越後妻有アートトリエンナーレ(大地の芸術祭)に行ってきました。
大地の芸術祭に行くのは、もうこれで3回目なので、もう 6年越しで通っていることになるでしょうか。場所性や環境と一体となったアートのあり方は、より建築に近く、いつも大変刺激を受けます。
「越後」というのは、そもそも「山を越えたもっと向こう」みたいな意味のようで、「妻有(つまり)」というのはさらに「とどのつまり」ということで、本当に”地の果て”というような意味だったそうです。
そのくらい、この山深い豪雪地帯というのは人を寄せつけない地域だったようで、この地を開拓し、棚田を耕作した先人達の苦労は並大抵のことではなかったと想像します。
それが今では、この大地の芸術祭のために全国から人がやってきます。どこに行っても大盛況。昔の人は、こんなこと想像もつかなかったに違いありません。
地図を片手に訪ね歩くというスタイルは、美術鑑賞というより宝探しに近いでしょうか。今年も新作が追加され、何度来ても飽きることはありません。
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