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先月末に、横浜市で進めておりました「壇の家」を無事引渡しました。
南側に隣家が迫る変形地という難条件でしたが、丘の上に建つ立地を活かした「眺望の家」となったと思います。個人的にも、とても気に入っているプランニングの家です。

先月末の引渡し前後に絡めてオープンハウスを予定していましたが、緊急事態宣言になってしまい、延期して今月中旬にしたのですが、緊急事態宣言も延長となり、どこまでも追いかけられているような気分です(苦笑)

そんなことで、一部の方にはメールでご案内をお送りして、このブログでの告知は控えていましたが、今週末~来週(2月13,14,17日)にかけて、セミクローズにて内覧の機会を設ける予定です。時間帯を分けて、密にならないように配慮しながら開催します。

もしこのブログをご覧の方で見学をご希望の方がいましたら、個別にご案内をお送りしますのでご連絡下さい。空きのある時間帯をご案内します。
(関本 riota@riotadesign.com)


またこちらは余談ですが、、

昨日告知をしました私の書籍ですが、今朝見たらアマゾンの新着ランキング(住宅建築カテゴリ)で1位になっていました。素直に嬉しい!(ちなみにまだ発売前です。予約受付中)

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本日「トンガリの家」の引渡しがありました.
通常引渡しといえば,修正箇所をチェックして,鍵を渡しておしまいなのですが,この家にはまだまだ大切な儀式が残っています.そう,アートピースの挿入です.

クライアントの知人であり,ミラノ在住の美術家・廣瀬智央さんとは計画段階で渋谷でお会いし,今回の住宅とコラボレーションできるとしたら,どのようなことが可能かについて話し合いました.

もちろんアートの制作には途方もないお金がかかることもあるので,そんな大それた事はできませんが,外部にも開かれたものであること,ご家族の生活の一部になる場所に設けることなどを確認し,トンガリ窓の脇に開口部と共に設けることにしました.

作品は「ビーンズコスモス」.豊穣のシンボルである豆(大豆や小豆など)をアクリルの中に閉じ込めた廣瀬さんの代表作品ですが,今回はこれに加えクライアントのご家族や,日野の場所性を暗示した情報をタイムカプセルのように封じ込めてあります.


工務店さんとのお引き渡しが終わった後,厳かにそれは行われました.


そうっと取り出されたアートは静かに壁の中に・・


壁にぴったり!よかった.嵌まった瞬間,難解なパズルの最後の鍵(ピース)がやっと差し込まれたような気がしました.

隣家の緑が室内に飛び込んできます.とってもきれいです.不思議な視覚効果ですが,このキューブが壁を貫通して,向こうの景色が室内に滲み出してきたかのような錯覚を覚えます.この敷地の場所性,空間,そしてご家族がひとつになった瞬間でした.これにはクライアントも大喜び!


実はこの壁の中には小型LED照明も仕込まれています.これが夜になるとぼうっと光るのです.ただ,あまりに繊細なので昼にはわかりませんが.これを早く暗くなってから見たい!

この照明検討では照明器具メーカーのDAIKOさんや,照明デザイナーの梅田かおりさんにもご協力頂きました.たくさん,色んな人を巻き込んでこの家はできています.


明日はいよいよオープンハウスです.

クライアントは2012年暮れの「DONUT」オープンハウスに初めていらしてから,我が事務所のオープンハウスは一度も欠席なしの皆勤賞.リオタデザインの熱烈なファンと言い切って憚らない,こんなクライアントに恵まれ私も幸せ者です.

当然今回のオープンハウスにも気合い十分!
オープンハウスに向けて家具も全て揃えて下さり,明日はかなり完成度の高いお披露目になりそうです.どうかお楽しみに!

情報はこちらより.
https://www.riotadesign.com/blog/141007.html


こんなところも・・笑
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昨日の「窓の家」オープンハウスにも多数の方にご来場頂きました.いらして下さった皆様,誠にありがとうございました!

わずか14坪ほどの狭小地.空間構成もシンプルにまとめているので,見学といってもあっという間に見れてしまうかなと思っていましたが,思いのほか皆さん長時間滞在して下さったのが嬉しかったです.

またスタッフさんを同行していらして頂さった建築家仲間も数組.私もそうですが,スタッフを同行するオープンハウスというのは,スタッフにも見せておきたいという所長の意志が働いています.それに応えてか,スタッフさん達も実に熱心に研究されていかれました.我々もオープンハウスでは勉強させて頂くことばかりなので,目で見て盗めるものは何でも盗んで頂きたいと思います.結局同じものにはなり得ないですから笑.

またあらためて竣工した「窓の家」は,随所に設けた窓から立ち位置を変えただけでその景色が様々に変化し,自分で言うのもおこがましいですが,14坪の狭小地とは思えない広がり感が獲得できたのではないかと思います.道路対岸は絶好の撮影ポイント.オープンハウス中窓の外を覗くと,多くの方がこちらにカメラを向けていました.

夕方は恒例のお施主さんとの打上げ.暗くなるにつれて灯りを落とし,お酒を呑みつつこれまでの経緯やハプニング,また熱い仕事論?に至るまで話は尽きず,我々にとってもこれまでの労が報われる最高の時間でもありました.外に出て眺めると,暗くなった街に窓の明かりが浮かび上がり,まさしく「窓の家」にふさわしい姿がそこにはありました.

施工に携わって下さった和光建設の皆さま,最後まで献身的な施工と誠意ある対応をありがとうございました.おかげで最高の結果が残せたのではないかと思います.

また施主のHさん,最後までお気遣いを頂き,打合せの初回から竣工に至るまで我々も気持ちよくお仕事をさせて頂くことができました.ここにあらためて感謝致します.お疲れさまでした!今後とも末永いお付き合いをよろしくお願いします.







恒例の打ち上げ!皆様おつかれさまでした.

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まもなく和光市にて設計監理して参りました住宅が竣工します.

敷地は区画整理の進む和光市の開発地区の一角.敷地の前には,これから大規模な開発が進んでゆくであろう空地が,ただ茫洋と広がっていました.そこにささやかな居場所を獲得するために,敷地の中心に小さな庭を設け,それを取り囲むように建物を配置しています.この小さな中庭はプライバシーと採光を確保し,家族のための守られた空間をつくります.この中庭に向かって,キッチンと一体化した土間ダイニング,また開放的な開口部を持つリビングとが一体につながっています.

キーワードは『食パンハウスの似合う家』.さてそのココロは?


『SPH/H邸』オープンハウス

日時:5月27日(日) 11:00~17:00 ごろまで
場所:埼玉県和光市南 (東武東上線成増駅よりバス)

木造地上2階建て
敷地面積:102.48m2/31.00坪
建築面積:45.54m2/13.77坪
延床面積:85.55m2/25.87坪
設計監理:リオタデザイン|関本竜太・三浦美紗子
施工:技拓工房|水村威司

☆ご見学をご希望の方は, >>メール にて関本までご連絡下さい.
折り返しご案内をお送りします.

先の震災より1年が経ちました.

本住宅はちょうど1年ほど前に計画がはじまり,施主は震災のショックにもへこたれず,我々も震災やその後の原発問題にも直面しながら今住宅に何ができるのかを問い続けた家づくりとなりました.

地域とつながる家.
家族がひとつになる家.
自然エネルギーを自然体で受け止める家.

ようやく竣工しましたので,是非お越し頂き皆様のご批評を頂きたく思います.

『川風の家/K邸』

日時:3月25日(日) 11:00~18:00 ごろまで
場所:埼玉県志木市柏町
(東武東上線志木駅よりバス/柳瀬川駅より徒歩20分)

木造地上3階建て
敷地面積:66.30m2/20.05坪
建築面積:35.30/10.67坪
延床面積:84.51m2/25.56坪
設計監理:リオタデザイン|関本竜太・三浦美紗子
構造設計:GAEA|佐々木大輔
施工:堀尾建設|鳥越豊

☆ご見学をご希望の方は, >>メール にて関本までご連絡下さい.
折り返しご案内をお送りします.