今日は最高の陽射しの中、6月に竣工しました「縁側の家」の撮影をさせて頂きました。写真はいつもの新澤一平さん。
縁側の家は、築50年ほどの住宅を改修して2世帯住宅にしたものです。もとの構造が程よく足枷となって、普段はやらないような不思議なプランになりました。結果として空間にも奥行きが出て、これまでの仕事の中でも個人的にはかなり気に入っている住宅です。
全体に”改修した”感がないのは、細部まで破綻なく納めたディテールと高い施工精度の成せる業であるような気がします。それに加えて、建て主さんが本当に愛情深く空間を育ててくれているのがわかります。Nさん、今日は撮影にご協力下さいましてありがとうございました!
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ところで、いつも私の仕事は写真家の新澤一平さんに撮って頂いています。
撮影に立ち会いながら、私は自ら撮影アングルの指定をしたりしますので、新澤さんもさぞややりにくいのではないかと思ったりするのですが、いつもたちどころに私の意図や希望をキャッチして、「そう、そこ!」という絶妙なポイントを掴まえてくれるので感謝しています。まさに撮影は私にとっては写真家との協働作業なのです。
そんな新澤さんは今や引っ張りだこで全国を飛び回っているのですが、各地でお会いされる建築家に「関本さんの写真も撮っていますよね?」と声をかけられるのだとか。新澤さんを知ったきっかけが私との写真だったとしたら光栄なことです。また今回の新澤さんの仕上がりも楽しみです!
※このブログの写真は私が撮った写真です。
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