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桐生に車を走らせていて、思わず二度見してしまった。どした?何が起こった!?

思うに、既存の平屋住宅を2階建てにしようと思ったら構造的に無理と言われて、仕方なく外側に柱を立てたか。いや、これいっそ建て替えた方がよっぽど技術的にも費用的にもハードルが低かったはず。

かの前衛建築家も真っ青のアクロバット建築。某有名建築にあやかり「桐生アパートメント」と呼ぶことにします。


東京アパートメント/設計:藤本壮介

22. 04 / 23

非表示線の家

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うちのウェブサイトをデザインして頂いている石曽根昭仁さんのご自邸を内覧させて頂きました。設計はimajo designさん。

石曽根さんにサイトをデザインして頂いたのは、もう10年以上も前のことですが、このことはリオタデザインにとっても一つのターニングポイントになったと思っています。

ウェブ検索において上位表示を行うためのSEO対策は一切しないという考えのもと、届けたい方にピンポイントで届くプラットフォームを目指して1年をかけて制作して頂きましたが、私の周りには石曽根さんに頼んでもっと時間がかかっている方もいて、むしろうちは最速だったんじゃないかと後で思いました。

今城さんによる設計意図をお聞きしていると、石曽根さんが話しているのではないかというくらい思想がシンクロしていることがわかります。

今城さんも石曽根さんも、ミニマルに見えているデザインの向こうには無数の「非表示線」があり、伏線を張り巡らせた空間は蜘蛛の糸のようでもあり、見た目の単純さとは裏腹に、緻密な複雑系の極みを感じます。

木外壁が数年後にシルバーにエイジングすると、もっと魅力的になるでしょうね。今城さん、石曽根さん、ご案内ありがとうございました。



22. 04 / 17

同級生

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建築家の若原一貴さんと私は同じ71年生まれ。後輩でも先輩でもない。同級生というのはいつも特別な存在だ。

お互い住宅のスペシャリストでありながら、スタイルがまったく異なる。私が周りを見渡しパスを出す司令塔なら、若原さんは一人で前線を突破するストライカー。

けれどひとたびディテールに目を凝らせば、語らずとも伝わってくる。方法は違うけれど、たぶん考えていることの根っこは同じなのだと思う。

もっと頑張ろう。
そう思える友人がいることは幸せなことだ。

この春二人目のオープンデスクは、芝浦工業大学3年生の平井里奈さん。いつものように、現場などにも連れて行きながら、設計課題を出題して向き合って頂きました。

オープンデスクでの設計指導は、私はあえて大学とは異なる教え方をしています。大学では自由な創作を重視し、具体的なクライアントの設定や現実的な条件設定は避ける傾向にありますが、住宅設計という仕事は本来顔の見える相手に対してプレゼンテーション(=プレゼント)を行うものです。

オープンデスクでは空間の創作と同時に、どんな人がどんな風に暮らすのか、どのような提案をしたら喜んでもらえるのかを一生懸命考えてもらいました。今回は平井さんなりにアイデアの詰まった豊かな空間を最後に提案して頂きました。

平井さんは控えめな性格ながら、大学でもフィンランドのアールト大学との共同ワークショップに参加するなど、学びに対するバイタリティの高い学生でした。今後の活躍も楽しみです!また事務所にも遊びに来て下さいね。

3月と言えば卒業のシーズンですが、私もこの3月に卒業したことがあります。

日本建築家協会(JIA)の関東甲信越支部で発行している会員向けの広報誌に「Bulletin」があるのですが、私は今年度一年間、こちらの編集長として誌面づくりに関わっていました。一応一年限定と言うことで4月からは副編集長に退きますが、春号の発刊を終え、なんとか年間4号を発刊出来たということでようやく肩の荷を下ろしました。

編集長なんて書くと名ばかり編集長なんでしょう?などと思われるかもしれませんが、とんでもない、ガチ編集長です。この一年、誌面の構成から取材のアポイントや立ち会い、インタビューから校正まで。もちろん他の広報メンバーと共にですが、すべてに責任を持って関わっていました。

2021年度の年間テーマは『協働のかたち』

JIAの広報誌なので、当然会員である建築家たちの寄稿や紹介がメインにはなるのですが、敢えて今年度の特集には建築家の作品や思想ではなく、我々を取り巻く仕事人たち(エンジニアや職人、メーカーやデザイナーたち)にフォーカスを当て、ともに一つの目標に向かってものづくりをするチームのあり方を掘り下げたいと考えていました。

また普段原稿を書いたりする習慣を持たない方々も多いことから、寄稿ベースではなく、編集長の私が直接インタビューをして、対話ベースで内容を掘り下げてゆくという編集方針としました。このあたりは住まい手へのヒアリングで鍛えられた「聞く力」が功を奏したようにも思います。

それ以外にも、次世代を担う学生会員たちにもフォーカスを当て、学生関連ページを充実させたり、ややお堅い印象だった誌面デザインを一新し、柔らかく読みやすい誌面にするなど、私なりの改革は可能な限り断行したつもりです。

編集長としての一年で感じたのは、「編集は設計そのもの」だということ。
学んだことは大きかったです。

このBulletinはJIAの支部広報誌なので、会員以外は手に取ることはできませんが、太っ腹なことに以下のページより外部の方もPDFにて内容を読むことが出来ます。ご興味ある方は、是非覗いてみてください。

■ Bulletin 2021年度
https://www.jia-kanto.org/kanto/bulletin/2021/index.html

またこちらは最新号の春号の特集インタビューですが、うちの造園計画をいつもお願いしている造園家の小林賢二さんのインタビューも載っています。ご興味ある方はこちらもどうぞ!

■ 協働のかたち-4/デザイナーとの協働
https://www.jia-kanto.org/kanto/bulletin/2021/files/pdf/feature_291.pdf


さて卒業を迎えると、次は入学式です。

4月からは、JIA住宅部会にて第43代部会長をお引き受けする予定です。住宅部会でもやりたいことがいっぱい!部会員以外でも参加出来るセミナーなども企画して参りますので、どうかお楽しみに。