
昨日は中野にある「デザインファーム」という学校で講演をさせて頂きました。デザインファームというのは少し変わった学校で、建築設計事務所への就職支援や建築家になるための教育を行う建築専門学校になります。
デザインファーム
http://www.designfarm.org/
建築設計事務所というのはやや特殊な業態で、事務所によっては深夜残業や徹夜は当たり前(リオタデザインはありませんが)というところも多いですし、お給料も少なかったり、いわゆる大卒で就職先に選ぶというのはごく少数に過ぎません。そのため、都内の設計事務所などは、このデザインファームからの人材を多く受け入れている実情もあるかと思います。
この学校に通う生徒さんの中には、年齢も40を越えている方や、平日は建築や他の仕事をしながら土日のコースで学んでいる方もいらっしゃるとのこと。私が大学で教えている若い学生さんとは、切実さという意味でも熱量の違いを感じてしまいます。

今回はそんなデザインファームの生徒さんに向けて、「建築とは?」という話からリオタデザインの住宅紹介、フィンランドの話まで90分ほどのお話をさせて頂きました。
その後の打ち上げでも、熱心な生徒さんから作品の講評を求められたり、また実務上の踏みこんだ質問を受けたりなど、デザインファームらしい”アツい”時間を過ごさせて頂きました。こちらも刺激になり、とても楽しい時間でした!
ご参加下さいました皆様、ありがとうございました。またお声がけ下さいましたマキノ校長、そしてご紹介下さった建築家の奥山裕生さんほか、皆様大変お世話になりました。

