解体前の住宅に残っていたテレビ。空き家になってもう30年以上だという。住宅は時に貴重なタイムカプセルになる。
ブラウン管といっても、液晶世代の子たちにはもうわからないかもしれない。生まれた時からカラーテレビだった僕らが白黒テレビを知らないように。あの頃はリモコンなんてなかった。チャンネルを変えることをガチャガチャって言ってた。チャンネルを回すと実際にガチャガチャって音がした。
テレビをつけても絵が出て来るまで時間がかかった。間に合ったと思ってつけたのに、最初の3分くらいは音だけで映像を想像した。そこからぼんやり絵が浮かんできた。
こういう話をすると若い子には、街角の白黒テレビで力道山を見たとか、戦争中は食べるものがなくてね、という話と同じように聞こえるんだろうなと思うとちょっとショック。そんなに昔の話じゃないんだよ。ほんの35年くらい前の話。(十分に大昔)
category
STAFF (88)
建築・デザイン (263)
仕事 (616)
思うこと (255)
子ども (69)
遊び (11)
イベント (107)
生活 (245)
社会 (120)
メディア (178)
はまりもの (47)
NEWS (7)
大学 (57)
未分類 (6)
旅行 (36)
OPENHOUSE (81)
弓道 (6)
タニタハウジングウェア (19)
北欧 (93)
告知 (35)
温熱 (10)
建て主アンケート (3)
AALTO (32)
ディテール (13)
設計相談 (4)
オープンデスク (26)
動画 (26)
オンライン (35)
アワード (4)
求人 (5)
家具 (1)
muni (6)