、かつて所長に言われたことをそのまま諭すようになります。

自分も大人になったと思う一方で、所長にもあの時はごめんなさいという気持ち、そしてこの師を持てて本当に良かったと感謝の思いです。まさに子を持ち、はじめて親になる心境というのでしょうか。私が事務所に入所した時の所長の年齢に今自分がなりました。

今年で85歳になるという棚橋さん。相変わらずしっかりされていて安心しました。かつてスタッフ時代から何度も聞いている話も一字一句変わらず聞けて、あの頃に戻ったような気もしました。一方で私なりに齢を重ねてお聞きする話は、もはや師弟を超えて分かり合える領域もあり感慨深いものがありました。

その昔、棚橋さんには「啐啄(そったく)」という言葉を教えて頂きました。
雛鳥と親鳥が卵の殻を内側と外側から同時に叩いて世に出る、という師弟の呼吸を説いた禅の教えですが、なんだか今日はそんな答え合わせをさせて頂いたような気がしました。自分のスタッフともいつかはそんな時が来るでしょうか。

今日はお忙しい中お時間を取ってくださり、ありがとうございました。近々OB会を招集しましょう!




リオタデザインOBスタッフの柴秋路くんが、巣鴨のギャラリーオルガンで個展をやるというので、ほかのOBスタッフと共にお祝いに駆けつけてきました。

リオタデザイン23年の歴史で、うちに在籍していたスタッフは、すぐ辞めてしまった子や現役も含めるとたぶん17人くらいでしょうか。歴代スタッフの約半数がその後独立し、今でもこうして連絡を取り合う関係にあります。

柴くんはそんな歴代スタッフ中でも古参のスタッフ。個展はギャラリーを借りれば誰でもできるけれど、彼はオーナーから声をかけられての開催ということで、彼の仕事が認められたようでとても嬉しい。また彼に限らず、事務所の卒業生の活躍はいつも励みになるし、事務所を離れた彼らにはもうお小言も言わなくて済むので、フラットな関係でいられるのもまた嬉しい。

展示は彼の手がけた小さな住宅や改修仕事を紹介したもので、彼らしい寡黙でありながら、世界観や奥行きを感じさせる良い展示でした。元ミュージシャン志望だった彼らしくレコードプレーヤーが真ん中に座っていて、心地良い音楽が流れていました。

この日は久しぶりにOBメンバーとの懇親会も行いました。特別ゲストにタニタハウジングウェアの谷田さん、青木律典さんに、ギャラリーオーナーの竹内さんも。

皆さまお忙しい中ありがとうございました。私は久しぶりの懐かしい顔ぶれに囲まれ、とっても楽しい時間でした。残りの会期も良い出会いがありますように!


柴秋路個展 | 「余白」―暮らしを紡ぐ空間―

場所:ギャラリー・オルガン
https://gallery-organ.com/
JR山手線・三田線「巣鴨駅」より徒歩3分
会期:2025年10月11日(土)より19日(日)
時間:11:00~17:00まで

※ 会期中は柴くんは常に在廊しているとのこと。無料ですので、彼とご縁の合った方は期間中ふらりとお立ち寄り頂けると彼も喜ぶと思います。







埼玉県坂戸市で進めてきました「回廊の家」と名付けた住宅が今月竣工します。以下日程でオープンハウスを行いますので、もしご興味ある方は個別にご連絡ください。折り返し、詳細のご案内をお送りさせて頂きます。

回廊の家 (M邸新築工事)

10月30日(木) 11:00〜15:00
11月02日(日) 10:00〜16:00


場所: 埼玉県坂戸市 | 東武東上線「北坂戸」駅より徒歩15分

ご希望の方はこちらまでメールをお願いします!
info@riotadesign.com



まだまだ工事中ですが、どんな感じに仕上がるのか想像を膨らませてみて下さい!






25. 10 / 07

メッシのように

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sekimoto

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> はまりもの
> 仕事


メッシのプレーばかり見てしまう。そればかり見ているので、リール動画もそればかりおすすめしてくるようになってしまった。といっても私はサッカーが特別好きなわけでも、詳しいわけでも、ましてやプレーしているわけでもない。

予測の斜め上をいくフェイント、虚を突いたようなキラーパス。そこからのゴール。とても人間業とは思えない連係プレーに惚れ惚れしてしまう。それは私の仕事のイメージそのままで、あぁ私もこういうプレーをしたいと常々思う。

下がったポジションからフィールド全体を見渡し、相手の動きを分析し次の展開を予測する。

私は隣を伴走する相手に目配せをする。相手は瞬時に私の意図を察して、ボールとは反対方向に走り出す。私は相手を引き付ける。そこで”ため”を作ってから、おもむろに誰もいないコーナーに向けてパスを放つ。

虚を突かれる敵陣。届くか届かないかのギリギリのパスコース。そこからダイレクトで戻されたパスにワンタッチ!がら空きのゴールが揺れる瞬間だ。

私にとっての伴走者はスタッフであり、現場であり、また建て主さんでもある。キラーパスを放つのは時に建て主さん側でもあるからだ。

私は相手の”目配せ”を見逃さない。相手の意図を瞬時に察し、パスを出す瞬間にはすでに走り出している。時には先読みしてすでにそこにいる。

そうありたいと思ってやってきたし、その連係プレーが出来た瞬間は本当に快感で美しい仕事になったと思える。私は美しい仕事をしたい。そう、メッシのように!

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sekimoto

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> muni
> STAFF



リオタデザインOBスタッフの吉里秀則くんが、事務所を成増から原宿に移したというので、お祝いにmunistoolを持って訪ねてきました。素晴らしい立地の事務所で、こっちは完全にお上りさんのように、道すがらも周りをキョロキョロ。

リオタデザインOBのスタッフでも特にデキが良かった四天王みたいなスタッフがいるのですが、彼はその一人。
リオタデザインがその昔10周年を迎えた時にも在籍していたスタッフですが、そんな彼の事務所も来年で10周年とのこと、思わず遠い目に…。あの頃の彼らとの仕事も楽しかったなぁ。

彼も専門学校で教えたり、店舗にリノベにと大忙し。スタッフも抱えて充実しているようです。OBスタッフたちの活躍を見るのがいつもとても嬉しく、誇らしい気持ちになります。

彼の奥さんの絵里ちゃんはフィンランド留学時代の後輩でもあって、こちらも本当に久しぶりに再会。益々のご活躍を!スツールもかわいがってくださいね。