世田谷美術館での「アイノとアルヴァ 二人のアアルト」展に、昨日ようやく足を運ぶことができました。
20代からずっと追い続けているアールト。一般的に知られていることはだいたい知っているというのに、何度見ても発見があります。アールトへの探求は、私のとってのライフワークとも言えそうです。
今回のアールト展のテーマは、アルヴァ・アールトとその妻アイノ・アールトとの協働による創作という点に軸足が置かれていました。これがとても良かったと思います。
一般にはあまり知られていないのかもしれませんが、アールトといえばアルヴァ・アールトのことを差す一方で、天性の美意識でアルヴァを導き、ARTEKの家具や、アールト作品のため息の出るようなインテリアデザインを実現出来たのは、もう一人の天才建築家にして妻アイノの功績なくしては語れません。
予約制だったため、むしろ混み合わずゆったりと鑑賞出来たのも良かったです。
アアルト展でのもう一つの収穫は、なんと言ってもフィンランドのファッションブランドMAKIAとアアルト財団とのコラボTシャツ!
これ日本では絶対手に入らないやつなんです。しれっとショップに並んでいたので、多分ただの展覧会グッズだと思った人もいたはず。
中でも隅っこの一番目立たないところに置いてあったのがこの水玉、じゃなかったヴィープリ図書館トップライトエディション!これは嬉しい。
展覧会などでよく売っている限定Tシャツは、日常では絶対着ないだろうなと思うのでまず買わないのですが、このTシャツには展覧会のロゴなども入らず、日常でも普通に着れそうです(ALVAR AALTO の文字がさりげなく入っているのも◎)。
世田谷美術館のアアルト展は来週末で終了なのですが、平日も含めて予約チケットはすべてソールドアウトだそう。つづく兵庫県立美術館での展示は、7月10日からはじまるようです。今日滑り込めて良かった!
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