
マイレア邸へと足を延ばしました。ヘルシンキからかれこれ片道4時間。マイレア邸はアールトにとって最高傑作と言われる住宅です。竣工は1939年ですから、すでに築80年近くが経過しています。アールト41歳の作品です。
この住宅に足を運ぶのは、もう5〜6回目くらいになるかもしれません。今回来たのは約15年ぶりになります。以前よりも制限が厳しくなり、内部の撮影ができなくなってしまいましたので、ここに載せるのも外観のみとなりますが、本当に素晴らしく何度訪れてもその感動が薄れることはありません。

今回内部ツアーに参加し、あらためて説明を聞きながらディテールを仔細に眺めると、本当に途方もないことをやっています。とても80年前の住宅とは思えません。
この住宅への思いも語りたいところですが、旅先のため時間がありません。以下に載せる写真から察してください。間違いなく、ここは住宅設計者にとっては聖地であり、死ぬまでに必ず訪れて欲しい場所です。今回も本当に来て良かったと思います。





