16/01/04 追加情報
タカギプランニングさんのサイトにも告知が出されました。
http://www.t-p-o.com/buying/C02.php?property_id=59
1/17(日)のオープンハウスに参加ご希望の方は、タカギプランニングさんか弊社関本までご連絡下さい(連絡先はこのブログの末尾にあります)
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突然ですが、2012年に竣工した「川風の家」が売りに出されることになりました。
お仕事の都合で転居しなくてはならなくなり、我々と一緒に建てた家を手放さなくてはいけなくなってしまったとのこと。まだ築4年弱の住宅です。最初はびっくりでしたが、売却にあたっては、設計者としても可能な限りお力になりたいと思っています。
今回の売却における仲介は、タカギプランニングさんにお願いすることになりました。この暮れ(12/28頃)にはタカギプランニングさんのサイトその他での告知がはじまると思いますが、クライアントのKさんより「リオタデザインのファンで大切に住み継いで下さる方がいれば、是非そういう方を優先したい」とのありがたいお申し出を頂き、このたび先行して告知を出させて頂くことになりました。
売り出し価格はズバリ「
(12/23現在|もちろん土地+建物込みです)
ただし、ご家族のご事情もあり、ご入居可能時期は2016年4月1日以降となります(応相談)。言うまでもなく家は一軒しかありませんので、お住まいになれる方もひと組のみです。
年明けの1月17日(日)(予定)に内覧会も予定しているそうです。埼玉エリアで新居をご検討中の方は、是非この機会にご検討下さい!
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『川風の家』
https://www.riotadesign.com/works/12_kawakaze/
所在地:埼玉県志木市(東武東上線「志木駅」よりバスで約10分)
構造:木造 地上3階建
敷地面積:66.30m²/20.05坪
建築面積:35.30m²/10.67坪
法延床面積:84.51m²/25.56坪
竣工: 2012年3月
施工: 堀尾建設
川風の家のクライアントは、実は息子の幼稚園時代の”パパ友”でした。人見知りの私が、唯一仲良く会話を交わすようになったのがクライアントのKさんで、我が家とは文字通り家族ぐるみのお付き合いをさせて頂いています。
そんなKさんから家づくりを依頼され、それはもう張り切って腕まくりしていた矢先に、先の東北大震災は起こりました。
さすがに私の心も折れかけましたし、軒並み進みかけていた計画が凍結されてゆく中、Kさんだけは「今家を建てることに何の迷いもない」とおっしゃって下さいました。
事務所を主宰する者として最悪のことも考えていましたから、この言葉がどんなにありがたかったことか。この家は「川風の家」と名付け、自然エネルギーを最大に活かした家にしようと考えました。
敷地近くに流れる柳瀬川周辺には、「川風」と呼ばれる風の流れがあります。敷地は住宅密集地の中にありますが、この地域風を吹き抜け上部より掴まえて、家の中を循環させるというのが、この家の骨子となっている考えです。
難のある日照も、吹き抜けと北側のトップライトからふんだんに採り入れています。冬期には深夜電力利用による蓄熱床暖房が、リビングエリアを温めてくれます。
また釣ってきた魚をその場でさばいて友人に振る舞いたいとおっしゃるご主人のために、キッチンとダイニングは居酒屋風土間キッチンになっています。今ではうちでも定番の土間キッチンスタイルですが、はじまりはこのキッチンからでした。
そしてキッチン上の吹抜けは子供部屋とつながっています。キッチンに立ちながら、上に話しかければ子供と会話することもできます。
この家の子供は、このキッチン上の吹抜けから、テストの結果をおそるおそる下に吊り下げて渡すのだとか笑。私がこの家で最も気に入っているポイントの一つです。
個室はとても小さいのですが、手前に踊り場があり、ここが子供たちの格好の遊び場になっています。秘密基地のように押入の上によじ登るタラップも設けました。ここからの景色もなかなか格別なのです。
また特徴的なのは玄関。こんなに開放的な玄関は、後にも先にもこの家だけかもしれません。これもKさんご一家のライフスタイルから生まれたものですが、下町の雰囲気を残す街角に、昔ながらの土間空間のような場所を作っています。
とてもオープンなKさんご一家は、もともとこの地にお住まいで、玄関を開け放ち、近所の子供たちがいつでも入ってこられるようにしていました。はじめてお邪魔した時も、どうして玄関が開けっ放しになっているのか不思議でしたが、そのくらいオープンに暮らすというのは今どき珍しいことかもしれません。
そんなに開放的に暮らせない!?
ご安心下さい。ちゃんと曇りガラスの建具によって、ここはちゃんと仕切ることができます。防犯ガラスによって、防犯対策もばっちりです。
網戸もありますから、もし夏に開け放つことができるようでしたら、ここを通る風が階段を伝って建物の中を駆けのぼってゆくことでしょう。
この土間玄関は、釣り好きのKさんが、ここに座って釣りの仕掛けを作っているシーンをイメージして設計しました。この土間の段差部は、すべて引出収納になっていて大容量の収納が隠されています。
下足入れも変わっていて、「各自ロッカー方式」。4人の家族が自分の領域を持って、それぞれに自分の荷物をしまえるようにというご意見を取り入れています。
実際、この家は最高のロケーションの中にあります。
すぐ近くには柳瀬川が流れ、橋から川底を覗くと、大きな魚がたくさん泳いでいるのが見えます。夏には浅瀬で川遊びやバーベキューをしている人もたくさんいます。川沿いには桜並木があり、毎年花見客でも賑わいます。そして土手にはジョギングや散歩を楽しむ人たちもいます。
徒歩数分のところには大型ホームセンターもあり、関越道にもアクセスの良い浦和所沢バイパスのすぐ近くでもあります。首都高速「浦和南IC」までも約15分のアクセスです。
最寄り駅となる志木駅は、東武東上線のほかにも有楽町線や副都心線、東横線などが乗り入れており、池袋はもとより、渋谷や横浜にも乗り換えなしで行けます。池袋まで20分、渋谷までは30分ほどです。志木駅前には丸井などもあり、程よい賑わいもあります。(リオタデザインもあります笑)
冒頭に書きましたように、暮れの12月28日頃より一般告知がはじまります。タカギプランニングさんのお話でも、建物・環境共に申し分なく、すぐに買い手が付くだろうとのことでした。
「リオタデザインの設計した家に住みたいけれど予算が厳しい」とか、「子供の入学時期に間に合わせたい」などのご事情をお持ちの方は、是非前向きにご検討下さい。ただし、実際に入居できるのは2016年4月1日以降となります。
お問合せは以下まで。
・リオタデザイン (担当:関本 riota@riotadesign.com)
・タカギプランニング (担当:野口 info2@t-p-o.com)
この暮れに、どうか家族会議をお願いします!
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