20日(木)に発売となりました建築知識7月号[リオタデザイン特集]は、本日付のAmazon売れ筋ランキングで『住宅建築・家づくり』、そして『建築の雑誌』それぞれのカテゴリで1位に入りました。嬉しい!

1位だからなんだということもないのですが、今回は編集部の皆さんと作り上げた号なので、結果を残して、関わって下さった関係者みんなで喜びを分かち合いたいと思っていました。ヨカッタヨカッタ。これで肩の荷が少し下りました(^^)

お買い求め下さった皆様、ありがとうございました!

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この売れ筋ランキングですが、一定時間ごとの注文数がリアルタイムに反映されてゆくようです。どこから見れば良いかというと、上記のAmazonサイトへのリンクからサイトをパソコン上で開いて(スマホだと表示されないことがあります)、下の方にスクロールすると以下のような欄があります。

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直リンクはこちらです

>> 建築の雑誌 ランキング
>> 住宅建築・家づくり ランキング


実は発売前から「Casa BRUTUS 7月号」がトップを独走しており、この不沈戦艦だけは絶対に追い抜けないような気がしていたのですがやりました。我が子のサッカーの試合を応援する親のように、端から応援しているだけというのもなかなか楽しいものです。

しかし侮ってはいけません。宿敵はCasa BRUTUSだけではありませんでした。
『子供の科学』おそるべし!


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(6/23追記)

昨晩記事を上げた後、残る『科学・テクノロジー関連の雑誌』カテゴリでも1位に入りました。ありがとうございます!奥さんからは「子供の科学」を追い落としたのは大人げないと叱責を受けましたが…。

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『リオタデザイン関本竜太が教える 木造住宅できるまで図鑑』
[建築知識2019年7月号(エクスナレッジ)]
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sekimoto

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> メディア
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先日より告知しておりました「建築知識2019年7月号」は本日(6月20日)発売になりました!

『リオタデザイン関本竜太が教える 木造住宅できるまで図鑑』
[建築知識2019年7月号(エクスナレッジ)]

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エクスナレッジさんも書店販売にも力を入れて下さっているようで、本日より池袋の三省堂、新宿の紀伊國屋書店などでは以下のようなPOPも用意して下さっているようです。

また店頭で購入された方には写真に写っているスケール入りクリアファイル(今回のためのオリジナル製作)もプレゼントして下さるとのこと。すごい、、。ネットでポチるのも良いですが、このキャンペーンを見かけたら是非店頭でもお求め下さい。


そしてこんなポスターも!
でかい、、汗


実は2日前には出版を記念して、というより、関わって下さった編集部の皆さんと”お疲れさまでした会”を都内で開かせて頂きました。月刊誌のサガですが、ピリピリと緊張ムード漂う進行スケジュールの中、無数の原稿と校正と質疑応答が入稿直前まで飛び交っていました。

大変でしたが、一番大変だったのは言うまでもなく建築知識編集部の皆さんだったと思います。そして、解説のための大量のアクソメ図や内観パースを起こしてくれたのは、OBスタッフの吉里くんです。これも死ぬほど大変だったと思います、、。


皆さまこの号のために全力を注いで下さいまして、本当にありがとうございました!

ちなみに、今回メインの編集担当は建築知識の伴京子さんです。
とても可愛らしい方なのですが、この表紙で舌を出しているこのキャラクターが本人にソックリ!と一部で話題になっています。担当編集者の職権乱用ではないことを祈ります。

ご本人が上の写真のどこかに写っているはずです笑



さていよいよ解禁となりましたので、少し内容についても触れておきたいと思います。

まず全編を通じて、まぁマニアックな内容で埋め尽くされています。「隙間を見たら情報で埋めろ」というのが建築知識のモットーなのか、余白恐怖症なのかはわかりませんが、とにかくこの情報量はすごいです。

もっとも、このテキストの過半は私が起こしているのですが(相当な文章量でした)。本文に盛り込めなかった内容も、イラストの吹き出しやキャプションなどに割り振られて網羅されています。ですので、どうか吹き出し一つ取ってもどうかお見逃しなく!(どーでもいいとか言わない)



そして担当編集者と我々関係者を大きく悩ませた問題の記事はこちら。
まぐさについて。


これまであまたの地味記事を掲載してきた建築知識においても史上初、間柱とまぐさだけで2Pを構成するという荒業!ないわー

だって聞かれたってないですもん。「関本さん、まぐさの施工で気をつけるポイントは何ですか?」って、「知りませんよ」としか言いようがありません。現場を担当した山崎工務店の監督ですらさじを投げる始末。「そんなん、大工が考えることですから!」

そんなん知らない、と誰からも見放されたページ担当の久保さん。涙で枕を濡らし眠れぬ夜を数えたそうですが、きっとイイことありますよ!たぶん…。


そしてなんといってもこのDVDです!

この「路地の家」の全図面が写真付きで収録されています。これは相当な決断だったと自分でも思います。(なによりご許可下さった建て主さんに感謝したいと思います)

その背景としては、図面を見たくらいでリオタデザインの住宅は絶対に真似ができないという(根拠のない)自負があったこともありますが、もうひとつは私もかつて初学者の頃、スタッフ時代や駆け出しの頃に、やはり建築知識を目を皿のようにして眺めて先達のノウハウを吸収したということがありました。

もはや一定の技術水準にある事務所ならうちの図面など見る必要はないと思いますが、作図の作法やノウハウをあまり教えてくれない事務所も多いと聞きますので、そんな初学者の役に少しでも立てるならという思いから公開に踏み切っています。

ですからみなさん、悪用してどこかに「路地の家そっくりさん」とか建てちゃだめですよ!?


また基礎や木構造などの、構造に関わる部分の解説は構造家の山田憲明さんにお願いしています。なんと豪華な!ちなみに本住宅の構造設計は弊社で行っているので、山田さんの構造設計ではありません。あしからず。

ちなみに私も隠れキャラ的に登場します。


似てない?いえ、水玉着てるのできっと本人です笑


また特集外ですが、巻末の全国木材協同組合連合会とのタイアップページにも登場しています。こちらは元担当者の西山(N山)さんのコーディネート。くどいですよね、すみません、、。

ちなみにこちらは「路地の家」ではなく、行田の「さつきの家」です。木塀の取材でした。


ということで、今現在の我々のノウハウを目一杯に詰め込んだ一冊になっていますので、特に同業の実務者の方には是非お手に取って頂けたら嬉しいです。

巻末には私も愛用するTEEMAのプレゼントもあります。
どうかこちらもふるってご応募下さい~!


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『リオタデザイン関本竜太が教える 木造住宅できるまで図鑑』
[建築知識2019年7月号(エクスナレッジ)]

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sekimoto

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昨日は表参道でスタッフと会食に向かう途中、スパイラルで人だかりができているのを発見。ちょうどマリメッコデザイナーの石本藤雄さんの展覧会のオープニングでした。

中に入ると案の定、知人友人がいっぱい。旧くからのクライアントのIさんともばったり!そんな再会を喜び合っていると、愛媛在住の元スタッフ山口くん(写真右)の顔も。彼は石本さんの愛媛展にも関わっていたということで、今回も関係者として上京していたようです。

偶然にも新旧のスタッフが一同に会し、束の間ですが近況を交わせたのは嬉しかったことでした。リオタデザインにも新戦力(今村文悟くん・写真左)が加わりパワーアップです!

石本藤雄展@SPIRAL
https://www.fujiwo-ishimoto.com/

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sekimoto

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> メディア
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昨日ようやく校了しました!

いやぁ大変でした…。でももっと大変だったのは編集部の皆さんでしょう。本当にお疲れさまでした。ご協力下さったすべての関係者の皆さまにも感謝申し上げます。

次号の「建築知識」7月号は(なんと)リオタデザイン特集号です。

『リオタデザイン関本竜太が教える 木造住宅できるまで図鑑』
[建築知識2019年7月号特集(エクスナレッジ)]
2019年6月20日発売(現在予約受付中)

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内容としては、2017年竣工の「路地の家」を題材として、工事の着工から竣工までの全プロセス解説になっています。意匠監理者の目線から、現場のどの時期に、何を決めるのか、どこを見るのか。また先読みをして、設計時に考えておくべきことは何なのか。スタッフにしか教えないうちのノウハウが網羅されています。

この住宅は設計も現場も大変だったのですから、それを全解説するとなれば”超大変”になることはお分かり頂けるかと思います。

そして付録には、なんと「路地の家」の全図面(PDF)をDVD収録!建て主さんがよく許してくださったと思います。そして私も笑。気になる部位をクリックすると当該部分の写真もポップアップするという、これまた凝ったつくりになっています。リオタデザインのすべては図面にあります。リオタの全レシピ公開です!

[路地の家]
https://www.riotadesign.com/works/17_roji/#wttl


ただすみません、実務者向けの内容になっていますので、一般の建て主さんが見てもちっとも面白くないかもしれませんのであしからず笑。

ただ既に家づくりをされて現場を見たことがある方なら(あるいはこれから現場が始まるという建て主さんなら)、あれはこういうことだったのか!とか、今目の前の現場で起こっていることは何なのか?など、この一冊があれば丸わかりだと思います。

つまり実務者も一般の方もまずは手に取って頂き、とりあえずレジでお金を払って、家に帰ってから読むかどうか考えるという流れでどうかお願いします(^^)

発売は来週の木曜日(20日)です!
また発売された頃に、いろいろ裏話?なども書きたいと思います。

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sekimoto

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昨日の「縁側の家」のオープンハウスは、おかげさまで盛況のうちに終了致しました。ご来場下さった皆様、ご協力下さった建て主様に心より御礼申し上げます。

前日までに耕水さんに造園もきれいに整えて頂きまして、同日に引渡しまで終えることができました。耕水さんも、前日土砂降りの中作業を下さいまして誠にありがとうございました!


今回のオープンハウスには、いつも通り現在進行中の建て主さんや同業の設計者仲間に加えて、他現場の工務店やその大工さんなど、我々の仕事を見たいと申し出て下さる方も多く、大変嬉しく光栄に思いました。

他現場の大工さんなどは特に、目先の自分の仕事にしか目が向かないものです。ですが、同じ設計者による別現場を見れば、他の大工もまた自分と同じように奮闘し、同じように、あるいはより高度な技量を持って現場を納めていることを知ることでしょう。

現場を縦断したこうした学びもまたとても貴重な機会のように思います。意識の高い大和工務店さん、サンビックさん、ご見学ありがとうございました。



また教え子も含めた学生さんなども多く来て下さり、大学では教えられないディテールや素材の話などもさせてもらいました。

写真は「この壁紙はどうやって張ったか、考えてごらん」のひとコマ。なにげなく見える細部にも、それを作る職人の粋が詰まっていることを感じてもらいたいです。ひとつの建築を作るということはどういうことか、単なるビジュアルだけではないものを感じてもらえたとしたらなお嬉しく思います。



今回は築50年の住宅リノベーションということで、いつもとは少し違う我々の仕事を感じてもらえたのではないかと思います。リノベーションという”足枷”が、いつも手癖のようになっている「こうやればよい」という方程式のようなものを崩し、我々にとっても新鮮な空間が立ち現れたことは大きな収穫でした。

もちろん、このように表象的に立ち現れることは建築では氷山の一角で、より多くは耐震改修や、そのありかたに悩み、出口のない計画の迷路をさまよい歩いた時間であったことを申し添えておきます。


ただそんな折れそうになる心を奮い立たせてくれたのは、やはり建て主さんの”覚悟”であり、我々に寄せて下さる絶大な”信頼”でもありました。この覚悟と信頼関係こそが我々の仕事を大きく前進させる原動力だと思います。我ながら、今回はとても良い仕事ができたのではないかと今は爽快感の中にあります。

最後にそんな建て主さんご家族と囲んだ食卓は、そんな仕事を締めくくるに相応しいものでした。建て主のNさん、本当に最後までありがとうございました!今後とも末永いお付き合いをお願い致します。