秋晴れの中、葉山の山口蓬春記念館へ。画室や一部の部屋は吉田五十八氏による設計で改修されています。

御殿場の東山旧岸邸もそうですが、吉田五十八氏の建築は和の様式を踏んでいながら、全体のスケールは洋風建築のようでもあり非常にモダンな印象です。随所に繊細な技巧を凝らしながらも、印象はとてもおおらかで骨太につくられています。とても素晴らしく、学びの多い建築でした。

葉山の神奈川県立近代美術館では、現在マン・レイ展も開催されていて、こちらも素晴らしかったです。葉山にお越しの際は、是非この二つをハシゴされることをオススメします!