17. 10 / 15
ブックスキューブリックにて_その1
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sekimoto
category
> イベント
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博多のブックスキューブリック(箱崎店)さんでのイベント無事終了しました。
気心知れてるJAMMS横関さんとのイベントだったので、終始リラックスして楽しませてもらいました。会場もほぼ満席!エクスナレッジ猫犬本全国ツアーの千秋楽を無事飾ることができて、こちらもホッとしています。
会場には博多に赴任中の日大の教え子だった大野さんや、同じく郷里福岡に戻られた建築家の池田さんも駆けつけて下さり、アウェイを一気にホームにしてくれました。こちらもどうもありがとうございました。
終了後はお店からほど近い屋台「花山」さんにて懇親会を設けて下さいました。この花山という屋台は筥崎宮の鳥居の前で50年も前から営業しているという名物屋台。雑誌Dancyuの表紙を飾ったこともあるそうです。
屋台というにはあまりに大きな屋台骨!。隅には茶室のような個室もあります。個室のある屋台というのもはじめて見ました笑
締めにはやっぱり博多ラーメン。本場の屋台もまた最高でした!
17. 10 / 13
街の灯火
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sekimoto
category
> 仕事
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昨日は2015年に竣工した代々木八幡A-FLATへと足を運びました。
1階のフレンチレストランPathは今や予約の取れないお店になり、限定スイーツを売り出した日は100mくらい街中に行列が出来たのだとか。
ビルの谷間に建つ、一軒の小さなお米屋さんの建て替え計画でした。八百屋さんや魚屋さんが並び、活気ある個人商店の街は、いつの間にかどこにでもあるようなチェーン店やコンビニエンスストアへと替わっていったそうです。
建て替えにあたっては、街の灯火を消さないようにしよう、コンビニや大手チェーンだけは入れないようにしよう、と頑なに言い続けた計画でした。
この灯火を消さないよう。
街から愛される建物であり続けますよう。
イベント告知が続きますが、どうかご容赦下さい。
私にとって、フィンランドから帰国してはじめての仕事がカフェmoiの仕事でした。カフェmoiは2002年に荻窪にオープンし、その後2007年に吉祥寺に場所を移して現在に至ります。もちろん内装デザインはリオタデザインによるものです。
カフェmoiは生まれては消えてゆく北欧系カフェの中で、今ではすっかり老舗になりました。カフェmoiの歴史はリオタデザインの歴史そのものとも言えます。
さてそんなカフェmoiで、今回の書籍出版を記念してトークイベントを開催させて頂きます。内容としては、先日二子玉川で開催した出版記念トークイベントの内容をもう少し一般の方寄り(北欧寄り)にしたもので、もう少しフレンドリーなお話が出来たらと思っています。
◇
関本竜太トークイベント「おもてなし住宅のつくり方」
日時/2017年10月19日(木)19:15~20:30(18:45開場)予定
会場/moi(カフェモイ) 吉祥寺駅より徒歩7分[地図]
出演/関本竜太(建築家・リオタデザイン主宰)
参加費/1,000円 当日精算・おつりの出ないようご用意下さい
※事前申し込み制です。お申込など詳しくは以下のページをご覧下さい。
http://moicafe.hatenablog.com/entry/2017/10/06/151249
◇
お店はとっても小さくて、15人も入れば満席になってしまいますので、ご希望の方はお早めに申し込まれますことをお勧めします。
先日の二子玉に行けなかったという方や、前回いらした方も前回とは違うお話にする予定ですので、是非またいらして下さい!
◇
こちらもよろしくお願いします↓
『上質に暮らす おもてなし住宅のつくり方』
http://amzn.asia/fSP7Meh
さて、いよいよ今週末は福岡にてエクスナレッジ主催のトークイベント『猫・犬のための家づくり』講座があります。
トークイベント『猫・犬のための家づくり』講座@福岡
https://www.riotadesign.com/blog/170920.html
私とのトークのタッグを組むお相手はJAMMSの横関和也さん。
その横関さんが今日は事務所に来て下さり、二人で事前打ち合わせ(という名の単なる雑談)を行いました。実は横関さんも川越なのでお互い意外とご近所さんなのです。
当日は私が「猫のための家づくり」について、横関さんが「犬のための家づくり」をそれぞれ語りますが、その後に二人で行うクロストークがあります。
うすうす予測はしていましたが、この横関さんもめちゃくちゃ明るいキャラクターだけに、この日も二人のクロストークが弾む弾む。もう当日は各パートの話いらないんじゃないの?という気もしますが、編集部に怒られそうなのでそこはしっかりお話ししたいと思います。
ということで、横関さん。当日はよろしくお願いします!
◇
『猫・犬のための家づくり』講座
講師:関本竜太(リオタデザイン)・横関和也(JAMMS)
日時:10月14日(土)19:00~
場所:[福岡]ブックスキューブリック箱崎店
2Fカフェ&ギャラリー・キューブリック
http://bookskubrick.jp/hakozaki
イベント詳細はこちらより
http://www.xknowledge.co.jp/kenchi/event/2017/09/201710.html
スタッフが受験していた一級建築士の二次試験(製図試験)が先週末に終わったらしい。
私も一度は通った道とはいえ、一次の学科試験とあわせての合格率がたったの12%というのは、国家資格の中でもかなりの難関に入るのではないかと思う。まだ結果は出ていないけれど、昨日はまずはそんなスタッフの労を労った。
ただ、その上で思うことがある。これはずっと思ってきたことだ。
一級建築士の二次試験(製図試験)は6時間半もの長丁場となる。いわゆる即日設計の試験で、事前に課題(テーマ)は公表されているが、敷地形状や要求事項などは当日にならないとわからない。ちなみに今年の課題は「小規模なリゾートホテル」だったそうだ。
しかしこのわずか6時間半の製図試験で、設計者の一体何が分かるというのだろう。
冷静に考えてみて欲しい。我々の行う住宅設計だって6時間半で設計することなんてない。自分が設計を依頼した設計者の提案が、いくら優れているからといって、前日に半日ほど考えただけのものだったとしたら。法的に問題ないとか、構造的に安全とか言われたって、私はそんなの嫌だなと思う。
ましてやもっと複雑なリゾートホテルを、そんな短時間で設計させることに何の意味があるのだろう。益子義弘先生の「ホテリ・アアルト」が6時間で設計出来るだろうか。そんな試験をパスする能力って、どんな能力なんだろう。
私が1年間留学したフィンランドの大学は、卒業と同時に「建築家(Architect)」の資格がもらえる。逆に言うと、大学の卒業設計は建築家資格の認定試験を兼ねているということになる。
それはつまり、6~10年(フィンランドは10年生がざらにいる)の大学在籍期間中に学んだことの総決算としての資格審査が行われるということになる。だからそれは試験日にたまたま風邪を引いたからといって無になるようなものではないし、また直前に数ヶ月勉強したからといって取れるものでもない。
日本の建築士制度は、欧米の建築家(Architect)制度とは異なるものであろうが、たった一日、6時間半の時間で要領よく図面を描けた人が建築士だなんてナンセンスだと私は思う。設計とは本来そんなものではないはずなのに。
◇
なんてボヤキを呟きながらも、苦労して勉強を続けてきた我がスタッフには、祝福されるべき結果が待っていることをただただ祈るのだった。
私も一度は通った道とはいえ、一次の学科試験とあわせての合格率がたったの12%というのは、国家資格の中でもかなりの難関に入るのではないかと思う。まだ結果は出ていないけれど、昨日はまずはそんなスタッフの労を労った。
ただ、その上で思うことがある。これはずっと思ってきたことだ。
一級建築士の二次試験(製図試験)は6時間半もの長丁場となる。いわゆる即日設計の試験で、事前に課題(テーマ)は公表されているが、敷地形状や要求事項などは当日にならないとわからない。ちなみに今年の課題は「小規模なリゾートホテル」だったそうだ。
しかしこのわずか6時間半の製図試験で、設計者の一体何が分かるというのだろう。
冷静に考えてみて欲しい。我々の行う住宅設計だって6時間半で設計することなんてない。自分が設計を依頼した設計者の提案が、いくら優れているからといって、前日に半日ほど考えただけのものだったとしたら。法的に問題ないとか、構造的に安全とか言われたって、私はそんなの嫌だなと思う。
ましてやもっと複雑なリゾートホテルを、そんな短時間で設計させることに何の意味があるのだろう。益子義弘先生の「ホテリ・アアルト」が6時間で設計出来るだろうか。そんな試験をパスする能力って、どんな能力なんだろう。
私が1年間留学したフィンランドの大学は、卒業と同時に「建築家(Architect)」の資格がもらえる。逆に言うと、大学の卒業設計は建築家資格の認定試験を兼ねているということになる。
それはつまり、6~10年(フィンランドは10年生がざらにいる)の大学在籍期間中に学んだことの総決算としての資格審査が行われるということになる。だからそれは試験日にたまたま風邪を引いたからといって無になるようなものではないし、また直前に数ヶ月勉強したからといって取れるものでもない。
日本の建築士制度は、欧米の建築家(Architect)制度とは異なるものであろうが、たった一日、6時間半の時間で要領よく図面を描けた人が建築士だなんてナンセンスだと私は思う。設計とは本来そんなものではないはずなのに。
◇
なんてボヤキを呟きながらも、苦労して勉強を続けてきた我がスタッフには、祝福されるべき結果が待っていることをただただ祈るのだった。
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