
昨日はここ数年、うちの家具建具の製作を一手に引き受けて下さっている藤沢木工所に足を伸ばしました。
藤沢さんは家具と建具両方を作れる工房で、ほかの家具屋さんに言うと嫌がるような細かい仕事を何も言わなくてもやって下さるとても気持ちの良い業者さんなんです。
新潟の長岡の田園風景の中にある社屋には、田んぼを吹き抜ける涼しい風が吹いていました。工場の窓からはこの景色!

志木から長岡まで片道3時間。でもこの距離を飛ばしていつも現場に来て下さっているんですよね。都内現場だとそれ以上ですね。もう感謝しかないです!
会社にはすでに30年選手の機械が現役で働く傍ら、高周波プレスなど最新鋭の機械も並んでいました。
30年前の加工機なんて時代遅れだと思うじゃないですか。それが違うんです。今の機械掘りはルーターなので丸い穴なんですね。この加工機は角の立った平ノミの溝をきれいに掘ってくれる機械なんです。これが壊れたらもうこの機械は手に入らないそう!
機械に張られたメモ用紙にびっしり入力値が書かれています。これは藤沢木工所の歴史そのものですね。



職人さんもキビキビ働いていて、いろいろ製作風景も実演して見せて頂きました。別の棟の倉庫にはお宝のような材木がびっしり!
いつも神精度の家具建具を製作下さる藤沢さん。そのクラフトマンシップを存分に体感しました!

行きには元スタッフの吉里が内装を手がけたへぎそばの名店、わたや平沢店にも寄らせて頂きました。こっちのお蕎麦も絶品でした。もちろん吉里の仕事も!
スタッフにとっても良い研修になったことと思います。藤沢さん、お忙しい中ご対応ありがとうございました!

