2010年に竣工した「ひなたハウス」の建主さんより、手狭になったので1階部分を増築したいというご相談を昨年頂きました。
しかし当時は仕事が立て込んでいたこともあり、建主さんのご理解のもと、暮れにちょうどうちを退職して独立予定だったスタッフの矢嶋宏紀くんに、独立最初の仕事にしてみたらとこの仕事を託すことにしました。
うちの仕事に手を入れるということで、彼も相当プレッシャーを感じたようです。退所前には何度か彼の案にも目を通してアドバイスなどをしていましたが、最後は彼なりに建主さんとの対話を重ね、ようやく完成したので見てほしいとの連絡がありました。
正直、どこを増築したのか一瞬わからないほど全体が馴染んでいましたが、随所には彼の思考の痕跡が見て取れました。わずかな面積の増築でしたが、そのゆとりが家族の衝突を回避し、穏やかで自然な空間の佇まいを見せていたことにも、とても好感を持ちました。
建主さんも大変満足されており、彼との間にも信頼関係を感じることができました。私の後を託されてさぞや大任だったことと思いますが、私も駆け出しの頃、小さな増築仕事を苦労してまとめたことを思い出しました。
矢嶋くんお疲れさまでした!新たな創作にも期待しています。
リオタデザインの初代スタッフで、現在は愛媛の八幡浜市で設計活動をしている二宮一平くんから名刺入れを贈って頂きました。
素材はヒノキ、木目が美しく通った逸品です。びっくりするほど軽く、また非常に精度高く作られています。それまで私はナラ材を使った名刺入れを長らく愛用していましたが、これからはこちらを愛用させて頂こうと思います。
この名刺入れは彼自身がデザインをしたもので、地元の仲間の家具屋さんや突き板屋さんの協力のもと製作しているとのこと。YAMAKAN21という活動だそうですが、職人さん達と酒を酌み交わしながら、あんなことできないか、こんなことできないかと語り合いながら、良いアイデアが思いついたら形にしているそうです。
YAMAKAN21
https://21archi.com/yamakan21/
こういう肩肘張らない活動にはとても共感します。こういうものって、企業から依頼されてデザイナーの立場で関わることも当然あるでしょうが、その場合は企業側の利益もしっかり考えなくてはいけませんしプレッシャーもかかります。より素朴な視点で、自分が欲しいと思うものをまずは作ってみるというのは、創作活動として重要な視点かもしれませんね。
実はこの名刺入れは、彼と同郷の編集者であるエクスナレッジの西山さんが持っていたものを見せてもらったのが最初でした。職人さんが手が空いているときしか作れないので、対外的にはほとんど注文は受けていないとのことでしたが、その後彼と連絡を取った際にその件を訊ねたら在庫していたものをひとつ贈ってくれました。
パチッと閉まるフタのキャッチには極小のマグネットが埋め込まれています。このあたりのディテールも精巧にできています。
二宮くん、どうもありがとう!
まわりにも自慢します。
彼によると、年間で小ロットながら製作はしているそうで、職人さんの手が開いたときしか作れないので表向きは注文を受けていないそうですが、納期を気長に待てる方であれば二宮くんに相談してみると良いかもしれません。
彼の活動はこちらより。
二宮一平建築設計事務所
https://21archi.com/
この春まだ一度もお花見をしていない!というスタッフとオープンデスク生を連れて、すでに桜の散り始めている柳瀬川に。散り際の桜も良いですね!外でおにぎり食べるだけでどうしてこんなに美味しいのだろう。
マウスのクリック音だけが響く?事務所から飛び出して、たまにはこんな気分転換も良いですね。
22. 03 / 25
おやつ部長
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sekimoto
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