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一昨年末に竣工し,昨年秋に取材して頂いたFILTER(U邸)の掲載誌が届きました.

このFILTERはここ近年ないくらいのローコスト住宅でしたが,それに負けない強い意志とこだわり,高いセンスを持ったお施主さんの住宅で,私にとっても思い入れの深い住宅の一つになっています.

設計のプロセスでは現実的な壁がいくつもあり,打合せはいつも真剣勝負.お子さんが泣き叫ぶ中?6時間以上もぶっ通しで議論したあの頃もまた懐かしく思い出されます.現場でもいろんなことがありました.そんなことを思い返しつつも,こうして美しく使われている空間を見ると,送り出した花嫁(施主/建物)が幸せに暮らしていることがわかり設計者としても嬉しくなります.

空間的にもスキップ,あらわし天井,コンクリート床やフレーム構造など,随所にリオタデザインの設計手法を,自分なりに高い次元で実現できた住宅だと自負しています.書店で見かけましたら是非お手に取ってみてください.

住まいの設計 3/4月号(扶桑社)
http://www.sumainosekkei.jp/sumainosekkei.php

12. 01 / 08

スクラップ

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ふと思い立って,本棚にあるこれまでの掲載誌の整理をはじめた.雑誌の厚い誌面のうち,自分の作品はほんの数ページ.ただこの数ページのために,これまでの掲載誌で本棚がびっしり埋まりつつあった.

これまでの掲載誌を一冊ずつスクラップしてゆく.誌面とその表紙を切り取り,残りは積み重ねて処分するという作業を続けていたら,本棚もずいぶんすっきりした.これならあと10年分くらいはいけるかも?

掲載されると必ず1冊は出版社より送って頂ける.でも中には中身をよく確認しないまま本棚に直行していたものもいくつかあり,そういえばこんな取材もあったなあ,と懐かしく読み返したりもしてしまった.

掲載誌は大きく分けると,建築専門誌(プロ向け),住宅系雑誌(家づくり向け),情報誌(一般向け)とあって,個人的には業界的に影響力の大きい建築専門誌に多く載せたいと思うのだけれど,こちらは敷居が高くて載せて頂ける頻度はあまり高くない.

一方の住宅系雑誌の場合は,プロのライターさんとカメラマンが取材にいらして,家づくりのプロセスから住み心地などの取材,家族のポートレートなどを撮影して下さるので,我々にとってもお施主さんにとっても良い記念や記録になる.でも世間的な反響は思うほどは大きくない.

最後の一般情報誌(LEEなど)は,これは半端なく影響力が大きい.発行部数がまずケタ違いだし,美容室などにも置いてあったりと露出も多いこともあるのだろう.家を建てようと気合いを入れて買う雑誌ではなく,なんとなくペラペラとめくっていたら出会ってしまった的なドラマチックさが,逆に良いのかもしれない.

今回スクラップした雑誌はこの10年間で34誌.他にも再掲載や内装の仕事,作品以外の個人的な取材も含めると50誌くらいにはなるかもしれない.最近では以前ほどガツガツと売り込まなくなったので,最近の取材はあまり多くはないのだけれど,今後は自信のある仕事を,より良い媒体に良い形で取り上げて頂けたら嬉しいなと思う.

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この秋,いくつかの媒体に掲載頂きましたのでご案内致します.

・住まいの設計1・2月号|扶桑社 『池上の家』

昨年夏に竣工した,築76年の住宅の全面改装「池上の家」の取材記事です.
いわゆる家づくりの事例紹介記事ではなく,「家を愉しむ人々」という松井晴子さんの取材・文による,クライアントの住まい方にフォーカスを当てた記事としてご紹介頂いています.この「池上の家」は技術的な解決やその建築的な見所も多いのですが,それらは先の「建築知識」で取り上げて頂いたので,今回クライアントの暮らしぶりに取材を頂けたのは嬉しく思いました.住宅そのままに魅力的な暮らし方をされているご家族なので,是非書店でお手に取ってみてください.

それにしても,最近この手の雑誌に掲載されている建築家は皆さん知り合いばかりで,ご無沙汰ばかりで誌面で再会というのもおかしな感じがします.



・これなら住みたい仮設16プラン|書肆侃侃房(しょしかんかんぼう) 『成長する家』

これは震災後に発足したプロトハウス桑原さんを中心とした,仮設住宅を考えるマザープロジェクトの取り組みが一冊の本になったものです.私は”仮設”そのものというより,仮設的住宅からはじまって復興の時間軸と共に家を増築したり,2階建てにできたりする「成長する家」というコンセプトを掲載させて頂きました.

こうした取り組みは我々に限らず,震災後多くの建築家が取り組み,うちいくつかの取り組みが現実化したりしています.こうした取り組みというのは全てが実現できるわけではありませんが,こういう事態を目前にして建築家として何を考えるのか,行動できるのかが試される機会であったようにも思います.他の建築家も個性的で秀逸なアイデアを披露しています.こちらも見かけた際はお手に取ってみてください.

11. 08 / 18

建築知識 9月号

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建築知識9月号(エクスナレッジ社)に,昨年竣工の築76年の住宅改修 『池上の家』 の改修事例を掲載して頂きました.

建築知識はいわゆる建築専門誌で,一般の人向けというより,建築関係者の座右の書という位置づけでしょうか.ですから「書店で見かけたらお手にとって」頂いても,一般の方にはちんぷんかんぷんだと思います.建築関係者の方は是非お目通しを.

池上の家は,たびたび書いていますが,我々にとっても非常に難易度の高い計画でした.構造家の山田憲明さんをはじめ,多くの専門家のご協力があってようやく着地点を見いだした計画です.それらひとつひとつの事象は地味な解決の積み重ねですが,あきらめずに最後まで積み上げたことでバランスの良い改修計画になったように思います.

それをこういう形で発表できたことは,我々にとってこの上ない喜びです.
また我が事務所でも,設計でわからないことがあればまず開くのが「建築知識」ということもあり,そこに我々の仕事が掲載され,我々の知らぬ誰かの手引きとなることは大変光栄でもあり,気が引き締まる思いでもあります.

建築知識 2011年9月号 
最高のデザインを実現する最高の「耐震改修」を提案する方法


[caption id="attachment_1556" align="alignnone" width="560" caption="池上の家"][/caption]

11. 07 / 26

MyHOME+ Vol.25

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MyHOME+ VOL.25(エクスナレッジ社)に『ひなたハウス』を取材して頂きました.
取材当日はこれ以上ないというほどの晴天.おかげで写真が,合成写真じゃないかと思うくらい鮮やかな発色になっています(笑).

ひなたハウスは既存住宅を全面改装した住宅です.最近この手の計画を手がけることが大変多くなってきました.現在もさいたま市で全面改装工事が進行中です.

ひなたハウスは,広い母屋の敷地内に建てられているため,プライバシーをあまり気にせず,大らかで開放的なテラスを作ることができました.施主のOさんのお人柄そのままに,住宅は竣工時のすました表情よりも,このくらい生活感が出てきた方が魅力的に映る気がします.こちらも書店で見かけたら,是非手に取ってみてください.

MyHOME+(マイホームプラス)Vol.25 (エクスナレッジ)