22. 03 / 01

五十肩がきえた

author
sekimoto

category
> 生活


ここ半年ほど、いやもっと前からだったかもしれませんが、右腕を上げようとすると肩に痛みが走って上げられないということが続いていました。右手を後ろに回すこともできないので、背中をかくこともできません。

もしかして、これが世に言う「五十肩」というやつか!と、妙な納得をしてこれまで放置していたのですが、そのうち仕事をしていると右腕にしびれるような痛みが走るようにもなり、少し恐ろしくなって病院で見てもらおうかとも思いはじめていました。

そこでふと思い出したのが、近所にある不思議な整骨院のこと。このことは以前ブログにも書いたことがあるので、ご興味ある方はこちらもお読み下さい。


今日は仕事も詰まっていなかったので、午前中に仕事を抜け出し例の整骨院に。中に通されて症状を伝えると早速始まりました、オーリングテストが。

オーリングテストのことは私が説明するよりも、ネットの記事などを見た方が早いと思います。「オーリングテスト」と検索すれば色々記事が出てくると思いますが、親指と小指をくっつけた”オーリング”をつくるだけで、簡単に体の異常部位がわかるという不思議な診断方法なんです。

手際よい診断で、ものの5分ほどで先生が下したのはなんと「原因は右足のくるぶし」でした。

くるぶし?いやいや、先生私が痛いのは右肩です!と言いたかったのですが、次の一言に凍り付きました。「足を組みながら仕事をしているでしょ」
ええっ、どうしてわかるんですか!?

そうなんです。私は姿勢が悪いと自分でもわかっているのですが、足を組みながら椅子に座り、何時間もパソコンに向かう癖があります。それも右足を床について、左足をその上に乗せるという姿勢です。

先生によると、その姿勢でやや前傾姿勢になると、右足のくるぶしに負荷がかかり、くるぶしが故障しかかっているとのこと。これにはびっくり!

負荷といっても所詮座った姿勢だし、右足首に負荷をかけていたとは夢にも思いませんでした。ただ確かに、ここ最近右足首が急に痛くなって、右足を引きずるようにして歩いていたことがあったことも急に思い出しました。

右足のくるぶしは右肩につながっていて、くるぶしに負担がかかると肩がはずれるという連鎖症状を引き起こしているとのこと。もう天才かと思いました。なにそれすごい。ピタゴラスイッチか。


そこからの治療はこれまた不思議なもので、患部をマッサージするわけでもなく、板状の枕に頭を乗せ、微妙な角度を作って少し衝撃を加えるような方法を何度か繰り返しただけ。その都度立ち上がって、オーリングテストをやってバランスを見てゆきます。

治療時間にして20分くらいだったと思いますが、最後に「これでどうですか?」と右腕を後ろに動かしてもらったら消えてる!あの痛みが。それまで激痛が走った角度でもまったく痛みがありません。うそでしょ。

ここ半年くらい慢性化していた痛みが一瞬で消え、あまりの鮮やかさと不思議さと嬉しさで思わず笑ってしまいました。その後30分くらいかけて、助手の方が丁寧に全身マッサージをしてくれたので、帰り道は道から足が浮いているんじゃないかというくらい軽快で、生まれ変わったようでした。

普通のお医者さんなら、レントゲンを撮ったり、患部をマッサージしたり湿布薬を出すくらいだったかもしれませんね。私の五十肩の原因が、まさかくるぶしだったとは…。


ちなみにこちらの整骨院は、志木市の「ふく整骨院」というところです。これまた検索すれば出てきますので、お困りの方は通院してみると良いかもしれません。オーリングテスト、なんだかおまじないをしているようでとても楽しいです。