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sekimoto

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[2019年/3~4月・土日祝の設計相談可能日] (3月3日現在)
※事前予約制となります
※平日でしたら予定が入っていなければいつでも対応可能です

3月
10日(日)・終日

4月
20日(土)・終日
21日(日)・終日
27日(土)・終日
28日(日)・終日
29日(月祝)・終日


ご予約は、メール(riota@riotadesign.com)、またはお電話(048-471-0260・ただし平日のみ)にてお願いします。

我々の場合、設計のご相談からご竣工までで、トータル約1年半ほどのお時間を頂いております。もし現在具体的にお考えの計画がございましたら、まずはご相談だけでもお越し下さい。まだ土地がない方には、土地探しのアドバイスもしております。ご相談は内容にかかわらず無料です。

> 業務のご案内(Q&Aもあります)

[備考]
平日でしたら予定が入っていなければいつでも対応可能です。
・所要時間は初回の場合、約2時間ほどを見込んで下さい。
・お子様をお連れ頂いても大丈夫ですが、遊べるような場所はありませんので、ゲームやお絵描き帳など、退屈しないようなご準備をして頂けたらと思います。
・ご自宅の方に訪問させて頂くことも可能です。
・駐車場もございます。こちらの地図を参照ください。

昨晩は名古屋の木愛の会にて、『アアルトのディテール』というテーマにて講演をさせて頂きました。中でも学生さんの参加が多かったのが印象的で、時代は変わったなと思いました。

ディテールと聞くとマニアックな難しい話と思われそうですが、むしろその逆で、漠然としていてどう見れば良いかよくわからないアアルト建築の鑑賞ポイントをピンポイントで示すことで、実際に見ると「こういうことか」という発見が多くあると思うのです。アアルト建築は伏線が無数にある、長編のミステリー小説のようなものなので。

ここでは書けない際どい話も色々と。アアルトは都市伝説を含めて、オフレコな話が特に面白いのです。アアルトと日本の関係についてもお話ししましたが、こちらは3月に開かれるアアルトの国際シンポジウムでも和田さんがお話しするのと、展覧会の図録にも書かれているので是非読んでみてください。

アアルトはなにがどうすごいのか、どこをどう見れば良いのか。知りたい方は企画してください。いつでもお話しします。

名古屋の木愛の会の皆様、大史さん、呼んで下さりありがとうございました。イロナにも会えて嬉しかった!Kiitos.


19. 02 / 19

二度目のダウン

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今季二度目のダウン、今回は辛かった。前回は熱は出たものの食欲はあったので、マスクをして普通に仕事をしていたのだけれど、今回は吐き気があり何も食べられなかった。

昨日の月曜日に具合が悪くなり、病院に行こうにも歩くのさえつらいという状況。気分が悪い中、頭をぐるぐる回るのは、インフルエンザだったらどうしよう?という恐怖。今週は水曜以降に怒涛の予定が詰まっていた。名古屋で頼まれている講演会もあった。行けないとなったら大変な迷惑をかけてしまう。

その日の夕方、這うようにして病院に行き、インフルではなく胃腸炎だと診断をもらった時には半分助かった!と思ったものの、熱も高く意識も朦朧とし、その日の晩も本当に辛かった。

今朝になるとだいぶ楽になり、午前中だけ休みを頂き、午後には仕事に復帰した。度重なるダウンは体力の低下も否めないながら、過労の可能性も捨てきれない(と周りから言われる)。本人には自覚症状はなく、また実際には家で寝ているより事務所にいた方が何倍も元気になるというのも皮肉なものだ。

また、このびっしり詰まったスケジュールの中、この二日間だけは予定がほとんどなく、唯一月曜日にお打合せを予定していた方にはご迷惑をおかけしてしまったのだけれども、予定を延期して頂き、二日間ゆっくりと過ごさせて頂けたのは幸いだった。

この二日間やるべき仕事が少なかったというのも、先週の土日に集中して仕事をしたためでもあるのだけれど、それが良かったのか、その無理が祟ったのかはわからない…。

今日の午後、スタッフとの打合せを含め、仕事モードに戻したことで体調もだいぶ戻った。さて、明日から怒涛の日々がまたはじまります!

19. 02 / 14

先生!?

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今日は3年に一度の憂鬱な建築士定期講習。

建築士はこうした講習が義務づけられているのです。私は前から2列目の席。講義が最後の4コマ目に入り、ふと気づくと私の前の最前列で受講していた人がいない。

まさかここで帰る?
でも荷物やテキストは机の上にあります。ふと壇上の先生を見て「まさか?」

講義が終わり、最後の修了考査(テスト)では先ほどの“先生”も一緒に問題を解いていました。なんと先生の定期講習も兼ねていたとは!

ちなみに、講義では先生が「ここは考査に出ますので」とよくヤマを教えてくれるのですが、先生の張ったヤマは見事にすべてハズレでした。

19. 01 / 24

罪深い仕事

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新宿駅の構内を歩いていて、ふと強烈な違和感を覚えて足を止めた。

なにこれ、ひどくない?床タイルが曲面のラインで張り分けられているのだけれど、そのラインはいびつで、まるで鉛筆で書き殴った下書き線のよう。


今日はこの「罪深い仕事」について考えてみたい。

まず、これを設計した担当者は床タイルの張りパターンを検討する中で、曲面によって異なるタイルを張り分けることを思いついた。悪くないアイデアだ。

しかし彼には決定的に欠けているものがあった。それは「タイルは曲面できれいに切ることはできない」という初歩的な知識(もしくは経験)である。これは無知という罪にあたる。

きっと入社間もなかったのだろう。わかる、わかるよ。それなのに新宿駅の床タイルをデザインするなんて光栄な仕事じゃないか。島根のお母さんもきっと喜んでいる。僕は君は悪くないと思う。悪いのは君の上司だ。

なぜ、この若者が描いた未熟な図面を見て「おい、こんなデザインにしたら輪郭がガタガタになるぞ!」とたしなめなかったのか。もしくは確認すらしていなかったのか。あるいは確認したけど気付かなかったのか?おいおい、まさかあなたも…?

まあ良い。そんなこともあるさ。
私も人のことを言えたものではない。

現場も現場だ。
設計者からこのような指示があった際に、熟練の現場監督ならたちどころに気付いて指摘をするだろう。「先生、お言葉ですがこの納まりは破綻しています」と。

きっと監督も若かったんだろう。もしくは工期と予算の狭間で、図面の詳細まで気が回らなかったのかも知れない。あるいは奥ゆかしい性格ゆえに、設計者に意見することが憚られたのかもしれない。君は昔からそういうところがあるからな。仕方ない、今回は許そう。

次に職人だ。タイル職人こそ、この図面を見た瞬間に嫌な予感がしたはずだ。そしてそれを口に出せば、監督を通じて問題点がたちどころに設計者と共有されたに違いない。

しかしそれもなかった。職長は忙しく、また深刻な人手不足に悩んでいたからだ。未熟な見習い工に指示だけ出して、次の現場に大急ぎで向かったに違いない。家には先月産まれたばかりの子供もいるのだ。

だよね、わかるよ。生活あるよね。板挟みだよね。
悪いのはあなたじゃない。


かくして、このようなタイル張りができあがったわけですが、えっと発注者見てますか?そこの事業担当者、そうあなた。これ見てなんとも思いませんでしたか?

え、見てない。コストとスケジュール管理しか興味がない?
そんなぁ…。

それと設計者、そうあなた。さっきは許したけど、もう許しませんよ。現場来てますか?最後チェックしたよね?お願いだからしたって言って!

で、見たならザワッとしなかった?あなたの心にザワッと。なんていうか、これは設計者の良心みたいなやつなんだけど。これがなかったら設計やっちゃダメみたいなやつなんだけど!島根のお母さんは泣いてるよ。

そして…。
そこの足早に歩いてるあなた!そうあなたですよ。
気付いて。足元、そう足元!これやばくないですか?

え、全然気にしないって?
こんな床撮ってるお前の方がやばい?

失礼しました…。でもこれは無関心という罪。
どうせ誰も見ちゃいないんだからって、こんな罪深い仕事をさせちゃだめですよ。