21. 09 / 20

大量廃棄社会

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sekimoto

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> 生活
> 社会



「1年間に10億枚の新品の服が、一度も客の手に渡ることもないまま捨てられているらしい-」

こんな衝撃的な書き出しからはじまる。売れ残りが廃棄されるならまだしも、世の多くの商品は一度も棚に並ぶことすらなく焼却される。どうしてそんなことが起こるのか?という内容は本を読んで頂くとして、一消費者として深く考えさせられた。

私はSDGsという言葉が好きではない。その理念にはもちろん共感するし、否定しようのない正論だとも思う。しかしその実践にはとてつもなく大きなハードルがあって、とても泥臭い地道な努力がいるし、覚悟のいることだとも思う。

そんなことを言いながらも、我々は一消費者としてより安く物を買いたいと思っているし、コンビニに行って商品が少なければがっかりする。それって矛盾じゃないの?そんなことがぐるぐると頭の中を巡った。