
あけましておめでとうございます。
本年もどうかよろしくお願い致します。
この年明けは昨日まで京都に行っていました。正月に旅行に出かけるのも久しぶりなのですが、京都に行くというのも本当に久しぶりで、少なくとも20年ぶりぐらいにはなると思います。やっぱり京都はいいですね。昔はわからなかったこと、感じなかったことなど、歳を重ねてしみじみと感じることもたくさんありました。
上の写真は伏見稲荷大社でのひとこま。大変な混雑ぶりでした。鳥居の数より多い笑。
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なかでも心に残った銀閣寺でのひとこまについて、以下に写真など上げておきます。皆さまにとって2020年が素晴らしい1年となりますように!
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銀閣寺は圧巻だった。作られたものの解釈を見る者にそのまま委ねるという意味に於いて、禅寺は現代アートに限りなく近い。
圧倒的な作為と不自然さ。人間の意思。石の打ち方、木の枝ぶり、苔の生え方に至るまで、おそらくは人の意思が介在していない部分はないと思うほどに、すべてに神経が張り巡らされている。人間の仕事ってここまで到達できるんだ。
さりげなく立つ竹垣。寄りで見るとすべての枝方向が揃っている。途方もない気の巡らせ方を目の当たりにして背筋が伸びる。新年のはじまりに相応しい。





