24. 06 / 01

設計者の条件

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sekimoto

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銀座久兵衛の板前の条件。そのまま設計者にも当てはまる。こうありたい。

1. しっかりした料理をつくれる「料理人」であること。
2. お客さま一人ひとりのご注文とお会計が常に頭に入っている「キャッシャー」であること。
3. 料理に合わせて飲み物を的確におすすめできる「ソムリエ」であること。
4. 店を代表してお客さまに接することができる「マネージャー」であること。
5. つねに客席に目配りをし、お客さまを楽しませることができる「エンタテイナー」であること。

2019年に竣工した「パーゴラテラスの家」が以下の番組に取材を受けまして、金曜日にオンエアされることとなりました。

となりのスゴい家/BSテレ東
「パーゴラテラスの家」オンエア

5月31日(金) 21:00-22:00
https://www.bs-tvtokyo.co.jp/sugoie/backnumber/index.html?trgt=20240531

当日はアンガールズの田中さんと遼河はるひさんが取材に来て下さいました。BSになりますが、ご視聴できる環境の方は是非ご覧下さいませ!

パーゴラテラスの家
https://www.riotadesign.com/works/19_pergola/#wttl

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sekimoto

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> 生活
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今日美容院に行くと受付周りに女性スタッフが集まっていてこっちを見ている。

私はいつも変わった柄シャツを着てくるお客さんということで、私が来店する日は「今日はどんなシャツを着てくるのだろう?」と話題になっているのだと担当者から聞かされた。ちなみにこの日はマリメッコ風の花柄シャツ。

建築関係者の間で「水玉シャツ」として認知されて以来それ以外着られなくなってしまったように、最近では美容院に行く時は今日はどの柄シャツを着ていけば良いだろう?と悩むようになってしまった。

帰り際には、「今日は11ぴきのねこなんですね」と言われた。なんのことだろうと思ったら、どうも私の靴下のことらしい。すごい、私は人の靴下なんて気にしたことがない。そんなところ見ているんだ!?

事務所に帰ってからスタッフにこの話をしたら、女性スタッフ2名はさも当然のように「朝から知ってましたよ」とのこと。こわっ!もう穴の空いた靴下なんて履けないと思った。

24. 05 / 19

季節限定ランチ

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sekimoto

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今年もこの季節がやってきました!

よく建て主さんなども、デッキテラスでBBQなどを夢見る方も多いのですが、正直そんなに甘いものではありません。冬~春は寒いし、6月を過ぎれば梅雨に入ります。夏は灼熱と蚊の季節。詰まるところ、外部に出て楽しめるのは春と秋、それも5月と10月限定というのが私の実感です。

そんな儚い中庭の季節は、天気と気候が絶妙に釣り合えば、即デッキテーブルを出してこの季節ならではを楽しみます。この日は近所のパン屋さんで惣菜パンを買ってきて、みんなでピクニック気分を味わいました。

外で食べる食事って、どうしてこんなに美味しいのでしょうね。仕事なんてどうでも良くなってしまうような、くつろいだランチタイムでした。

24. 05 / 11

なぞなぞ

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sekimoto

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> 思うこと
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ログインの際にAIが出してくるこの「なぞなぞ」が苦手だ。たとえばこの「オートバイのタイル」を選択せよという場合、サイドミラーのみのタイルもやっぱりオートバイの一部なのか、バイクの右側が微妙にはみ出しているタイルは選ぶべきなのかを真剣に悩んでしまう。

この真剣に悩んでいるという時点で私はAIではないといえるのだが、信じてもらえない。また別の画像が出てきて「なぞなぞ」がはじまる。いつまでたってもログインできない。

こんな屈辱あるだろうか。「お前それでも人間なのか?」とAIにばかにされているような気もする。

中にはひどく歪んだ数字や文字列が出てきて「さぁ、なんて書いてあるでしょうか?」というのもある。

「l」なんて出てくるともうお手上げで、もはや大文字のIなのか、小文字のLなのか、数字の1なのかもよくわからない。間違えるとまた別の文字列が出てくる。九九ができない小学生が延々と居残り勉強させられているみたいだ。

これはきっとあれだ。映画によくあるAIが人間を挑発してくるやつだ。どこかにラスボスみたいなのがいて「愚かな人間どもめ」みたいに我々を試しているに違いない。その時点で我々を人間だと認めているはずなのに許してくれない。お願い許して。私のこと認めて!

そのうち「3回まわってワンと言え」とかいう設問になって、我々はだんだんAIに支配されていくのだ。