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sekimoto

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ご報告になりますが、先週にかけて新型コロナに罹患しました。対外的にもらったものではなく家族感染でした。ただ、すでに療養もあけてほぼ全快し、今は通常通り仕事をしています。一部の方にはお伝えしていましたが、大変ご心配とご迷惑をおかけしました。

私のケースでお伝えすると、症状自体は発熱は38度前後をうろちょろといったところで、喉の痛みが特にひどく、それが治まってきたら次第に咳が出始めて、咳は全快した今もまだ少し残っています。もともと咳が出始めると長引く体質なので、こればかりはやっかいだなと思っていますが。

接種も3回受けていたためか全体には軽症で、食欲もあり熱も比較的すぐ下がったので、そこまでつらかったということもありませんでした。それよりも自分がかかることによって周囲に与える影響やインパクトの大きさをあらためて感じました。

先週はオンラインながらもセミナーの進行役や、登壇者として参加する予定だったものもありました。いずれも代役を立てて頂いたり、打合せなどは延期してもらったり、オンラインにさせて頂いたりしました。こちらもご迷惑をおかけしました。

一番厄介だったのはスタッフとの距離感で、うちは自宅に事務所があるので、ある意味毎日テレワークしているようなものではあるのですが、私が事務所に出入りできなくなると支障があることもいくつかあり、事務所への入室時は消毒を徹底したり、マスクを二重にしたりと苦労も絶えませんでした。

ただ健康の時は意識していませんでしたが、人って案外いろんなところに触っているんですよね。例えば入室して手を消毒したとしても、その前に扉を開けている時点で未消毒の手で引手にさわっているじゃないかと思ったり。

消毒した後もつい口元のマスクなどに触ってしまうことがあると思いますが、その手にはすでにウイルスが付着しているんじゃないかとか。飛沫感染にはマスクは有効だと思いますが、手を消毒したとしても、その後どこかを触ってその手で目を触ってしまったとか、これは到底徹底できることではないなと感じました。

感染してしまった人間ってそういうこと考えるんですよ。それまでは比較的無頓着でしたが、感染すると自分自身がバイキンになってしまったような気持ちになるんです。

幸か不幸か今回家族も全員感染し、そして全員完治して仕事にも復帰しています。ただこういうことを書くのは不謹慎かもしれませんが、全員かかったことで感染拡大の報道を見ても怯えることはなくなりました。

ただもう二度とかかりたくないですね。そのくらい身の回りに与える影響の大きいウィルスだと身に染みてわかりました。