12. 01 / 30

折込みチラシ

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sekimoto

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週末に折込みチラシが入っていました.埼玉県内で業績を伸ばしている,とある設計事務所(といっても実際にはハウスメーカーの関連会社)のオープンハウスの案内です.もちろんこれはモデルハウスではありません.ちゃんと実在する個人邸のオープンハウスのお知らせなのです.

写真はハウスメーカーのように既製品ばっかりでもないし,建築家っぽさを漂わせつつも,建築家特有のあくの強さを巧みに漉し取ったインテリアカット.いかにも30~40代のおしゃれで感度の良いクライアントに幅広くアピールしそうです.

一方の我々のオープンハウスといえば,完成間際の写真と地図の入ったお手製のPDFを仲間内で回覧する程度のもの.これはオープンハウスのために事前に完成させ,施主の了解のもとモデルを入れて撮影まで行い,地域に10万部単位で折り込みチラシを入れているという,我々には絶対に真似のできない方法です.

もちろん真似したいとも思いませんし,もともとうちのような事務所にいらっしゃるクライアント層とはかぶりそうでかぶらないので,ライバル意識はありませんが,オープンハウスにここまでやるか(ありえない)という意味ですごいインパクトでした.

ハウスメーカーもここまでやる時代です.いつまでも変わらないのは建築家だけ?そろそろ危機感持たないとまずいかもしれません.

12. 01 / 29

ぽっかり

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sekimoto

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年明けから怒濤の忙しさが続いていて,週末も打合せや建築展,面談と続き,年が明けてからほとんど1日も休めていない.特に昨日は忙しさのピークで,予定を4つくらいかけ持ちして,一日中走り回っていた.

休めない日々が続くと曜日感覚が麻痺してくる.朝ふと目覚めた時に,はたして今日が日曜日なのか金曜日なのかが怪しくなる.しばらくして普通に平日だったことに気づき,淡い期待は裏切られ,重い体を持ち上げるようによろよろと起き出すことになるのだ.

今日は日曜日.今日も朝からFILTER(U邸)の1年点検があった.久しぶりにお施主さんとも再会し,近況を語り合いつつも,いろいろな問題点を整理し,対策を協議しての解散となった.

終わって時間を見るとちょうどお昼.これから家に帰ってと・・・.
もしかして,この後には何も予定がないことに気づいた.今日は子どももいないし,急ぎの仕事もない.来客もない.てことは,自由!?

ほんの半日だけれど,束の間の自由時間ができたことが無性に嬉しい.
さあて,なにしようか!結局なにもできずに日が暮れていきそうだけれど,久しぶりに緊張の糸をほどいて,とりあえずだらだらしよう.

[caption id="attachment_3585" align="alignnone" width="560" caption="快晴のFILTER"][/caption]

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sekimoto

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> イベント
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以前告知をしました,SEA'S建築展が無事終了しました.
この週末は,他の住宅のプレゼンやメンテナンスなどもあって飛び回っていたのですが,限られた時間を会場に詰めて,結果的にいろんな方とお話しすることができました.

今回はそれなりに気合いを入れて展示パネルも作りましたし,事務所の案内資料も見直すことができました.最終的には数組の方との面談も決まり,実のある建築展だったと思います.

ご一緒した建築家の方達とも,いろんな話ができて良かったです.また事前の告知を見て,思わぬ方々が会場に足をお運び下さり,そのサプライズもまたとっても嬉しかったです.あらためてこの場をお借りしてお礼申し上げます.

2月からはオゾンの模型展にも出展予定です.今年はやります!!


現在進行中のお施主さんの中に,鉄道の運転手さんがいる.
日々運行する線路沿いにずっと気になる家があったそうで,「あの家の方も自分達のように建築家にお願いしたんだろうな」と思っていたらしい.ところがつい最近になってうちのサイトを開いたところ,実はそれもうちが設計した住宅だったことが判明したそうだ.

その住宅は「空の家」といって,鉄道のすぐ脇の敷地に2007年に竣工した.鉄道の騒音を防ぐため,周囲にガルバリウムの”殻”をまとったような不思議な外観をしている.実際僕もその沿線を利用する際には,車窓から目をこらしてその住宅を探すのだけれど,でも見えるのは本当に一瞬なので,注意していないとすぐに見逃してしまう.

上の写真はずいぶん前に撮ったものだけれど,ちょうど電車がその住宅に差しかかるところでシャッターを切った.でもデジカメのシャッターが落ちるのには時間がかかるし,正直撮れている自信がなかったのだけれど,確認したらちょうどばっちり写っていた.
しかも,なにやら子どもがこっちに向かって手を振っている!こんな劇的な瞬間が撮れるとは思わなかったので,思わず感動してしまった.

ちなみにこの住宅,この鉄道の運転手さんの間では知る人ぞ知る,ちょっと有名な住宅らしい.東武東上線の上福岡駅と新河岸駅の間,川越方面に乗った場合は進行方向右側です.こちらにお出かけになる際は,どうかお見逃しなく!

空の家 |PHOTOS
https://www.riotadesign.com/works/07_sora


[caption id="attachment_3465" align="alignnone" width="372" caption="空の家|2007"][/caption]

12. 01 / 08

スクラップ

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sekimoto

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> メディア
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ふと思い立って,本棚にあるこれまでの掲載誌の整理をはじめた.雑誌の厚い誌面のうち,自分の作品はほんの数ページ.ただこの数ページのために,これまでの掲載誌で本棚がびっしり埋まりつつあった.

これまでの掲載誌を一冊ずつスクラップしてゆく.誌面とその表紙を切り取り,残りは積み重ねて処分するという作業を続けていたら,本棚もずいぶんすっきりした.これならあと10年分くらいはいけるかも?

掲載されると必ず1冊は出版社より送って頂ける.でも中には中身をよく確認しないまま本棚に直行していたものもいくつかあり,そういえばこんな取材もあったなあ,と懐かしく読み返したりもしてしまった.

掲載誌は大きく分けると,建築専門誌(プロ向け),住宅系雑誌(家づくり向け),情報誌(一般向け)とあって,個人的には業界的に影響力の大きい建築専門誌に多く載せたいと思うのだけれど,こちらは敷居が高くて載せて頂ける頻度はあまり高くない.

一方の住宅系雑誌の場合は,プロのライターさんとカメラマンが取材にいらして,家づくりのプロセスから住み心地などの取材,家族のポートレートなどを撮影して下さるので,我々にとってもお施主さんにとっても良い記念や記録になる.でも世間的な反響は思うほどは大きくない.

最後の一般情報誌(LEEなど)は,これは半端なく影響力が大きい.発行部数がまずケタ違いだし,美容室などにも置いてあったりと露出も多いこともあるのだろう.家を建てようと気合いを入れて買う雑誌ではなく,なんとなくペラペラとめくっていたら出会ってしまった的なドラマチックさが,逆に良いのかもしれない.

今回スクラップした雑誌はこの10年間で34誌.他にも再掲載や内装の仕事,作品以外の個人的な取材も含めると50誌くらいにはなるかもしれない.最近では以前ほどガツガツと売り込まなくなったので,最近の取材はあまり多くはないのだけれど,今後は自信のある仕事を,より良い媒体に良い形で取り上げて頂けたら嬉しいなと思う.