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sekimoto

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チーム藤沢木工のキッチンが据わり、「かざみちの家」は急に完成に近づいた気がします。これから竣工に向かうこの活気に満ちた空気がたまらなく好きです。

ぱちんぱちんと音がするように、これまで積み上げた細かい納まりや考えの断片が統合に向かいます。神経がぴーんと線のようになってつながっている。そう思えたときにはじめて建物は設計者のものになるような気がします。



あともう一息です。

でも設計者として最も幸せなのは、竣工したときではなく今この瞬間かもしれません。