観葉植物は床に置くと邪魔になるし、何より部屋が狭くなってしまいます。必然とハンギングに行き着くのですが、後から石膏ボードの天井にフックをつけるのは、跡も残るし天井下地の野縁を狙う必要もあって、一般の人にはなかなかハードルがあります。
と思っていたらこんなのがありました。Jフックセミトライアングル。天井に取り付けられるボードフックです。壁のボードフックはありましたが、天井用は画期的!早速取り付けてみました。
耐荷重が2.7kgとのことですが、写真の大きなネフロレピスが約2kgくらいなので、これより小ぶりのものなら余裕で下げられそうです。
外しても跡がほとんど目立たないので、クロス天井なら賃貸の方でも使えそうです。我が家も今後は天井にも植物がどんどん侵蝕しそう、、!
こいずみ道具店に行った話を先日書きましたが、その時に「面定規」なるものがありました。
これは家具などのコーナーエッジをどのくらい丸めるか(アールを取るといいます)の目安に0.5mm刻みのアールを木材につけたもので、そこに親指を当てて直感的にアールの大きさを決めることが出来るというスグレモノ。
■面定規+花びらR定規
http://www.koizumi-studio.jp/item_kiki_hanabira.html
同じく小泉さんによる「花びらR定規」はすでに持っていたのですが(元スタッフ砂庭さんからのプレゼント)、この面定規も是非欲しいと思って買おうとしたら、小泉さんがひとつプレゼントしてくれるとのこと。
やった!!と思ったのも束の間、この面定規、角には最初はアールが付いておらず、「花びらR定規」を使って自分で削ってアールを付けるものなのだとか。
好きな樹種を選んでいいよ~と言われて選んだモンキーツリーでしたが、戸惑いつつも、折角なのでこの連休に自分で削って面定規を完成させることにしました。
さっそく平らな金ヤスリでゴシゴシと削り始めたのですが、これが思いのほか楽しい!
少し削っては「花びらR定規」を当て、アールがフィットするように注意深く削っていきます。R定規だけでなく自分の親指も当てながら、わずか0.5Rの違いを感じながら微調整をしていきます。
削りながらなるほどと思いました。
この面定規をつくる作業自体が、すでに一定の教育的効果があるんですね。自分で削りながら何度も何度も角を触っていると、そのうち目隠ししていてもそれが何アールか当てられるような気がしてくるのです。
ちなみに小泉さんの家具の角アールは「2.5R」指定なのだとか。以前その話を聞いたときは、「え、2Rか3Rでよくない?」「そんなに違いあるかな」と思いましたが、今はこう断言します。「それ、全然ちがいます!」
我々の仕事はつまるところ、この微差を「全然ちがう」ものとして認識できるかどうかなのでしょうね。
最後にオイルを塗ると、美しいモンキーツリーの木目が浮き上がりました。おもわず手を伸ばして弄んでしまいます。
これからはちょっと角アールにもうるさい(メンドクサイ)人になりそうです笑
小泉さん、こちらもありがとうございました!
スマートロックのセサミに、待望の指紋認証が出ました。使用中のセサミはそのままで、セサミタッチを追加で付けるだけ。ほかにも、AppleWatch解錠やSuica解錠もできます。まあ、指紋で開くならSuicaは使わないでしょうね。
早速使い始めましたが、反応速度もなかなか良いです。スマホを持たないお子さんでも開けられるようになるので、めちゃくちゃ便利です。この機能で2,980円(税別)安っ!
SESAMIタッチ
https://jp.candyhouse.co/products/sesame-touch
※セサミ本体の拡張パーツなので、セサミを使っていない方はこれ単体では使えませんのでご注意ください!
徳島にアアルトコーヒーがオープンしたのが2006年。そこから現在に至るまでずっとアアルトコーヒー。朝はこれがないと始まらない。昨年徳島に行った目的のひとつもアアルトコーヒーに行くことだった。
アアルトが好きだからではなくて、完全に豆が好みだから。深煎りのアルヴァブレンド以外は注文しない。たまに他の店の豆も試すけど、すぐに戻ってくる。やっぱりこれだ。朝のルーティンを変えると一日のリズムも狂うような気もする。
そんなアアルトコーヒーオーナーの庄野さんが新しい本を上梓し、代官山蔦屋でちょっとしたイベントをやっているとのこと。豆も買えるそうだったので行ったら、豆は売り切れたそうだ。本を買って読む。2時間で読み終えた。心が満たされた。淹れたてのアルヴァブレンドのようだ。特にタイトルにもなっている「融合しないブレンド」という文章には深く共感した。
アアルトコーヒーはとうとう新規オーダーの受付をやめてしまった。これまでのお客さんを大事にしたいという考えのようだ。アアルトコーヒー歴16年の私としては、少し申し訳なく、そしてとても嬉しい。
リオタデザインの初代スタッフで、現在は愛媛の八幡浜市で設計活動をしている二宮一平くんから名刺入れを贈って頂きました。
素材はヒノキ、木目が美しく通った逸品です。びっくりするほど軽く、また非常に精度高く作られています。それまで私はナラ材を使った名刺入れを長らく愛用していましたが、これからはこちらを愛用させて頂こうと思います。
この名刺入れは彼自身がデザインをしたもので、地元の仲間の家具屋さんや突き板屋さんの協力のもと製作しているとのこと。YAMAKAN21という活動だそうですが、職人さん達と酒を酌み交わしながら、あんなことできないか、こんなことできないかと語り合いながら、良いアイデアが思いついたら形にしているそうです。
YAMAKAN21
https://21archi.com/yamakan21/
こういう肩肘張らない活動にはとても共感します。こういうものって、企業から依頼されてデザイナーの立場で関わることも当然あるでしょうが、その場合は企業側の利益もしっかり考えなくてはいけませんしプレッシャーもかかります。より素朴な視点で、自分が欲しいと思うものをまずは作ってみるというのは、創作活動として重要な視点かもしれませんね。
実はこの名刺入れは、彼と同郷の編集者であるエクスナレッジの西山さんが持っていたものを見せてもらったのが最初でした。職人さんが手が空いているときしか作れないので、対外的にはほとんど注文は受けていないとのことでしたが、その後彼と連絡を取った際にその件を訊ねたら在庫していたものをひとつ贈ってくれました。
パチッと閉まるフタのキャッチには極小のマグネットが埋め込まれています。このあたりのディテールも精巧にできています。
二宮くん、どうもありがとう!
まわりにも自慢します。
彼によると、年間で小ロットながら製作はしているそうで、職人さんの手が開いたときしか作れないので表向きは注文を受けていないそうですが、納期を気長に待てる方であれば二宮くんに相談してみると良いかもしれません。
彼の活動はこちらより。
二宮一平建築設計事務所
https://21archi.com/
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