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越後妻有アートトリエンナーレ(大地の芸術祭)に行ってきました。

大地の芸術祭に行くのは、もうこれで3回目なので、もう 6年越しで通っていることになるでしょうか。場所性や環境と一体となったアートのあり方は、より建築に近く、いつも大変刺激を受けます。

「越後」というのは、そもそも「山を越えたもっと向こう」みたいな意味のようで、「妻有(つまり)」というのはさらに「とどのつまり」ということで、本当に”地の果て”というような意味だったそうです。

そのくらい、この山深い豪雪地帯というのは人を寄せつけない地域だったようで、この地を開拓し、棚田を耕作した先人達の苦労は並大抵のことではなかったと想像します。

それが今では、この大地の芸術祭のために全国から人がやってきます。どこに行っても大盛況。昔の人は、こんなこと想像もつかなかったに違いありません。

地図を片手に訪ね歩くというスタイルは、美術鑑賞というより宝探しに近いでしょうか。今年も新作が追加され、何度来ても飽きることはありません。





11. 12 / 10

弓道場

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> はまりもの
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高校時代,弓道をやっていた.これまでいろんな競技やスポーツをやってきたけれど,今になってみると弓道が一番自分に合っていたような気がする.段位もあるし,県の大会では準優勝したこともある.あの当時は弦を離せばまっすぐに矢は的に向かって飛んでいった.正直,当時はこんなに簡単な競技はないとすら思っていた.

近頃では体を動かさなくなって久しく,何か手軽にできるスポーツはないかと思っていた矢先,ふと弓道をもう一度はじめてみようかという気になった.市の弓道連盟主催の初心者教室の門を叩き,もうすっかり忘れてしまった弓道の作法を約20年ぶりに学び直したのが今年の春先のことだ.

そこでは目から鱗の連続だった.先生の指導はこれまで言われたこともないものばかり.自分の高校弓道部での三年間は何だったのかというくらい,所作からはじまる弓道の奥深さにあらためて気づかされた.当時の自分は所詮は高校生,「当たればいい」の世界で天狗になっていたようだ.

筋力も落ちているから,当時引いていた弓などは到底引けない.またあの頃は1日100本引くこともあったけれど,今では10本も引けば腕が震えはじめる.けれども,ここにきてようやく本当の「弓道」を学んでいるという実感がある.

この秋~冬は週末も仕事でびっしりで,しばらく弓からも離れていたのだけれど,今日は久しぶりに道場へと足を運ぶことができた.秋晴れの弓道場.でも風は少し冷たく,大きく息を吸い込むと自分の中の澱んだ空気が浄化されていくようだ.頭をからっぽにして,ゆっくりゆっくり弓を引く.

11. 11 / 24

百日紅の宴

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> イベント
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『百日紅の家』は2010年に竣工した二世帯住宅.
タイトルにもあるように,クライアントと共に育ってきた百日紅(さるすべり)の木と向き合うように配置されたリビングからは,夏には真っ赤に染まった百日紅が窓いっぱいに広がります.

そんな百日紅を囲む”花見”の宴を,クライアントが企画して下さるようになって今年は2年目.今年は施工を担当したホープスの清野社長,監督の川上さんともに,その奥さんとお子さんも同伴してのご一家での参加.そして僕も息子を同伴し,また9月に退社し百日紅を担当した元スタッフ柴くんも加わっての,今年は盛況な大宴会となったのでした.

クライアントと設計者のみならず,施工者も巻き込んでの食事会というのは実に楽しく,竣工前や直後だとまだ”仕事”という意識もあり,なかなか打ち解けきれないところが,今では”同志”のように語り合えるところもまた魅力のひとつかもしれません.

また住み始めて数年もするとほどよく使い込まれて,その経年具合や使われ方も見届けることができるというのも設計者冥利に尽きるところです.また家づくりに関わった関係者が,こうして仲良く語り合えるというのも素晴らしいことのように思います.また手前味噌ながら,自分が設計した空間というのは妙に居心地が良く,我が家のようについつい寛いでしまうのでした.

たびたび紹介している,ご主人のプロ顔負けの厨房設備から作り出される料理の数々もまたプロ顔負けにおいしかったです.ご準備もさぞや大変だったと思いますが,今年も楽しい会を主催して下さりありがとうございます.また来年も楽しみにしています!

WORKS | 百日紅の家
https://www.riotadesign.com/works/10_sarusuberi/


11. 06 / 12

勝負の確率

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> 遊び


どんなに小さな集団でも、その中で一番になるということは大変なことです。
100人の中で一番になるのと10人の中で一番になるのでは、100人の方が難しいと考えがちですが(理屈ではそうです)、実際にはその難易度は同じなのだと思います。極論すれば、分母は100人でも2人でも同じのような気がします。

今日は弓道の大会がありました。部門は初心者の部とはいえ、私は経験者でもあるので優勝したいとひそかに思っていました。最初は快調な滑り出しで、矢はまっすぐに的に向かって飛んでゆきます。実はこの時点で半分くらい”いける”と思っていました。

しかし後半にいきなり調子を崩します。いつもなら難なく当たる大的にまったく当たらなくなってしまいました。まさかの展開に頭の中は真っ白。最後3位決定戦で競り勝ってなんとか入賞は果たしましたが、勝負というのは本当にわからないものだと痛感しました。

時間を巻き戻してもう一度やり直したい。あー悔しい!!

これも神さまが与えてくれた試練なのでしょう。
練習を重ね、心を磨き、ますます精進したいと思います。

(オマケで花的を狙う競技で小さな賞ももらいました)