14. 04 / 18

大車輪

author
sekimoto

category
> 仕事
> 思うこと


ずっと追っ手に追いかけられていて,脇目もふらず走り続けているんだけど,ふと気づいて見回すといつの間にか追っ手はいなかったということが仕事ではままある.

やるべきことがいっぱいで,毎日TODOリストを作っては赤線で消していく日々.でも消しても消しても雪だるま式に増えてゆく雑務.でもあれ?気づいたら今日はもうやることなかった,みたいな.

なんでしょうね,仕事のゴールって締切日のようにはっきりしている時もあるけれど,多くの場合はシームレスで,締切日にすべてがきれいに「終わったー!」なんてことは実際にはほとんどない.

往々にしてひとつの仕事の区切りを迎えるときには,もう次の仕事がオーバーラップしていて,しかももう火がつき始めているみたいな.我々は日々マウスのように,大車輪を転がし続けるしかないのだ.

ところが,締切でもないのにすべてが「終わったー!」という瞬間が気まぐれのようにやってくる.前ぶれもなく.ええっ今日ですか?みたいな.前ぶれがあったなら休みたかった,ていう.こういうことが,年に4回くらいあります.