今年の7月に竣工した「drop」が、KMEW ARCHITECTURAL DESIGN AWARD 2024にて入賞(特別賞)しまして、その受賞式が昨日東急歌舞伎町タワーにて開催されました。

実は1年ほど前、昨年のKMEWアワードの受賞式が前橋の白井屋ホテルで開かれたのですが、私は式の直前までKMEWの藤田常務らと前橋の街歩き&建築ツアーを楽しんでいました。

これから授賞式ということで藤田さんとは別れたのですが、式の出席者たちとすれ違いながらなんだか悔しくなり、「来年はエントリーして授賞式に出るゾ!」とひそかに誓ったのでした。実現して良かった!

式はコース料理のランチの後、受賞ショートプレゼン、審査講評+クロストーク、永山祐子さんによる歌舞伎町タワーレクチャー、記念撮影といった感じで、ほぼ丸一日になりました。

今回のdropではスレート素材とはじめて向き合った住宅でした。スレートの魅力をどこまで引き出せるかを考えて進めた案件だったので、それがこのように評価して頂けてとても嬉しかったです。審査員の方々からは、内部空間も高くご評価頂きました。

審査員の藤本壮介さん、永山祐子さん、成瀬友梨さん、どうもありがとうございました!
藤田さんにも授賞式で会えて良かった(^^)


■ KMEW ARCHITECTURAL DESIGN AWARD 2024

【受賞者発表】
https://www.kmew.co.jp/arc_design_award2024/

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[drop]2024/7月竣工

第17回(令和6年度)かわごえ都市景観表彰におきまして、弊社設計の「越屋根の家」が【都市景観賞】を受賞いたしました!

>> 川越市の公式ページ (2024.11.1)

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■越屋根の家
https://www.riotadesign.com/works/23_koshiyane/#wttl

建て主のAさま、おめでとうございます!また施工して下った堀尾建設さま、造園を施してくださった造園家の小林賢二さま、その他数多の関係者の皆さまに、この場をお借りして御礼申し上げます。


この賞は川越市が「歴史と伝統が香る川越の景観に調和し、今後の都市景観を形成していくうえで、その先駆又は象徴と考えられる建築物等に対して」数年おきに表彰を行うというもので、今年で第17回を数えるそうです。

今年の受賞作を見て頂くとわかるように、「これぞ川越!」と思えるような伝統的都市景観のものが選ばれる中で、今回の我々のような個人住宅が選ばれるというのは大変名誉なことだと思っています。

住宅も都市景観のひとつであり、我々はすまいと同時に街をつくっているという意識でこれまでも活動してきましたので、こうして我々の住宅が川越市を代表する景観のひとつとして認めて頂けたことは、大変光栄なことで励みになります。

実は同賞には過去にも応募をしたこともあったのですが、その時は残念ながら受賞とはなりませんでした。施工を担当した堀尾建設さんも川越を地元としていますので、よく堀尾さんとも川越で仕事をするたびに「景観賞に出しましょう!」が合言葉になってもいました。

ただ同賞は毎年開催されるものではなく数年に一度ということで、私もこの住宅が竣工してからは市役所に直接電話して、今年の開催はあるのか?と確認したりしていました笑

川越で設計したらいつかは取りたいとひそかに目標にしていた賞だったので、個人的にはとても嬉しい受賞でした。年末に授賞式があるみたいなので、こちらも今から楽しみです。

このたびは誠にありがとうございました!!


昨日は所属する日本建築家協会(JIA)住宅部会の納会と、住宅部会賞2023の受賞発表がありました。

この納会をもって、私は昨年度の部会長、そして今年度の副部会長という一連の大役の肩の荷をようやく下ろすことができました。また今年度部会長の久保田さんも大変お疲れさまでした!

住宅部会賞2023では、「巣の家」にて部会賞のうち選考委員の今井均賞を頂くことができました。大変光栄に思います。

賞を頂けたことはもちろん嬉しいのですが、受賞の席で今井均さんより頂いた選評がなにより嬉しいお言葉でした。

「昔から林雅子さんや宮脇檀さんのように、住宅に真摯に向き合ってきた建築家には、その一連の住宅に対して賞を贈るというのがある。この住宅の図面や写真を見れば、関本さんは住宅に真摯に向き合ってコツコツと地道に設計してきたことがわかるし、そういう人でなくてはできない設計。建て主からの厚い信頼も伝わってくる。そういう住宅設計者としての関本さんの一連の仕事を称えて賞をあげたい」

これには本当に涙が出るくらい嬉しかったです。
我々の住宅は、今井さんのおっしゃるように派手さはないし、いつも生活者目線で設計することを心がけているので、大きな賞を取ったり、多くの人を驚かせるような住宅ではないかもしれません。けれども、そんな素朴な一面をこのように拾い上げて頂き、評価を頂けたことは設計者冥利に尽きるの一言です。これまで続けてきて本当に良かった。

大きな賞ではありませんが、大変大きな励みになりました。
今井さん、本当にありがとうございました!またこのような住宅の設計機会を頂きました、建て主のFさんにもこの場を借りてお礼申し上げます。

■ 巣の家
https://www.riotadesign.com/works/22_su/
■ JIA 住宅部会賞2023
https://www.jia-kanto.org/jutaku/news/2780/

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こちらは事務所にかかる過去歴代の住宅部会賞受賞作。
上から「路地の家」「パーゴラテラスの家」「KOTI」、そして今回ここに「巣の家」が加わります。


私の所属するJIA(日本建築家協会)関東甲信越支部・住宅部会において、毎年「住宅部会賞」というアワードを実施しています。これは住宅部会員相互の研鑽や交流を目的としたもので、特別選考委員に渡辺武信さん、選考委員には室伏次郎さんをお迎えし、今年で第4回を数えるアワードとなっています。

今年は2018年に竣工した「KOTI」を出展していたのですが、昨晩こちらのアワードの発表があり、「第4回住宅部会賞2021」部会賞を頂くことができました!(私を含めて5名の部会賞が選出されています)

私の案は選考委員票よりも、参加されていた部会員の皆さまの投票がほとんどで、ある意味今回は部会員の皆さまに選んで頂いたようなものかもしれません。投票下さった皆さま、どうもありがとうございました!昨日は受賞式の進行も私がやっていたので、「栄えある部会賞は…私です!」という非常に奇妙な発表となってしまいました。

実は…
プチ自慢が入ってしまうのですが、私は過去4回開かれているこの部会賞で、私は今回で通算3回目の部会賞受賞となります。もちろん、何度頂いても本当に嬉しいものです。

特別選考委員の渡辺武信さんからは、「関本さんは”メリル・ストリープ”。賞を取りすぎだから、もう引退しなさい!」とまさかの引退勧告。

引退はまだしませんが…実は来年度より、私は第43代住宅部会長をお引き受けする予定なので、来年の部会賞では私は審査委員長を務めることになっています。そのため来年の出展は結果としてお預けです。

来年度(4月~)の住宅部会でも様々なイベントを予定しています。
どうか我々住宅部会の活動にも、どうかご興味を持って頂けたら嬉しいです。そして住宅建築家の皆さま、是非一緒に活動しましょう!

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■ JIA関東甲信越支部・住宅部会
https://www.jia-kanto.org/jutaku/