「3人の建築家が考える暮らしと木のデザイン」【後編】
(小谷和也さんのセミナー+3人のクロストーク分のYOUTUBE動画)
https://youtu.be/UFYKaYasOdM

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※【前編】(関本竜太のセミナー・伊礼智さんのセミナー分)はこちらより
https://youtu.be/IVD9N8amcCU


前回の投稿にて、野地木材セミナー動画の前編ダイジェスト公開についてお知らせしましたが、今回はいよいよ後編です。後編は、もう一人の登壇者である小谷和也さんのお話と、伊礼さん+小谷さん+私のクロストークになります。

小谷さんはご自身の仕事の紹介というより、私とも一緒に旅行した北欧のこと、アールトの建築のこと、そこから受けたインスピレーションなどについてお話し下さっています。

またその後の3人のクロストークでは、オンラインということや気心知れた3人の関係性も手伝って、つい視聴者の存在を忘れて業界の裏側に迫るようなキワどい話も飛び出しています(本当にやばいところは編集して頂いています笑)。セミナー後のアンケートでもこちらが一番評判が良かったみたいなので、ご興味ありましたらどうか最後までご視聴下さい!

20. 07 / 16

レイパユースト

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sekimoto

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> 北欧
> 生活



フィンランドで美味しかった記憶のあるもの(とても少ない)の一つがレイパユースト(Leipäjuusto)。直訳するとブレッド・チーズで、ゴムみたいな食感の焼いたチーズ。これだけ聞くととても美味しいとは思えないかもしれないけど、噛むとミルクのような味がしてとても美味しい。

現地ではベリーのジャムを乗せたりするのだけれど、フィンランド人の友人から、これを小さく切ってコーヒーに入れると美味しいのだと聞いて実践したら、これもすごく美味しかった。

先日食品売り場でこれにビジュアルがとてもよく似たものを見つけた。これはっ!と思って期待感たっぷりで買って帰ったものの全然違った。美味しかったけど、むしろチーズ鱈に近い感じ。

レイパユースト、国内で手に入らないでしょうか?でも既に記憶の中の食べ物で、食べたら何の感動もないという可能性あり。

20. 03 / 29

AJ DOOR HANDLE

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sekimoto

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> はまりもの
> 北欧



先週北欧家具taloに足を運んだ際、オーナーの山口太郎くんより「これは関本さんにお土産」と言われてドアノブをひとつ頂きました。デンマークの建築家アルネ・ヤコブセンのハンドル。え、本当に!?(太郎くん、どうもありがとう!!)

現状はくすんだ真ちゅう色だけれど、これは磨けば光るなと踏んで、この週末はポリッシャーでゴシゴシ。結果、こんな感じになりました。



磨けば磨くほどきれいになるので、ついどんどん磨きたくなってしまう笑。太郎くんからも、ビンテージはあまりピカピカにしてはいけないと言われていたので、ほどほどのところで止めましたが。

手元にある資料で調べたところ、このハンドルはアルネ・ヤコブセンのオリジナルデザインで、1957年にコペンハーゲンにあるSASロイヤルホテルのためにデザインされたハンドルとのこと。またひとつ私の貴重なコレクションが増えました。


プロペラのようにねじれたハンドル形状がとても美しい。握ってみると、手のひらと親指の位置がぴたりとハンドルにフィットする完璧なエルゴノミクスデザインです。

太郎くんからは、これは現代の住宅にも使えるのか調べて欲しいとのことだったのですが、このヤコブセンのハンドルは軸となる角芯が8mmで水平の角度なのに対し、国内シェアの高い美和ロックなどのハンドルは8mmの角芯が45度に傾いているので、基本的には取り付けられないんですね。

ただ色々調べたら、GOALやSHOWAのケースの場合は8mmで水平の角芯設定のため、こちらなら取り付けられることがわかりました。ためしに早速GOALのケースを取り寄せて取り付けてみるとぴったり!


私の自宅はほとんど引戸なので取り付けられる扉はないのですが、これなら将来どこかに使ってみたいですね。復刻品はないのかなと探したらありました。スガツネさんの方で出しているようです。丸座の形状がちょっと違いますが、日本人の小さな手にもぴったり納まるのでお勧めです!

アルネヤコブセン生誕100周年記念ハンドル/スガツネ
https://search.sugatsune.co.jp/product/g/g12-4053/

事務所には他にもアールトの某ハンドルもあるのですが、聞くところによると最近えげつない値段で取引されているそうで、ちょっと怖くなりました…。

北欧の建築家は手が触れるところに最も気を遣います。我々も設計ではそこは最もこだわるポイントかもしれません。ヤコブセンのハンドルもお宝として大切に保管したいと思います。
スタッフが糸井さんの「ほぼ日」のコンテンツで、北欧家具taloさんのインタビュー記事があり、そこに私らしき人物とのエピソードが書かれていたというので、どれどれと見てみました。

伊藤まさこさんがtaloを訪ねて、山口太郎くんにインタビューをするという記事でした。フィンランドに留学していた幼なじみの○○くん(私)。懐かしい…。

ヴィンテージ家具を売る仕事
https://www.1101.com/n/weeksdays/contents/14652

北欧家具taloさんは、うちの建て主さんなら一度はお世話になった方も多いですよね。太郎くんは相変わらず大活躍だなあ。

19. 09 / 30

moi, kiitos

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sekimoto

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> 北欧
> 生活



昨晩は閉店日が迫っているカフェmoiにて、ちょっとした”ファン感謝祭”(moiの常連さんを集めてのトークイベント)がありました。一般告知はせず、オーナーの岩間さんから古くからの常連さんに一人一人お声がけされたそうですが、出席率は100%!さすがmoiのファンはアツいです。

当初私と岩間さんとでゆるいトークでもしましょうかということでしたが、カフェmoiのオリジナルカップ&ソーサー「eclipse」をデザインして下さった梅田弘樹さんも仙台からお越しくださることになり、結局3人並んでのトークイベントとなりました。

岩間さんが感慨深くおっしゃっていましたが、実際にはこのスリーショットは18年ぶり!?かつて私がフィンランドに留学していた頃に、現地の友人であったデザイナーの梅田さんにオリジナルカップをデザインして頂けることになり、その後梅田さんのご自宅で、岩間さんを交えてカップのデザイン打合せをさせて頂いた時以来になります。


カフェmoiがオープンした時にはまだ梅田さんはフィンランドにいらしたので、オープンしてからも3人で顔を合わせたことはありませんでした。moiではそんな不思議なご縁でつながった人たちが、引き寄せられるように集まってできた居場所でもあったんですね。

またそんな特別感のある空間と岩間さんのお人柄もあり、カフェmoiは開店以来多くのお客さんにとって、単にコーヒーを呑むカフェ以上の居場所であり、大切なサードプレイスであり続けてきたのだと思います。


トークの進行は牟田都子さんが務めて下さいました。牟田さんは、本業は本の校正を行う校正者で、フジテレビの「セブンルール」という番組でも登場されていましたが、そこでもカフェmoiでコーヒーを飲む姿がちらりと登場していたほどの筋金入りの常連さん。(拙いトークを校正されるかと思いましたが、幸いそれは大丈夫でした笑)

トークは開店当時のエピソードやデザイン&設計秘話にはじまり、常連さんの行動あるあるのようなものでも盛り上がり、客席側のお客さんからもフランクに思い出話やコメントが飛び交い、終始アットホームで笑いの絶えないあっという間の2時間でした。

私は岩間さんから、おいしくコーヒーを淹れるためのコツのようなものも伝授してもらい、こちらもとても嬉しかったです。




終盤には岩間さんも涙腺が緩む場面もあったり、常連さんやカフェスタッフさんからのサプライズのプレゼントもありました。温かなファンに囲まれて、岩間さんもとっても幸せそうでした。

今後はお店という枠組みを離れて、個人として様々な活動をはじめてゆくということで、前向きで野心的な取り組みの予定について教えて下さいました。終始一貫しているのは「居場所づくり」。これからも”moi”という屋号で様々な活動をしてゆくそうです。

みなさん、お疲れさまでした。楽しかったですね。
そして岩間さん、17年間お疲れさまでした!

※カフェmoiは、10月7日(月)までは通常営業を続けるとのこと。その後も不定期では営業されるとのことでした。最新情報はこちらのページか、ツイッターなどでチェックをしてみて下さい。 http://moicafe.hatenablog.com/


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