「越屋根の家」オープンハウス2日目終了。

2日を通して多くの方にお越し頂きました。朗らかな陽気の中、普段仲良くしていただいている建築家仲間、尊敬する大先輩、学生さん、建て主さん、また工事に関わってくれた監督や大工さんまで!皆さまと楽しくお話しできて、スタッフ共々幸せな二日間を過ごさせて頂きました。お越しくださった皆さま、本当にありがとうございました。

今回多くの方から「集大成」というお言葉を頂きました。言われると確かにそうかもしれません。もしかしてオレ死ぬのかな?やりきったところでぽっくりも悪くないかもしれませんが、まだまだやるべきことが山積みです!汗

来場者がすべてお帰りになったところで、建て主さんからサプライズのプレゼントがありました。スタッフ一同大喜び!お手紙が添えられており、事務所に帰ってから開封したのですが、涙で読めませんでした、、。

本当に長かった。けど楽しかった!!そんな思いが建て主さんと共有できて本当に良かった。我々の仕事の目的でありゴールは、建て主さんに喜んで頂くこと。これ以上でもこれ以下でもありません。

このたびのご縁とお仕事に心から感謝いたします。
関係者の皆さまお疲れさまでした!!








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このたび川越市に竣工する住宅のオープンハウス(内覧会)を行います。

川越で観光農園を営む農家さんの母屋建替え計画です。
屋根を農家の伝統的な越屋根形式とすることで、佇まいを地域からも浮き立たせることなく馴染ませ、リビング空間にもダイナミックな架構を表出させるとともに、通風や採光などの機能も担わせています。

住まいの設えにも細やかな創意と工夫を凝らしていますが、この住宅のためにコーディネートした家具や造園など見どころの多い住宅になっています。建築関係者のみならず、一般の方もご見学が可能です。どうか多くの方に見て頂けたらと思います。


「越屋根の家」オープンハウス

2023年
11月18日(土) 10:00~16:00
11月19日(日) 10:00~16:00


場所:埼玉県川越市南大塚
最寄駅: 西武新宿線「南大塚」駅より徒歩20分
車の場合:関越道「川越IC」より約5分
近くに大きな駐車場(無料)があります。お車の方はそちらをご利用ください。

☆見学希望の方は、メールよりご連絡下さい。折り返しご案内をお送りします。(担当:関本・岩田)
info@riotadesign.com

皆さまのお越しをお待ちしております!





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sekimoto

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川越市で進めている「越屋根の家」がまもなく竣工します。計画から2年半がかかりました…感慨もひとしお。竣工に向けて現場は臨戦態勢、そしてカウントダウンがはじまっています。

今週はようやく藤沢木工所による家具が入り、だいぶ空間の輪郭が見えてきました。ほんと、もうあと少し!です。

この住宅では建物以外にも、家具のデザインなどにもいくつか力を入れているところがあります。詳細は完成してからのお披露目になりますが、我々のお楽しみは、リオタデザインオリジナルのスツールがこの竣工に合わせてお披露目予定であること!

このスツールの座面はいくつか種類が選べるのですが、そのうちのひとつに好きな生地を張ってご提供するというのがあり、一旦サンプルとして私の好きなミナ・ペルホネンの生地バーションを作ってみることに。


実は9月に北欧家具taloさんに伺ったのは、この椅子の生地張りのやりかたを教えてもらうためでもあったのでした。おかげで”日本一の張り地職人”を自称する山口太郎くん(オーナー)から直々にコツを伝授して頂き、この時に撮った神動画をみんなで何度も見直しながら作業をさせてもらいました。




この通り、なんとか2種類の座面がこの通りできあがりました!
はじめてにしては上出来だと思いませんか?

とはいえ細かいところに目を凝らすとツッコミどころも多々ありまして、、張り地職人への道はまだまだ遠いね、というところをスタッフとも共有しました。やっぱtaloのオーナーはすごいな!というのが結論です笑

こちらのスツールのラインナップ、そしてオリジナルテーブルなどもこの住宅に間に合わせて製作予定です。ついでに外部で使えるデッキベンチ家具などもデザインしています。こちらもどうかお楽しみに!!

クロス張りの案件で、現場に入ってからあっと思った。開口をアーチ状にしている部分があって、クロス張りでは上手く張れないだろうということに気づいたからだった。

監督さんからクロスやさんに聞いてもらうと「できないことはない」みたいな曖昧な答え。どうしよう、いっそアーチ状の見切りを入れるか迷った挙げ句、クロスやさんのワザに賭けてみることにした。

結果この仕上がり。すごい、3次元に張っている!継ぎ目もほとんどわからない。どうやって張ったの?と聞いた私が間違いだった。職人さんはそう聞くといつも嬉しそうに教えてくれるのだけれど、理解できたためしがない。結局私にはちんぷんかんぷん。

へぇなるほど~!と大げさにリアクション取りながら、かくして私の中でこれは「普通にできる」ものとなった。

23. 09 / 21

椅子張り講座

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今日はスタッフを連れて、秦野市にある北欧家具taloまで。たびたび書いていますが、オーナーの山口太郎くんとは幼なじみの間柄でもあります。

北欧家具talo | https://www.talo.tv/

訪問の目的は、今進めている案件についての意見交換と、椅子座面の張り替え講座!なんで椅子の座面の張り替えを学ぶ必要があるのかというのはまた追々ご説明しますが、この日はスタッフ揃ってプチ遠足気分で秦野までやってきました。


まずは太郎先生のレクチャーから!

当たり前ですけど、さすがプロ。北欧家具taloの座面張り替えはほぼ1人でやっているというだけあって、ツールの使い方や選び方、シワの入らない生地の張り方まで実に細かくレクチャーしてもらいました。

事前にYouTubeでもやり方を調べていたのですが、やっぱり色々と違いがありました。百聞は一見にしかず。やっぱり実演に勝る学びはないですね。




私もスタッフも早速の実践です。流れるような太郎くんの手順を見ていたのに、自分でやるとなかなかうまく行きません。隣からも厳しい太郎くんからの叱責が飛びます!

最後はようやくぐるっとステープルを打ち終えて、失敗はあったものの、なんとか張り地を張り終えることが出来ました。もう少し練習が必要ですが、スタッフも張り字交換のコツや勘所をだいぶ学べたようです。

リオタデザインは家具屋でもやるのかって?まぁまぁ、それもそのうち話します。


太郎くんは先週までフィンランド。そしてまた2週間後にはふたたびフィンランドと、日本にいる暇がありません。そんな中ピンポイントに押しかけたというのに、この手厚さ!ほぼ神です。

taloには太郎くんに会いに定期的に押しかけて、お互いの近況報告をするのが私にとっても何よりの楽しみになっています。お互いほぼ同年代ということもあって、これからの仕事のしかたや展望、お互いの夢なども語り合って、この日もとっても実のある時間となりました。

太郎くん、本当にありがとう!!来るべき協働の機会も楽しみにしています。