15. 11 / 15
東京競馬場へ
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sekimoto
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今日はJRAにお勤めのクライアントにご招待を受け、家族とスタッフを連れて東京競馬場へと行ってきました。これまで競馬はやったことがなく、スタッフも皆今日がはじめての競馬体験です。
はじめての東京競馬場は、とっても大きかったです!
着いて早々、その建物の規模に圧倒されました。その目的からも、観客席が大きくせり出していて、構造物としても大変迫力があります。

そしてこの空間!木質ハイブリッド梁など見所が満載です。…て思わず建築ばかりに目が行ってしまいますが、今日は建築を見に来たのではありません。
馬はいったいどこにいるのでしょう?

いました、いました。
こちらがパドックです。出走前の馬がここでぐるぐると回っています。皆熱心に見入っています。

クライアントによるアテンドで、来賓席に通して頂きました。
ここが噂に聞く来賓席なのですね。下々を見下ろす…いや、他意はありませんが、なんだか良い気分です。

馬券の買い方を教えて頂き、早速実践編。
新聞のコメント欄を読み込んで、勝ち馬を予想してゆきます。…といっても最初なので、まずは単純に新聞の予想で◎や○が多く付いている馬を買うという単純な作戦から入ってゆきます。
しかしどうしてどうして。たったこれだけでもかなりの確率で当てることができます。クライアントもおっしゃっていましたが、当たらない競馬ほどつまらないものはありません。釣りと同じですね。

ところが何レースか経験すると要領を得てきました。もうちょっと複雑な組み合わせを試したり、冒険したり。スタッフらは熱心にパドックへも足を運びはじめました。
私もパドックに行ったのですが、どの馬が良いのかさっぱりわかりません。パドックは諦め、私はナントカのひとつ覚えのように、手堅い馬を片っ端から保険をかけて買うという作戦を愚直に遂行してゆきます。

どちらでもないのがこの人。馬券を買いたいというので適当な馬を言わせて買ってくると、これまたピタリと当てるのです。やはり無欲の勝利なのか…。
我々も最初は半日くらいのつもりで行ったのですが、あまりの面白さにやめられなくなり、結局最終レースまで残ってしまいました。奥さんなどは、途中から京都のレースなども買っていたようです。しかも見事に当てたとか。

よく競馬ですってんてんになった話などを聞きますが、言っても小心者の我々は100円~300円くらいをコツコツ賭けているので、外れてもそんなにマイナスになるわけではありません。2回か3回に一回くらいは勝てるので、負けてもすぐに取り返すことができます。
終わってみると、スタッフ牛島がダントツでウン千円の勝ち(素質あり?)。次が息子で1,500円プラス。あとは1,000円マイナスくらい。そして私は…ダントツの負けでマイナス2,000円ちょっとでした。
敗因は最後に負けを取り返そうと、気が大きくなって突っ込みすぎたためです。ハァ、反省…。

でも今日はとても気持ちが良かったですし、行楽地に遊びに行ってお金を使ったと思えば全然安いと思います。(あ、これは私が自分に言い聞かせている言葉です)
競馬に対するイメージも今日一日ですっかり変わりました。またリベンジを誓って遊びに来たいと思います!
最後にクライアントのSさん、お忙しいところご丁寧にアテンド下さいましてありがとうございました。本当に楽しい一日でした。また希少な来賓席までご用意下さり、貴重な経験になりました。この場をお借りして御礼申し上げます。
15. 08 / 12
越後妻有・その3
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越後妻有の滞在中、一番何が楽しかった?とうちの子に聞いたら、すぐさま「MTB!」と答えが返ってくるでしょう。そのくらい楽しかったそうです。もちろん私も最高に気持ちよかった!
里山十帖の早朝マウンテンバイクツアー。もし宿泊される方がいらしたら、是非これは参加してもらいたい。コースは上越国際スキー場の山頂から、ずっとスキー場のツアーコース沿いにMTBで滑降してゆきます。
ミソはずっと下り坂だということです笑
里山の自然や棚田を眺めながら、約1時間半の滑降は体感的にはあっという間でした。
MTB最高!ただし下り坂限定ですが。




15. 08 / 12
越後妻有・その2
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子供が生まれる前は余裕もなく、生まれてからは周囲に気を遣い、泊まるといえば無難なホテルか安い宿と相場は決まっていました。
衣食住は人にとってなくてはならないものですが、その幅は「寒くなければいい、腹が膨れればいい、雨漏りしなければいい」というところからはじまり、行き着くところは究極の豊かさ(アート)まで様々です。
私もこの歳になり、本当の豊かさとはどういうことか、人をもてなすホスピタリティとはどういうものなのかということについて、考えさせられる機会が多くなってきました。
子供も少し大きくなったので、ただ「泊まれればいい」から、少し高い授業料を払ってゆこうかと思っています。
里山十帖 http://www.satoyama-jujo.com






15. 08 / 12
越後妻有・その1
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越後妻有アートトリエンナーレ(大地の芸術祭)に行ってきました。
大地の芸術祭に行くのは、もうこれで3回目なので、もう 6年越しで通っていることになるでしょうか。場所性や環境と一体となったアートのあり方は、より建築に近く、いつも大変刺激を受けます。
「越後」というのは、そもそも「山を越えたもっと向こう」みたいな意味のようで、「妻有(つまり)」というのはさらに「とどのつまり」ということで、本当に”地の果て”というような意味だったそうです。
そのくらい、この山深い豪雪地帯というのは人を寄せつけない地域だったようで、この地を開拓し、棚田を耕作した先人達の苦労は並大抵のことではなかったと想像します。
それが今では、この大地の芸術祭のために全国から人がやってきます。どこに行っても大盛況。昔の人は、こんなこと想像もつかなかったに違いありません。
地図を片手に訪ね歩くというスタイルは、美術鑑賞というより宝探しに近いでしょうか。今年も新作が追加され、何度来ても飽きることはありません。






高校時代,弓道をやっていた.これまでいろんな競技やスポーツをやってきたけれど,今になってみると弓道が一番自分に合っていたような気がする.段位もあるし,県の大会では準優勝したこともある.あの当時は弦を離せばまっすぐに矢は的に向かって飛んでいった.正直,当時はこんなに簡単な競技はないとすら思っていた.
近頃では体を動かさなくなって久しく,何か手軽にできるスポーツはないかと思っていた矢先,ふと弓道をもう一度はじめてみようかという気になった.市の弓道連盟主催の初心者教室の門を叩き,もうすっかり忘れてしまった弓道の作法を約20年ぶりに学び直したのが今年の春先のことだ.
そこでは目から鱗の連続だった.先生の指導はこれまで言われたこともないものばかり.自分の高校弓道部での三年間は何だったのかというくらい,所作からはじまる弓道の奥深さにあらためて気づかされた.当時の自分は所詮は高校生,「当たればいい」の世界で天狗になっていたようだ.
筋力も落ちているから,当時引いていた弓などは到底引けない.またあの頃は1日100本引くこともあったけれど,今では10本も引けば腕が震えはじめる.けれども,ここにきてようやく本当の「弓道」を学んでいるという実感がある.
この秋~冬は週末も仕事でびっしりで,しばらく弓からも離れていたのだけれど,今日は久しぶりに道場へと足を運ぶことができた.秋晴れの弓道場.でも風は少し冷たく,大きく息を吸い込むと自分の中の澱んだ空気が浄化されていくようだ.頭をからっぽにして,ゆっくりゆっくり弓を引く.
