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sekimoto

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> メディア
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急な話ですが・・

明日の朝(18日),ラジオに出演することになりました.
生放送です.

TOKYO-FM(80.0MHz)
「中西哲生のクロノス」
AM6:00~9:00

私が出演するのは,
7:20 「追跡」 というコーナーと,
8:38(8:20くらいになる可能性もあり)「クロノス+(プラス)」
という2つのコーナーです.
出演時間は,それぞれ5~7分くらいでしょうか.
北欧をテーマにお話しすることになると思います.

どうしてこんなことになったのかという経緯は,また後日書きます.
忙しい朝に,なかなかタイミングが合わないかもしれませんが,お時間がありましたらどうかチューニング下さい.

18日の番組表はこちらから.
http://www.tfm.co.jp/timetable/?date=20140918

14. 09 / 11

頑固

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sekimoto

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> 思うこと
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『お店に一人で入って気後れしなくなったのは,自分が店員より年上になったからだ』と以前誰かが書いていて,まったくその通りだと思った.

私が人に対してまともに意見できるようになったのも,自分が相手より年上になったからかもしれない.父親くらいの相手ばかりだと思っていたのに,気がついたら周りは自分と同じか年下ばかりになっている.意識もいつからか,「教えて頂く」から「教えてあげる」になっている.

40は不惑の歳だといわれる.40の大台を迎えた当時はその境地がわからなかった.けれども最近は「こういうことか」と思う.若い頃は,あんなに相手からどう見られるかを気にしていたのに,最近どうでもいいやと思う.

歳を取るとどんどん生き方が楽になる.自分の適正や価値観がガッチリ固まってしまうので,つらい道は選ばなくなる.好きなものしか食べなくなる.他の人でもできることは他の人がやればいいと思う.それが良いことかどうかは置いておいて.
ただ迷いがないということは幸せなことなのだろう.

今となっては,あれほど追い詰められていた20代が懐かしい.
生きづらかった時代.全てを背負い込み,出口が見えなかった時代.

大人になるということは,きっといろんなものを捨てて身軽になっていくということなのだろう.しかしそれに反して,経験の蓄積は人を頑固にする.私の中の無数の失敗の経験は,無意識のうちに私をそこから遠ざけようとする.経験は時に謙虚を傲慢に変えることもある.凝り固まった考えは,そこにある可能性の芽を摘むこともある.

価値観が固まり,判断にブレがなくなった分だけ,自分は頑固になったと思う.
嫌だな.歳を取ったのかな.

そんな今日,またひとつ歳を取りました.

14. 09 / 09

FP上棟

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> 仕事
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「FP」(S邸)が本日上棟しました.

遠目から組み上がった躯体が見えてきました.「低っ」そのスケールにおもわずニヤッとしてしまいました.低く低く.今回クライアントとの合言葉はこれでした.

最高高さは5.6mしかありません.これは比較的プロポーションを低めにする我々の設計の中でも”最低”レベルとなります.下の写真で,隣の2階建て住宅と比べると,どれだけ低いかがよくわかると思います.


組み上がった躯体を見たクライアントさんも思わず,「低くてイイ感じですね!」
そうです,低くてイイ感じなのです.なかなかこの感覚を共有して頂ける方は少ないかもしれませんが.

道路に見える赤い車はクライアントの愛車フィアットパンダ.その愛車とまさに相似形を成しているような,そんな住宅です.パンダをデザインしたジウジアーロのデザイン哲学もまた,この住宅には濃厚に流れています.


ところが一方では,内部の構成は複雑に絡み合っています.床はスキップし,このスケールでありながら真ん中に中庭まで作っています.この中庭を通じて絡み合う視線やこぼし合う気配がこの住宅の肝となります.

施工は我々の仕事を最も理解してくださっている盟友・堀尾建設さんということで,こちらも今後の現場進捗が大変楽しみです.どうかよろしくお願いします!

14. 09 / 05

つけない派

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> 子ども
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刺身に醤油つけない派
そうめんにツユつけない派

おいしいの?

14. 09 / 02

建築という幻想

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sekimoto

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> 思うこと
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正しい人になりたいと思う.完璧になりたい.そういう幻想がある.
もしかしたら,建築をやっている人はそういう幻想を持つ人が多いのではないか.

私は言うまでもなく不完全な人間だ.でも私は建築に理想を求める.私の頭の中では建築は完璧であり続ける.それを図面という手段で表現しようと試みる.

ところが,ひとたびそれが現場に入るとそれはどんどん崩れる.完璧だと思っていた図面は,実は穴だらけだったという事実を突きつけられる.

設計が完璧でないのだから,施工が完璧であるわけがない.観念の中の建築は,素材とのせめぎ合いに敗れ,人間の不注意に泣かされ,怠慢に怒り,時に努力や熱意に救われながらも,満身創痍で胴体着陸を試みる.

それはもはや理想郷ではなく,あるのは現実のみ.建築は聖から俗に変わる.神様は人間になる.私が建築の最後に見る光景はいつもそうだ.

でも建築は神殿ではない.それが住宅であれば埃一つ落とさず,物音一つ立てずには暮らせないのだ.だから建築は俗なくらいでちょうど良い.わかっている.わかっているのだけれど・・.

私はそこに聖なるものを作りたいという幻想から逃れられない.理想主義者の考える理想郷.それが建築なのかもしれない.そう考えると,なんと業深い仕事であろうかと思う.