『JIA建築年鑑2025-2026』(日本建築家協会)が発刊され、我々の「越屋根の家」を日本建築家協会優秀建築選2025の100選に選出いただきました。本建築選は、JIA会員のみならず国内のその年度の優秀な建築作品を選定するというもので、今回の建築大賞は「霞ヶ浦どうぶつとみんなのいえ(高橋一平氏)」でした。

この分厚い年鑑は会員のもとには毎年届くのですが、その年の“顔”になるような話題作が並びます。どれも自分には縁がないと思えるような作品ばかりで気後れしていたのですが、今回はこちらの選に混ぜて頂き本当に光栄で嬉しく思っています。

ここ数年はメディアやアワードに出すことにも少し億劫になっていたのですが、もう少しチャレンジしていこうと気持ちを新たにしました。建主さま、工務店のみなさま、担当してくれたスタッフにも感謝です。どうもありがとうございました!

本年鑑はAmazonなどでも購入できます。ご興味ある方は是非お手に取ってみてください。

JIA建築年鑑2025-2026 第21巻
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26. 08 / 11

切り戻し

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sekimoto

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家のパキラが徒長してヒョロヒョロと天井に達して久しくなりました。上の方だけ少し剪定してまた伸びてというのを繰り返していたのですが、根本的に半分くらいの丈に切り戻したくて、祈るような気持ちで幹の半分くらいの成長点でバッサリ切り落としました。

束の間殺風景な姿になり、このまま芽が出なかったらどうしようかと思っていましたが、1〜2週間で新芽がついてまた元の生命力を吹き返しました。こんなことならもう少し早く切り戻せばよかった!樹形もフレッシュですっきりした気がします。

今は植物が一番元気な時期なので、徒長した家中の観葉植物を切り戻すことに。切ったそばからどんどん芽が出てきてなかなか楽しいです。




昨日は都内の現場とハシゴして、小山光さんのD-Scape Kandaまで。場所は神田の駅前、用途は飲食テナントビルということなので、普通に考えたらEVシャフトと避難階段位置を決めたらそれでおしまいくらいのプログラムなのに、条件を整理して突き詰めると、ここまで複雑なファサード操作ができるのかと驚かされました。

それもクライアント側が求めた“映える”外観や、建ものそのものが広告塔になるような存在という要件に見事に応えていて、そこがBtoBの建築にめっぽう強い小山さんの勘所なのだなと思いました。次から次に建物が完成するので、ものすごいスピードで仕事しているのか思いきや、実際にはその真逆でどの建築も3〜4年くらいかかっているという。まるで蝉みたい!

高所が苦手な私は、震える足で屋外階段を降りてきました。(スタッフに笑われました)


この日はお盆休み前最後ということで、夜はスタッフと近くの美味しい中華屋さんで暑気払い。取り止めのない話からディープな話まで、たまにこんなふうに腹の中を語り合うような機会も楽しくて貴重だなぁとあたらめて感じました。

これからしばらく夏休み!私ものんびり、そして会いたい人に会って、行きたいところに行って過ごします。皆さん、良い夏休みを。

26. 08 / 04

長岡花火

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sekimoto

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> 動画
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うちで設計する住宅の家具や建具、またオリジナルスツールのmuniは、新潟県長岡市に工場を置く藤沢木工所というところに多くの製作をお願いしてきました。またこの秋からは長岡造形大学でも非常勤講師を務めることになり、長岡にはいろんなご縁がつながってきました。

そんな長岡といえばなんといっても長岡花火。かねてからその素晴らしさは人づてに聞いてはいたものの、大変な混雑ぶりが頭をよぎり、なんとなく「花火はテレビでいいや」くらいに思っていました。地元で花火大会と聞いても、子どもも大きくなった今、わざわざ行こうとも思わなくなっていました。

そんな私ですが、先の藤沢木工所の藤沢さんから「もしいらっしゃるなら場所取りますよ!」と言って頂いたこともあり、一度は見ておかないとと思い立ち、昨日ははじめての長岡花火に足を運んで来ました。


もう本当にすごい迫力でした!あの音と、衝撃を体で受ける感覚。地元では最後のクライマックスに打ち上げられるクラスの大花火が、2時間半くらいずっと続くような感覚と言えば良いでしょうか。

過去に見た友人からは「あれはすごい。泣けるよ」と吹き込まれ、また花火の前にも藤沢さんから「涙出てくるんですよ」と言われ、全米が泣いたという映画に泣いたことは一度もない私としては「そんなこと言われたら泣けるわけないじゃん」と思っていましたが、普通に泣けましたね。びっくりでした。花火見ながら涙が出るという体験は生まれてはじめてでした。

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長岡花火の歴史は古く、今から150年前にも遡るそうですが、今のような象徴的な存在になったのは空襲で焼け野原になった長岡で戦後復興の象徴として花火大会が復活し、それが市民の希望として深く心に刻まれたことが大きかったようです。

また2004年の長岡を震源とする中越大地震では、市内は壊滅的な被害を受け、その復興を願って翌年に打ち上げられたのが名物の「フェニックス」と呼ばれる大花火だったそう。

終盤で打ち上げられるこのフェニックス。本当に見たことのないような規模の花火が、平原綾香さんのジュピターに合わせて約5分間ものあいだ上がり続けます。それは挫折をしても何度でも立ち上がるのだという長岡のシンボルそのものなのだと思うと、自然と涙が出てくるのです。今見ても泣ける。本当に素晴らしい花火でした。

ほかにも正三尺とよばれる花火玉が直径90cmもあるような巨大花火も。こちらも見たことのないくらい大きな花火にとても驚きました。これも長岡花火の名物のようです。

今回はご手配から当日のアテンドまで、家族一同藤沢木工所の藤沢さん、品田さんに大変お世話になりました。おかげで一生刻まれるようなすばらしい思い出になりました。お二人には心から感謝します。ありがとうございました!

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■長岡花火フェニックス(5分)
https://youtu.be/TuA9XQ1hC4U?si=GC19KWDCwIwjDQ-G


日芸デザイン学科2年スペースデザインI、第2課題「NEST」は先週月曜日に最終日を迎えました。この課題ではクラス内コンペで選ばれた案をモデルに、最終的に原寸製作まで行うというもので、製作はグループワークで行い、試行錯誤を重ねて学食前の屋外階段の下に無事セッティングを完了させました。

材は20x30の角材を用いて、クロスジョイントはジャンボ輪ゴムで束ねるというJIAの子どもワークショップで使われているノウハウを参考にさせて頂きました。私はなるべく口出しや手出しをしないで見守りに徹しましたが、どうなることかと思っていると、最後は集中力でまとめ上げるところは本当にすごい。

この半期は彼らひとりひとりをアーチストとして扱ってきましたが、同じく自由人の息子と接しているかのようでとても楽しかったです。





こちらは先週末のオープンキャンパスでも、途中のスタディ模型と併せてそのまま展示して頂きました。

オープンキャンパスは私も様子見に足を運んで来ましたが、学生達の力作に足を止めてくださっている方も多かったです。来年に向けての改善点もいくつかありましたので、またこれを材料により発展した課題にしてゆきたいと思います。学生の皆さん。お疲れさまでした!