JIA関東甲信越支部の会報誌、Bulletin秋号が無事発刊されました。編集長としてまとめた2号目になります。ご寄稿や取材にご協力下さいました皆さま、誠にありがとうございました!
秋号の特集は「ビルダーとの協働」。
我々建築家が図面を描いただけでは建築は出来ません。我々とフラットな立場で、共に協働くださる監督や職人さんとの協働関係を今号では取り上げています。
○Bulletin秋号・オンライン記事はこちらより
https://www.jia-kanto.org/kanto/bulletin/2021/index.html
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本編を読んだスタッフも、大工などとはよく話をするが、現場の電気設備の職人がここまで深く考えて仕事をして下さっているとは想像がつかなかったとのこと。確かに設備系の職人さんとこういう仕事論のような話をすることは希かもしれません。
設計者がよく現場で「ここにもコンセント(照明)を追加して欲しい」と言うことがありますが、電気設備職人の富永茂さんに言わせれば(そう言うと予測して)いかに段取りを組んでおけるかが肝になるとのこと。「3日かかる仕事を1日で済ませる」のが職人としてのやりがいであり、段取り力なのだそうです。
ほかにもスーパー板金職人の新井勇司さん、創業180年の老舗工務店、大和工務店の初谷仁さんなど、一流の現場の仕事人達へのインタビュー記事になっています。激アツの現場の流儀、会員以外の方も是非オンラインでお読み頂けたら嬉しいです!
■「ビルダーとの協働」
https://www.jia-kanto.org/kanto/bulletin/2021/files/pdf/feature_289.pdf
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21. 09 / 17
「小川の家」まもなく竣工
author
sekimoto
category
> 仕事
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昨日は「小川の家」の検査機関による完了検査があり、問題なく終了しました。
担当以外のスタッフも見たいというので、昨日は所内オープンハウスを実施。ベテラン矢嶋の担当案件は、いつもコテコテのディテール満載で皆勉強になったことと思います。(今回は公のオープンハウスは行いません)
ウッドショックに呑み込まれることなく、しかも契約工期を前倒しての竣工。松本建設さんの神施工にも感謝です!週明けからの小林賢二さんによる造園工事も楽しみです。
一昨年に刊行されました建築知識2019年7月号にて、「木造住宅できるまで図鑑」というタイトルで弊社設計「路地の家(2017)」ができるまでの現場プロセスを一冊まるごと特集をして頂いたのですが、こちらがこのたび書籍化されることになり、本日その見本誌が届きました。
詳細図解 木造住宅のできるまで|関本竜太著
エクスナレッジ・8月23日ごろ発売予定(予約受付中!)
https://www.amazon.co.jp/dp/476782916X/
中身は先の建築知識の内容とほぼ同じなのですが、判型がひとまわり大きくなり、またオールカラーで大変見やすくなりました。また、追加で各所にコラムや板金のちょっとした納め方など、内容を大幅に加筆させて頂いています。
ちなみにまだ発売前で、書店発売は8月23日ごろの予定です。
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内容は設計者が現場監理のために知っておかないといけない内容から、「それ設計者が知ってる必要ある?」というようなものまで網羅した一冊になっています。
しかし案外図面を描いていると、ここってどうやって作るんだろう?とか、壁と天井はどちらを先に施工するのだろう?とか、意外とつまらないことで設計の手が止まってしまうことがあるものです。
本書はそんな施工プロセスを一つの住宅を軸に、コマ送りするように通しで見てゆけるので、初学者から中堅の設計スタッフさんまで、幅広く木造住宅の現場を学んで頂けるものになっていると思います。発刊されましたら、どうかお手に取ってみて下さい!
ちょっと前からだいぶ残念な感じになっていた事務所のスタッフの椅子を、このたび一新しました。
vertebra03 / ITOKI
design: 柴田文江
https://vertebra.jp
座り心地もさることながら、デザインの良い椅子をずっと探していました。このvertebra03 は、事務家具大手のITOKIが出しているという点にまず驚いたことと、そのデザインを外部のデザイナー(柴田文江氏)に委託し、しっかりそれをクレジットしている点が素晴らしいと思います。
張地も自由に選べて、問い合わせたら山ほど送られてきた生地の中から、Knollの鮮やかなオレンジをスタッフと相談して選びました。このKnollのテキスタイルを選べるあたりも、デザイナーの意向が入っていそうで好感が持てます。
そして座り心地。これは最高に素晴らしいです!スタッフも大喜び。後ろにもたれかかると、座面が前にスライドするので、ちょっとリラックスする姿勢にもちゃんと追従してくれます。
私は別の椅子なのですが、私も欲しくなっちゃいました!
合わせるべきは屋根か、はたまた外壁か…。
軒どいの色を決めるときに、いつも悩みます。屋根や鼻隠しの色は濃いめの色で引き締めたい。しかし外壁は明るい色にしたい。軒どいをこげ茶にして、縦どいも共色にすると白い外壁にこげ茶色の縦どいのシルエットが入ってしまう。それならばと縦どいをシルバーにすれば、折角引き締めた軒先のラインもシルバーに…。
それなら軒どいと縦どいの色を変えればいいじゃないかと思うでしょう?そこのアナタはわかっていない。街を歩いていると軒樋と縦どいの色を変えている家をよく見るのですが、これがことごとく失敗している。とってもみっともないことになっている。
原因はおそらく縦どいと軒どいとのジョイント部。ここがすっきりしていないから、そこにどうしても目が行ってしまう。
現在進んでいる現場でもまたこの問題にぶつかりました。またこの問題か…。うんざりしながらどうしようかと悩んでいると、ふと去年の暮れにタニタハウジングウェアに訪問した際に見せられた、とある試作品のことが頭に浮かびました。それは同社のスタンダード半丸のトレードマークであるラッパ型の集水器ではなく、T形のジョイントにしたパーツでした。
これどう思いますか?と訊ねられたものの、正直私は現行のラッパ型集水器が気に入っていたので、これをどういう状況で使うのが良いかわかりませんでしたが、今はっきり理解しました。そうか、こういう時に使うんだ!
ジョイント部のサンプルを急遽取り寄せて現場に当ててみると、想像以上に良い感じ。実際に取り付けてもらいましたが、言わないとわからないくらいに馴染んでいる。長年の問題が今一気に解決した感じ!たぶんこういう用途に開発した商品ではなかったのかもしれませんが、今後はうちのスタンダードになるかもしれません。
この「T形ドレン」は、スタンダード半丸のラインナップに今年の5月末から加わっているようですよ。
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