18. 11 / 20

清流ちゅら

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sekimoto

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間もなく竣工予定の東松山「かざみちの家」に畳とカーペットが入りました。

うちの建て主さんにはお馴染みだと思いますが、うちは畳はいつも定番で大建工業「健やかくん」の#綾波というパターンを使っています。ですが、今回初めて#清流ちゅらというパターンを使用してみました。これがとても良い感じ!

健やかくんは、和紙表といってい草ではなく和紙を使った畳です。面白いでしょう?い草の3倍の強度で経年のへたりがありません。ダニも付かないのでアレルギーの方にもお勧めです。って宣伝かって?ばれましたか。

明日はビックサイトで開催中の日本最大の建材イベント「Japan Home& Building Show 2018」の建築知識実務セミナーに登壇予定でして、大建工業さんのスポンサードによる住宅における畳の使い方の話をします。専門家向けのセミナーですが、ご興味ある方はいらしてください!

豊かな暮らしをつくる上質な畳空間
http://www.jma.or.jp/homeshow/seminar/program.html
(スクロールして下のほうにあります)



昨日は新宿のOZONEさんにて、構造家の山田憲明さんとの構造セミナーでした。私はファシリテーター役で登壇させて頂きました。開催1ヶ月半も前に満席となり、キャンセル待ちもたくさんいらしたようです。

山田憲明さんとはこれまで多くの住宅で協働させて頂きました。今や木造では人気実力共にナンバーワンの構造家の一人です。そんな山田さんと共に「中・小規模住宅の木構造を学ぶ」というタイトルでのセミナーでした。

トークセッションでは、山田さんに素朴に聞いてみたいことがたくさんあって、恥を忍んで素人のような問いかけをたくさんさせて頂きました。

物足りなかった人もいたかもしれませんが、同じような疑問を抱えている方も多くいたことと思います。ちょっと行き過ぎた発言?もあったかもしれませんが、どうかお許し下さい。

一生懸命答えて下さる山田さんの誠実な人柄が伝わってきました。ご来場下さった皆様ありがとうございました!


セミナーを通じてあらためて深まった理解や、思うところも多々あり、また時間があるときに考えをまとめてみたいと思います。今はもう、、忙しすぎです!

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藤沢木工所の職人さんの自作の道具箱。

その蓋にあしらわれた組子細工に目を奪われました。まるで、職人の矜持を忘れるなと自分に言い聞かせているかのようです。

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かざみちの家と同時進行中の現場、KOTIも負けていません。

こちらも藤沢木工所渾身のキッチンが取り付きました。今回はダイニングテーブルも私がデザインして、キッチンと一体化して製作しています。

こちらも益々完成が楽しみです!

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チーム藤沢木工のキッチンが据わり、「かざみちの家」は急に完成に近づいた気がします。これから竣工に向かうこの活気に満ちた空気がたまらなく好きです。

ぱちんぱちんと音がするように、これまで積み上げた細かい納まりや考えの断片が統合に向かいます。神経がぴーんと線のようになってつながっている。そう思えたときにはじめて建物は設計者のものになるような気がします。



あともう一息です。

でも設計者として最も幸せなのは、竣工したときではなく今この瞬間かもしれません。