
モノタロウからのDM。いつもならほぼこのままごみ箱行きなのだけれど、この日はふと手が止まった。ここ最近関心を持っていたジャンルのパーツが並んでいたからだ。でもよく眺めると既視感がある。ここ数ヶ月間で、実際にモノタロウのサイトで調べたことがあるものばかりだった。
つまりモノタロウは、顧客の購買傾向や検索結果をAIで判断して、送る相手ごとに表紙のデザインを変えていることになる。すごく手が込んでいるように見えるけれど、実際には人の手は一切介在していない。ネットに自動表示される広告は見慣れているけれど、顧客に送られる紙媒体広告も、これからはカスタマイズの時代なのだと妙に感心した。
メーカーのカタログも紙で発刊されなくなって久しいけれど、ウェブカタログはどうも慣れない。一方でカタログ掲載品のほとんどは自分では一生使わないものばかり。
これが進めばカタログはダイジェスト的なものになってもっと薄くなるし(続きはウェブで的な)、無駄な折り込みチラシは少なくなるに違いない。
ついでに、相手によって年賀状の文面を自動生成してくれる宛名ソフトも開発して欲しい!
