スタッフを連れてtobufune10周年の『船旅』展にお邪魔してきました。

tobufuneはブックデザイナー小口翔平さんが主宰する事務所。tobufuneの事務所の内装はリオタデザインが手がけています。
https://www.riotadesign.com/works/19_tobufune/#wttl

既存の本の装丁を自分たちで自由に考えるというこの企画、国内トップセールスを挙げる書籍群を手がける事務所だけに、単なる思いつきのレベルをはるかに越え、現在実現可能な最も高度な印刷技術や箔押し技術を総動員して、量産書籍では絶対に出来ないクオリティの装丁がずらり!

またこの仮想の装丁のためだけに、トップイラストレーターにすべてオリジナルの挿画を発注するという徹底ぶり。どれもほぼ芸術品に近い仕上がりでした。

しかもそれをほぼ書籍原価で販売するという太っ腹ぶり。小口さん曰く「本が1冊売れるごとに1万円赤字になる」とか笑。マニアックな技術に目がない弊社スタッフも大興奮!皆何冊も買い込んでいました。

やっぱりtobufuneはハンパない。小口さん、10周年おめでとうございます!!益々のご発展をお祈りしています。