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サイトの「これまでの仕事」に、「花小金井の家」と「呑川の家」の2件の住宅の写真を追加しました。どちらも天気が優れず、撮影がのびのびになってしまいました、、。
以下よりどうかご覧下さい!(撮影:新澤一平)


花小金井の家
https://www.riotadesign.com/works/20_hanakoganei/#wttl


呑川の家
https://www.riotadesign.com/works/20_nomikawa/#wttl

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リオタデザインとしては珍しく住宅の部分改修の計画を進めさせて頂いていたのですが、ようやく完成し、本日一部の方を対象に内覧会を実施させて頂きました。

既存の空間は、ダイニング側と奥の和室との間に襖戸があり、2室に仕切られていました。この状態で改修を進めても、ダイニングの中心が据わらずソファも置けないなどの問題もありました。要は中途半端に空間を仕切ったことによって、空間が「狭い」+「狭い」=「とても狭い」になっていたんですね。

こちらが現況の空間です。



こちらの2室をつなげて1室にし、キッチンとダイニングをシームレスにつなげた家具を中心に挿入することで、ダイニングと家族が中心に据わったプランに生まれ変わりました。


設計はキッチンまわりを重点的に。ほかにも目立たないところに収納を可能な限り造り付けることで、ちょっとしたことで家が雑多にならないように工夫を凝らしています。和室だった部分の障子もそのまま活かしています。なかなかイイ感じです。

本当はもっと収納を作り込んでいたのですが、最後に予算の壁に拒まれてだいぶ削りました。ですが、おそらく今日見て頂いた方は、どこが削られたのか見ていてわからなかったかもしれません。



この日は昨今のコロナ感染拡大のことや、空間が小さいこともあり、内覧会は現在進行中の一部の建て主さんなどに声をかけて実施させて頂きました。

おそらくここ数年で一番小さな計画でしたが、密度の詰まった良い空間になったと思います。施工を担当下さった、エークラフトさんにもこの場をお借りして御礼申し上げます。いつもながらに、精度の高い仕事でした。



建て主さんのご配慮で、こんな可愛らしいメッセージ付きのお菓子も置いて下さいました。Mさん、ご配慮をどうもありがとうございました!

20. 11 / 05

呑川の家 撮影

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先々月からずっと撮影が雨に祟られ延期続きでしたが、今日は待望の晴天!朝から「呑川の家」の撮影でした。

「呑川の家」は4月に竣工したものの、コロナの影響でオフィシャルなオープンハウスを見送った住宅。2階キッチンの出窓から見えるように植えて頂いたアオダモの葉っぱがどうか残っていますように!と祈る気持ちでしたが、この日を待つようにきれいな紅葉を見せてくれていました。

新澤一平さんの写真が上がり次第、サイトにもアップします!(投稿の写真は私の写真です)

20. 10 / 28

それも仕事

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> 仕事
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建主さんから設計料を頂いて設計をするのが私の仕事ですが、一方ではお金も頂かないで引き受けているお役目もたくさんあります。最近では私の活動の半分くらいはお金が発生しないものになりつつあります。それは仕事なのかと言われたら、やっぱり仕事なのでしょう。

今年も神奈川のハウスメーカーさんからのご依頼で設計講習。自分が積み重ねてきたことは惜しげもなく提供します。それも私の仕事です。(こちらはお金もらってます笑)

20. 10 / 16

寝ても覚めても

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自宅と事務所が同じというのはいろんな意味で都合が良く、何より通勤時間がないのが良い。朝はスタッフが出社するよりずっと前から仕事ができるし、夜はスタッフが帰った後も仕事ができる。

つまり、結局朝から晩まで、事務所で一番仕事しているのは私ということになる。なんなら土日も時間があれば仕事をしている。私の抱える仕事というのは、仕事のようで仕事じゃないというか、JIAやSADIといった所属団体でのお役目があったり、原稿を頼まれたりセミナーを頼まれたりと、いわゆるリオタデザインとしての設計活動以外の仕事も多いので、土日などスタッフがいない日はまとめてそうした仕事を片付けることになる。

ただ度々書いているように、私が建築家として生きるということは、こうした社会的なお役目を一手に引き受けることを意味するので、呼吸していることと同じというか、何も不満はないしストレスがあるわけでもない。

ところがだ。どうやら私はとうとう眠りの中でも仕事を始めたらしい。明け方にふと目が覚めると、夢の残像は必ず仕事の夢なのだ。それもほぼ毎日。そのことに最近気づいて愕然としている。文字通り、寝ても覚めてもというやつだ。

その夢の中で私は何をしているかというと、現場の担当者や建て主などに向かってずっと何かを説明している。どうしてこういう設計にしているのかとか、問題をどう解決するかみたいなことをずっと話している。考えてみると、私は事務所で黙々と仕事をしている時間ももちろんあるが、対外的に誰かに説明をしたり議論をしたりという機会が圧倒的に多い。その余韻や興奮が醒めないのだろう。

朝起きてから寝るまでずっと仕事をして、眠った後も夢の中で仕事をしている。これって病気だろうか?でもうなされるわけではない。悪夢から醒めると「嫌な夢だった」という感覚が残るが、仕事の夢は目覚めても嫌な感じがない。私にとって日常すぎるからだろう。

たぶん、仕事と私生活を分けて生きている人(ほとんどがそうかもしれない)にとっては、こんな話ゾッとするだろう。もはや私は「生きている時間がすべてリオタデザインになっちゃった人」であり、そんなラベリングを激レアさんで付けてもらいたいと思う。