17. 03 / 25
光井戸の家|内覧会
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sekimoto
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> OPENHOUSE
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本日「光井戸の家」の内覧会を行いました。
え、誘われてないよ?という方はゴメンナサイ。今回はごく限られた関係者のみの公開とさせて頂きました。その数わずか8名。この小空間を味わって頂くには丁度良い公開範囲だったかもしれません。オープンじゃないので”オープンハウス”ではなく、内覧会とさせて頂きました。
最近ではオープンな告知にすると100名近い方がいらして下さることもあり、我々としては嬉しい反面、内覧者にとっては落ち着いて見れない一因になることがあります。また我々もコントロールしきれず、対応が手薄になったり、近隣にご迷惑をおかけしてしまうことも。
今後も建物の規模に応じて、適切に内覧会を行いたいと思います。
今回はごく近しい人をお呼びしたので、開始時間の13時頃にいらして、終了時間の16時近くまでほとんど誰も帰らないという笑、のんびりとした会になりました。内部の写真や外観は、また後日撮影してアップしたいと思います。
クライアントのご協力とご厚意に心より感謝申し上げます。
ありがとうございました!
先週末、新座市で進めて参りました「大和田の家」のオープンハウスがありました。
大和田の家は計画から竣工までおよそ2年を費やしました。2年と聞くととても長いとお感じになるかもしれませんが、実際には計画は段取りよく順調に進められました。
整理すべき事が山ほどあったので、結局設計だけで1年を費やしましたが、おそらく建て主側はもっと時間がかかることも、当初覚悟されていたのではないかと思います。
本計画はお寺の庫裏になります。庫裏というのはお坊さんのお住まいのことで、お寺の付属施設という位置付けになります。経緯を話すと長くなるので省きますが、実際には計画が始まるまで10年近くの準備期間がありましたので、実際には構想から完成まで12年くらいはかかったことになります。
庫裏といっても、実質的にその機能は住宅と何ら違いはありません。お寺の施設ということで、当初私は”和風建築”が求められるなら自分にはできないと思っていたのですが、ご住職側は形式的なことに囚われない革新的なお考えをお持ちでしたので、我々の計画はとても自由にやらせて頂きました。むしろご住職側もそれを望み、楽しまれていたように思います。
外壁にはガルバリウム鋼板の横葺きを採用しています。お寺の施設にガルバリウムとはずいぶん思い切ったことをしたものだと思われるかもしれませんが、ご住職を含め我々も何ら抵抗はありませんでした。お寺という悠久の時間を生きる施設は、その時代の知恵と技術を結集してつくるべきだと思うからです。
ですが実際には、この横葺きはただの横葺きではありません。私が今持っているすべての経験とノウハウを投入して、ほぼ完璧に近い仕上がりとなったと考えています。手掛けてくれたのは日本一の板金職人、新井勇司さん。その卓越した仕上がりは、誰でも知っている、でもおそらく誰にも真似のできない仕上げかもしれません。
住宅の中心に据わるリビングには、高い吹き抜けを設けて自然光をのびのびと取り込んでいます。
随所の仕上げや設えは、正統的なリオタデザイン仕様。カーブもシュートも使わない、まさに直球ど真ん中といったところです。その精度を極限まで高め、我ながら完成度の高いものになったと思います。
大工工事は過去にDONUTも手掛けてくれた新井棟梁で、家具と建具は新潟の藤沢木工所さんが担当してくださいました。請負は堀尾建設、監督はリオタデザインの仕事を知り尽くした陸名勝尋さんです。
今回個人的に気に入っている子供部屋のロフトです。
これまで子供部屋は最小限サイズでやってきましたが、面積に余裕があるときはこんな作りも楽しいですね。家の中にいて一人暮らしができると思いました笑
またこちらも普通の住宅ではなかなかできない広い和室、仏壇を安置するお部屋です。この辺が唯一の庫裏らしい設えの部分かもしれません。
廊下の突き当たりには、客殿側へと抜ける裏出口があり、下部に切った窓からは中庭の造園を楽しむことができます。
そして外構工事には耕水の湊さんに入って頂きました。これまで湊さんとのお付き合いは長いのですが、今回は過去最大規模となります。
今回の湊さんのお仕事には正直鳥肌が立ちました。ボリュームが大きく、敷地に対してやや唐突なあり方であった建物が、湊さんの造園によって見事に着地することができたと考えています。
常日頃思うことですが、建築工事の方がはるかに工費も工期も大きく長いのですが、最後の仕上がりのウェイトは、皮肉なことに建築と造園はイコールになります。そのくらい、造園の持つ力は大きいと湊さんとの仕事ではいつも思わされます。
湊さんとの出会いがこういう仕事に結びついたことを、心から嬉しく思います。
オープンハウスには遠路はるばるいらして下さった方もおり盛況でした。幸い天気も良く、お庭も含めて楽しんでいただくには絶好の日和だったと思います。
中でも、先週引き渡したばかりのTOPWATERのクライアントまでいらしたのにはびっくりでしたが笑。同業の設計者からもいろいろな貴重なご意見を頂けて大変励みになりました。足を運んで下さった皆様、本当にありがとうございました。
◇
前述の通り、今回の仕事には大変な時間と手間が投入されました。
工期には実に11ヶ月を費やしました。これはちょっとした集合住宅を作るような工事期間です。ところがそこに使われた素材は宮殿を作るようなものではけしてなく、シナベニヤや板金といったローコスト素材ばかりです。おそらく市井の住宅と同じか、もしかしたらそれよりも安いものばかりを使って建てられているのではないかと思います。
それを人の手仕事によって、途方もない手間をかけて作りました。我々も、最高のおもてなしの心で図面を引きました。建築にとって、私はこれ以上贅沢で豊かなことはないのではないかと思います。
そしてそれこそが現代の庫裏として最も相応しいあり方なのではないかと、作り終えた今しみじみと実感するのです。千年を越える歴史を持つこのお寺の、この時代最高の庫裏が作れたのではないかと思います。
計画を通して、普段は触れることのないご住職やその奥様の日常やお考えに触れ、とても勉強になりました。また私にとって”ドリームチーム”とも呼べるような最高の職人さん方と協働できたことも、かけがえのない経験でした。
関係者の皆さまには、この場をお借りして深く御礼申し上げます。
本当にお疲れさまでした!
昨日、小金井市で進めていました住宅「TOPWATER」の引渡しとオープンハウスがありました。
TOPWATERについては以前にも書きましたが、トップウォータープラグという水面に浮くルアーを使ってバスを釣るという釣りスタイルを愛するクライアントのために設計した住宅です。ある意味、”魚を釣る”という目的そのものよりも、その”手段”にこだわったそのスタイルは、極めて趣味性の高いスタイルといえるかもしれません。
とはいえ、我々が設計する住宅ですので、遊びを優先して機能を犠牲にしたような住宅はやりません。厳しい建築制限の中でストイックに空間の贅肉をそぎ落とした、結果的に機能美とも呼べるような住宅ができあがったように思います。
23坪という小さな敷地に、駐車スペースを2台確保しています。その上空に大きく2.2mはね出したバルコニーを設けました。多くの方に鉄骨ですか?と聞かれましたが、すべて木造です。
そしてそのバルコニーの下には、クライアントの趣味であるカヤックが吊られています。こんなちょっとした部分に、クライアントのキャラクターや生活感がにじみ出ていて、個人的に好きな設計のチャームポイントです。
また、全面をガルバリウムで覆っていますが、人の手が触れるような場所には木を使う(気を遣う?)というのも、我々の設計のこだわりポイントです。外壁のレッドシダーはラフ面を使って、クールなガルバリウムとの対比も狙っています。
ガルバリウムもなんてことないように見せていますが、実はかなり高度な納まりをしています。毎回決まった職人さんを使うことで、現場を重ねるごとにお互いのスキルアップを図っています。ですが、この話は長くなるので省きます笑
内部は一転して高く、開放的な作りとしています。
ハイライトは、天井梁から吊られたロフト床でしょうか。結果的にアクロバットな構造になっていますが、もちろんアクロバットを狙ってやっているのではありません。それが最も合理的だからです。下に柱があったら邪魔ですよね。
実は鉄骨の階段も上部ロフト構造の一部になっています。この斜めの斜材はロフトの揺れを押さえる”筋交い”にもなっているのです。このように、ひとつのエレメントが、いくつもの意味や働きを持つように考えてゆくというのが、我々の設計の真骨頂です。
そしてお気づきでしょうか。あらゆるところで顔を出す、この”吊り”というキーワードが、”釣り”とも掛かっているということに。
地味すぎて誰も気付いてくれませんでしたが、この鉄骨手摺りも現場でどのように固定しているかなども、今回うまくいったポイントです。
パイプはまだサネで納めるとして、フラットバーの端部処理は?などなど、本当は同業の方々にもっと突っ込んで欲しかったのですが、まあいいです。ちなみに、階段側の手摺りは家電搬入のために外れるように加工しています。
こちらは、はねだしバルコニーに設置された物干しバー。多少たわみはありますが、洗濯物を干すくらいなら問題ありません。ハンガーで傷が付きますので、メッキ仕上げが正解だと今のところ思っています。
そして収納。
今回床面積が限られているので、大きな納戸を設けることができません。とにかく分散して取る!ということで家中のありとあらゆる隙間が収納と化しています。いろんなところが開きます。それぞれに、目的と意味と機能がありますがここでは省きます。
これまた地味なポイントですが、これはキッチン脇の洗濯機収納。言いたいのは洗濯機じゃありません。折戸の吊り元側の内部壁を地味にふかしているということです。この辺のニュアンスを、昨日はどのくらいの人が気付いてくれたでしょう。
これも気を抜いていると設計者が陥りがちなミスあるあるポイントです。実際過去に何度か痛い目に遭っています。今回のような場合は、折戸の吊り元側をどうしてふかさなくてはいけないか。あえてこれ以上書きませんが、経験ある設計者にはもうおわかりでしょう。
◇
つまらないことばかり書き連ねていますが、要は私が言いたいのは、吹き抜けがどうだとか、空間が、素材がとかいろいろありますが、そういうものばかり追い求めていると大きな落とし穴がありますよということなんです。
住宅の設計というのはバントを打つように確実に塁を進めなくてはいけない。無数の、語るに値しないほどのディテールの積み重ねがあってはじめて成立するものだと思うのです。それでも完璧にはほど遠い。住宅設計が奥が深いと言われる所以です。
こちらは玄関脇の”納戸”という名のご主人の秘密基地。
わずか1.3畳ほどですが、贅沢を言わなければ狭小住宅でも十分に夢を叶えることはできます。目の前にはコレクションのルアーがずらり。
そしてレッドシダー張りの浴室。
こちらは定番のハーフユニットバスとの組み合わせによるものです。なぜ木を使うかわかりますか?なぜなら、タイルより木の方が安いからです笑。それなのに贅沢な空間になる。こういうのをオイシイ話と言います。木の種類を変えると、また違った雰囲気になります。
カビが生えるという人がいますが、常時換気を併用させているので、過去に壁や天井にカビが生えたことはありません。木製引戸の下框だけ、入浴後にちゃんと拭いてくださいとお伝えしています。
ちなみにこのお風呂、クライアントのお子さんには”温泉みたい!”と大好評のようです。
これは地下収納。
地下室というよりは、一部を深基礎にして床下空間を大きく取っているというニュアンスに近いです。これだけで3畳くらいありますから、季節の家電や、生活空間を圧迫するような雑収納を床下に放り込んでおくだけでも、部屋を広く使うことができます。
湿度の問題もあるので常時換気を回します。もちろん物事には絶対ということはありませんので、半地下を作るリスクも含めて、事前にクライアントときちんと共有する必要があると思います。
◇
昨日のオープンハウスは、久しぶりにオープンで告知したこともあり、本当に多くの方にいらして頂きました。お越し下さった皆様、誠にありがとうございました。
ただ小住宅だったので、一時期は室内が銀座か竹下通りかというような混雑ぶりになってしまい…主催者としてかなりヒヤヒヤしていました。ゆっくりご覧頂けなかった方もいらしたかもしれません。申し訳ありませんでした。
オープンハウス終わりでは、関係者を交えてクライアントさんとの恒例の打ち上げがありました。
打ち上げの席では、お施主さんからサプライズのプレゼント。メガネ掛けのフィギュアにはお施主さんがカスタマイズで手を入れて下さっていました。目には赤いメガネが描き加えられ、服にはなんとシールを貼って私のトレードマークであるドットシャツに!
もう一つのプレゼントは住宅タイトルの由来にもなったトップウォータープラグ。そこにはお子さんの字で「いえをつくってくれてありがとう!」
嬉しいなあ!こういうことがあるから、住宅設計はやめられないんです。
クライアントのIさん、最後まで明るく楽しい家づくりを共有させて頂きありがとうございました。家づくりを遊びに例えては怒られてしまうかもしれませんが、Iさんの遊び心溢れるライフスタイルになぞらえて言うならば、「遊びは真剣にやるから楽しい!」ということになりましょうか。
今回ご紹介した細かい、取るに足らないような無数のディテール話なども、こちらがお話しする度にとても喜んで下さいました。トップウォーターのスキッピング・キャストのように、勢いを失うことなく水面を跳ねるようにして進んでいったプロジェクトでした。
工事を担当して下さった宮嶋工務店の池田さんにも、この場を借りて御礼申し上げます。関係者の皆さま、お疲れさまでした。そしてありがとうございました!
17. 02 / 05
【TOPWATER】オープンハウスのおしらせ
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sekimoto
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リオタデザインとしては、約1年ぶりとなるオープンハウスを開催します。
住宅が竣工すると、いつもクライアントのご意向をお伺いして、内覧を「非公開」「クローズで公開」「公開」と分類させていただきます。非公開の場合は内覧はなし。クローズで公開する場合は関係者のみにメールでご案内します。
今回はクライアントのご理解もあり、久しぶりにオープンで告知させて頂きます。オープンで告知できる機会はとても少ないので、いつもブログをご覧の方で一度見てみたいと思っていた方は、是非この機会にご参加ください。
以下概要です。
◇
敷地は23坪ほどの狭小地でありながら、建坪率は50%、容積率も80%に抑えられていました。この敷地に2台の駐車と、家族4人が暮らせる空間を確保するという難条件から設計はスタートしました。
計画ではまずこの狭小地に、いかに2台の駐車を合理的に確保するかという検討から始められました。導かれた配置から、気積を使い切るボリューム検討へと進み、結果として高い吹き抜けからロフト床を吊り下げるというややアクロバットな構成へと至りました。
また駐車場上空も余すことなく使い切るため、2.2mものハングした空中テラスを設け、室内からつながる拡張空間としています。
アウトドアの趣味を持つクライアントのために、趣味のためのスペースも設けました。高密度にエッセンスが凝縮した、遊び心満載の住宅です。
◇
【TOPWATER】 I邸オープンハウス(内覧会)
日時:2017年2月18日(土) 13:00~17:00 ごろまで
☆建築関係者のみならず、一般の方もご見学頂けます。
☆近隣の方のご見学はご遠慮ください。
☆お引渡し後の内覧会となります。また一部高所で危険な部位もございます。小さいお子さんをお連れの方は、お渡しする手袋着用の上どうか手を離さずご見学下さい。建物を傷つける恐れを感じた場合は、ご退場をお願いすることもございますので、どうかご了承下さい。
場所:東京都小金井市(小金井公園の近くです)
JR中央線『武蔵小金井駅』より徒歩10分
◇
見学ご希望の方にはご案内をお送り致します。関本までメール下さい。
riota@riotadesign.com
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<2月9日追記>
優秀な現場のおかげで、週末の施主検査を前に建物はほぼほぼ完成しております。内覧前にちょっとだけ中をお見せします。こんな感じです。
昨日、さいたま市にて竣工しましたVALO(G邸)のオープンハウスがありました。今回はクローズドでの開催とさせて頂きました。お越し下さいました皆さま、誠にありがとうございました。
この住宅の計画は、北欧アンティークのコレクターでもあるクライアントとの出会いから始まりました。持込の家具リストに目を通した時には興奮し、おこがましいですがこれは私がやるべき、あるいは私にしかできない仕事だと感じました。
クライアントのGさんはとても温厚な方で、我々のこれまでの仕事の中で、私の自邸(OPENFLAT)が一番好きだとおっしゃって下さいました。求められていた条件も私の自邸に近く、またクライアントが私と非常に近い感覚をお持ちだったこともあり、意識的にOPENFLATと同様のディテールを採用した部分もいくつかありました。
OPENFLAT (2007)
https://www.riotadesign.com/works/07_openflat/
当時は独立してまだ5年程度でしたが、設計ではその時点での蓄積をすべて吐き出したつもりでした。当時の自分としては金字塔を作ったようなつもりでいましたが、今思うとまだまだ底が浅かったと思います。
あれから約10年。今回はOPENFLATの内容を更に上書きし、あらたな「ベストアルバム」を作るような意気込みで臨みました。
OPENFLATと決定的に異なるのは、今回の構造は木造だということです。私の自邸では、スパンの制約などもありRC造となっています。
ところが近年、構造家の山田憲明さんとの協働が続いており、国内トップクラスの木構造家である山田さんには、是非これを木造で実現してもらいたいとの期待もありました。
実際、ここではかなり高度な木造解析が行われています。リビングの屋根を架け渡した張弦梁と呼ばれる特殊架構もそうですが、2台分の駐車スペースを確保するための大スパンと耐力の確保や、道路側を全面ガラス張りにするために要した構造解析の話は、オープンハウスの時にも構造担当者から聞きましたが、「難しかった」と言われると完成した今ではなんだか嬉しくなってしまいます。
また今回は造園にもかなり力を注ぎました。その全容を写真で紹介できないのは残念ですが、いつもお願いする造園家、耕水の湊さんによる渾身の作となりました。
今回は庭が広く、木を数本植えただけでは全く形にならない庭でした。いつもはもう少し敷地も小さいので、庭らしい庭はほとんど造れないのですが、湊さんにはどうもこのくらいの規模の庭をやって頂くと、本当に底力を発揮してくれるようです。クライアントにも大変喜んで頂きました。
地味ですが、今回個人的にとても気に入っているディテールは、リビングのこの開き扉です。
開き戸といえば、普段は閉まっている状態で、開けたら閉めるというのが常となります。ところが、より開放的な設えにしたいと考えたとき、普段は開いているのが常態で、たまに閉めることができる扉というのは、引込み戸と同じ考え方で理想的とも言えます。
この扉は開いた状態で壁にぴったり納まるので、出っぱりもなく全く違和感もありません。かなりの施工精度と、設計上の計算が必要になるのでかなりドキドキしていましたが、ぴったり納まって胸をなで下ろしました。
他にもいろいろあるのですが、今日はこの辺で。また家具が揃った状態で竣工撮影もさせて頂く予定です。空間も今よりも確実に良くなっていることでしょう。
Gさん、最後まで深いご理解とご協力をありがとうございました。Gさんのおかげで、私にとっても思い入れの深い仕事を残すことができました。これからも末永いお付き合いをどうかよろしくお願いします。
また厳しい工期の中、誠実に最後まで最善の施工と対応をして下さいましたニートの阿部さん、感謝しています。本当にお疲れさまでした!
※VALOというのは、フィンランド語で光(light)という意味です
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