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月曜日、昨年暮れに竣工した「小田原の家」の竣工撮影に伺いました。小さなお子さんが産まれて、日々片付かない日々だったようですが、撮影日に向けてコンディションを整えて下さいました。

当日朝早くには「関本さんの自宅から観葉植物をいくつか持ってきて!」とのSOS。喜んで山ほど撮影小物を持ち込みました笑。ちなみにテーブル上の植物は、奥様が朝イチで買ってこられたもの。たったこれだけでも写真写りが二割増しになりますね。

新澤一平さんによる写真が楽しみです!

22. 08 / 11

本日より夏休み

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本日より16日(火)まで、リオタデザインは夏休みを頂きます。

今年のお盆前はいろいろな業務の区切りが比較的きれいについたので、スタッフもきっとのんびり休めることと思います。もちろん私も、、。お盆明けからまた忙しくなりますが。

昨日はスタッフを連れて、行きつけの浦和にあるビストロ・ド・タニというお店でランチをしました。ここのお店は本当に美味しくて、クリエイティブな料理は我々にもクリエイティブな刺激を与えてくれる気がします。

コロナのこともあるので、明るい時間に健康的に。しかしビールは欠かさずに!みんなそれぞれ夏休みのプランがあるようです。また休み明けに会いましょう。

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2010年に竣工した「ひなたハウス」の建主さんより、手狭になったので1階部分を増築したいというご相談を昨年頂きました。

しかし当時は仕事が立て込んでいたこともあり、建主さんのご理解のもと、暮れにちょうどうちを退職して独立予定だったスタッフの矢嶋宏紀くんに、独立最初の仕事にしてみたらとこの仕事を託すことにしました。

うちの仕事に手を入れるということで、彼も相当プレッシャーを感じたようです。退所前には何度か彼の案にも目を通してアドバイスなどをしていましたが、最後は彼なりに建主さんとの対話を重ね、ようやく完成したので見てほしいとの連絡がありました。

正直、どこを増築したのか一瞬わからないほど全体が馴染んでいましたが、随所には彼の思考の痕跡が見て取れました。わずかな面積の増築でしたが、そのゆとりが家族の衝突を回避し、穏やかで自然な空間の佇まいを見せていたことにも、とても好感を持ちました。

建主さんも大変満足されており、彼との間にも信頼関係を感じることができました。私の後を託されてさぞや大任だったことと思いますが、私も駆け出しの頃、小さな増築仕事を苦労してまとめたことを思い出しました。

矢嶋くんお疲れさまでした!新たな創作にも期待しています。


先週大きな仕事に区切りが付いたこともあり、先に上げたtobufune展と絡めてスタッフと青山のCASITAでランチをしてきました。

CASITAはその高いホスピタリティで有名なお店で、以前食事した際にはその異次元のおもてなしに心から感動しました。スタッフともこの感覚を共有したいと思いつつも、若いスタッフがふらっと行けるようなお店ではないこともあり、この機会にみんなとここで食事をすることにしました。

この日はランチだったので、ディナーとは異なりカジュアルな雰囲気。CASITAは店員さんが本当に感じが良く、程よい距離感でフレンドリーに話しかけてきて下さいます。食事も本当に美味しくスタッフ達も大満足でした。

ところが最後のデザートを楽しんでいると、頼んでもいないホットミルクがテーブルに運ばれてきました。その泡の上にはなんとリオタデザインのロゴマークが描かれていたのです。


これには本当に腰が抜けそうなくらいびっくりしました!

予約時には個人名しか伝えていませんでしたし、テーブルでの店員さんとの会話では会社の会食であること、また我々は設計事務所であることなどを和やかにお話しした程度で、事務所名などはお伝えしていなかったからです。

おそらくですが、我々との会話や私の名前などを手がかりに、店員さんは我々の事務所が「リオタデザイン」であることを知り、食後にそのロゴマークをサプライズとして泡の上に描いて出してきたのでしょう。

スタッフには私がCASITAのおもてなしがいかに素晴らしいかを話した後だったので、余計に響いたことと思います。みんなも目を丸くして驚いていました。今日スタッフを連れてきて本当に良かったと思いました。


CASITAのポリシーに、ホストはゲストが何者であるかを知らなくてはいけない、というようなことがあると以前なにかで読みました。

設計事務所とは異なり、日々異なるお客さんがやってくる飲食店のような業態で、その日のゲストが何者であるか、予約情報以上のことを知ることは至難の業だと思います。もちろん個人情報もあるので、踏みこむべきではない領域もあるでしょう。

しかし店員さんはゲストとの会話の中から、その人を心底喜ばせるためのヒントをずっと探していたに違いありません。だからそれは毎回出てくるものではないし、人によっては受け取るものも異なるのだとも思います。

詰まるところ我々の設計もそうなのです。言われたことだけをやっていたのでは、飲食店に例えればファミリーレストランみたいなものです。誰も文句は言いませんが、そこには感動は生まれません。

どうして言っていないのにそれがわかるのか?ということを我々はよく建て主さんから言われます。しかしそれは明白なのです。なぜなら設計をするということは、建て主が何者であるかを理解するという行為だからです。

我々は言われずとも、常に二歩三歩先を見ながら、建て主さんの考えをいかに先回りするかということを心がけています。そのヒントは建て主さんとの何気ない会話や、仕草や、表情の中にすでに無数にあるのです。

スタッフに伝えたいのは技術ではなくそういうことです。この日の会食はそんなことを学んでもらう良い機会となりました。

プラナビという建築情報サイトに「ストーリーのある暮らし」というコンテンツがあるのですが、こちらの取材にて横浜市の「壇の家」を取材頂きました。

■プラナビ|ストーリーのある暮らし
『北向きの部屋のイメージが変わった!北向きリビングが一番明るい家の物語』

https://www.pla-navi.com/life/216/

常々家づくりはストーリーだと思っています。建て主のFさんも様々な選択肢の中から我々に設計をご依頼下さったのですが、そのストーリーもまた、これから家を建てようという方、そして設計事務所に頼もうか迷っている方達の背中をポンと押してくれるようなものかもしれません。

とても良い感じに取材を下さっていてとても嬉しいです。
どうかご一読下さい!