
桜の花に特別な感情を抱くというのは日本人ならではかもしれない.
私も敷地に桜の木があったり見えたりとなれば,(たとえ桜が本当に楽しめるのは1年のうちほんの1週間くらいであったとしても)家と桜の木との関係を考えないわけにはいかない.
今年の2月に竣工した,永福町の「しだれ桜の家」もそのひとつ.しだれ桜が咲く頃に撮影をしましょうと言っていたところ,思いのほか今年は早く咲いてしまって,慌てて撮影をセッティングすることに.
カメラマンさんにもお施主さんにも無理を言って,昨日急遽竣工写真を撮らせて頂いたのだけれど,設計時から思い描いていた”しだれ桜の咲く家”の姿が見れたことで,私としてもようやく竣工したような,パチリとピースがはまったような気がした.
そしてこちらは草加市で現場進行中の「隅切りの家」.川沿いの桜並木を独り占めする家もまた,ようやく小屋組まで見えてきた.来年はここからパノラマのように桜が見えるのですね!うらやましい.どうかお花見誘って下さい笑


